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鈴木浩介・林遣都・有村架純ら15人のキャストで安部公房の戯曲『友達』を上演!

上段/ 林遣都 有村架純 鈴木浩介 下段/浅野和之 キムラ緑子 山崎一

深夜、ある男に静かに忍び寄る足音。現れた見知らぬ9人家族は、皆、親しげな微笑みをたたえ・・・。
新世代をリードする劇作家・湚出家の加藤拓也が、安部公房の戯曲『友達』に大胆に切り込む!
林遣都、有村架純、鈴木浩介、浅野和之、キムラ緑子、山崎一をはじめとする多彩な15人のキャスト陣で描く世界の果てで、私たちは何に出会うのか・・・?

シス・カンパニー×加藤拓也の初タッグ作『たむらさん』(2020年10月)に続く安部公房の『友達』で、再び観る者の心をザワつかせる世界を届ける。

加藤拓也は、現在、NHK よるドラ『きれいのくに』の脚本でも注目を集めている気鋭の劇作家・演出家。今回向き合うのは、生前、「最もノーベル文学賞に近い作家」と呼ばれ、世界的評価も高い安部公房の戯曲『友達』。

小説、戯曲、映像作品と幅広い分野で活躍した安部公房が、その後半生の情熱を傾けた演劇活動を語る上でも、ひときわ輝きを放つ本作は、彼の小説『闖入者』をベースに戯曲化。1967年(昭和42年)に青年座で初演され、同年の「谷崎潤一郎賞」を受賞。三島由紀夫をして「安部公房氏の傑作」と言わしめた。

不気味なのか滑稽なのか、、、無意識なのか作為なのか、、、
男をジワジワと取り囲んでいく謎の9人家族や周囲の人々の論理に、気鋭の演劇人・加藤拓也が大胆に切り込む。

そして、いよいよ、この特異で不思議で可笑しな関係性を演じるキャスト陣の顔ぶれが明らかになった。
不条理な状況に追い込まれていく「男」を演じる鈴木浩介に迫るのは、安部公房スタジオ出身の浅野和之、硬軟自在な演技で魅了するキムラ緑子。
第 28 回読売演劇大賞最優秀男優賞に輝く山崎一が率いる謎の3兄弟・3姉妹たち。その中でも、ドラマ『姉ちゃんの恋人』での共演が人気を呼んだ有村架純、林遣都が、今度は小劇場空間で家族として登場することに! その有村架純は、2014 年「ジャンヌ・ダルク」以来7年ぶり2度目の舞台出演となり、その舞台での演技への注目はもちろん、林遣都との舞台での共演にも期待が高まる。
加えて、岩男海史、大窪人衛、富山えり子、伊原六花、内藤裕志、長友郁真、手塚祐介、西尾まり、鷲尾真知子の盤石な布陣が実現!
さあ、何が始まろうとしているのか・・・今後の続報に期待!

~INTRODUCTION~
ある夜、ひとりの男(鈴木浩介)の日常に忍び寄る、見知らぬ「9人家族」の足音。
祖父(浅野和之)、父母(山崎一・キムラ緑子)、3人兄弟(林遣都・岩男海史・大窪人衛)、
3人姉妹(富山えり子・有村架純・伊原六花)から成る9人家族は、それぞれに親しげな笑みを浮かべ、口々に隣人愛を唱えながら、あっという間に男の部屋を占拠してしまう。
何が何だかわからないまま、管理人(鷲尾真知子)、警官(長友郁真・手塚祐介)、婚約者(西尾まり)、弁護士(内藤裕志)と、次々に助けを求め、この不条理な状況説明を試みるが埒があかない。
しかも、彼らは、どんどん「家族の論理」に加勢していく流れに…。
一体、この「9人家族」の目的は何なのか?  どこからが日常で、どこからが非日常なのか?
この男を待ち受けるのは、悲劇なのか、はたまた救済なのか?

【公演情報】
シス・カンパニー公演 『友達』
作: 安部公房
上演台本・演出:加藤拓也
出 演:浅野和之(祖父) 山崎一(父) キムラ緑子(母) 林遣都(長男) 岩男海史(次男) 大窪人衛(三男) 富山えり子(長女) 有村架純(次女) 伊原六花(三女) 鈴木浩介(男) 西尾まり(婚約者) 内藤裕志(警官) 長友郁真(警官) 手塚祐介(弁護士) 鷲尾真知子(管理人)
●9月◎東京公演 新国立劇場小劇場
●10月上旬◎大阪公演 サンケイホールブリーゼ
〈一般前売開始日〉調整中

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