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浮世企画が、微ファンタジー家族劇『誰そ彼』を駅前劇場で上演!

様々なキャリアを持つ俳優のキャスティングを武器に、人間の弱さや滑稽さを描くと同時にそれを肯定する物語づくりが特徴の、幅広い作品世界を持つ浮世企画。今回は、「見たいものしか見ようとしない」で生きてきた兄弟の対立と、その傍らで擬似家族のように集まって暮らしている「見ようとしなければ見えない」妖怪たちの物語。登場人物全員駄目人間(人間じゃないもの含む)の、逢魔が時に起こる、人と妖怪たちで紡ぐ「2019年の民話、微ファンタジー家族劇」。
キャストには、ジャンルを問わず数多くの舞台に出演する松本亮、舞台『文豪ストレイドッグス』など舞台を中心に活躍する田中博士、 映画『恋とさよならとハワイ』で主演を務めた綾乃彩、『僕のヒーローアカデミア』などの声優としても活躍している櫻井馨織、『TOKYOキャラバンそら MAP』などに出演経験のある小野匠、動物電気を始め様々な舞台で活躍している松本D輔、ブルドッキングヘッドロックのメンバー髙橋龍児、これからが楽しみ!若手女優の成瀬志帆、舞台・映像などで広く活躍する鈴木アメリ、コンドルズのメンバーぎたろー、やはり舞台やCMなどで活躍する本井博之、といった多彩で個性豊かな俳優たちが集合!

【今城文恵(浮世企画代表・脚本・演出担当)からのメッセージ】

浮世企画の作品にはこれまでもカッパや座敷童子がフラフラと登場してきましたが、今回はそんな人ではないものが大挙して現れます。
と言っても、役者さんが特殊メイクをする訳ではありません。
ちょっとだけどこかがズレてる、そのために無視されたり、怖がられたり、否定されたりする、そんな彼らです。
そして、それは人間も同じなのです。
浮世企画が謳う「登場人物全員駄目人間」に、※人間でないもの含む、という注意書きを足して、ハチャメチャに多彩な俳優陣とお送りする(こんな座組は浮世企画でしか見られませんよ!)演劇。無理くり一言にまとめるなら、微ファンタジー家族劇かな。
私の大好きな駅前劇場にてお待ちしております。

【あらすじ】

東京で根無し草の生活を送る原守眞一郎は、弟から「実家を更地にする」と伝えられ、数年ぶりに故郷に帰る。
実家に住んでいた父が自動車事故を起こして入院してからというもの、家は事実上空き家になっていたのだ。
が、眞一郎が足を踏みれると、リビングで見知らぬ4人組がくつろいでいて、おまけにそれぞれムジナ、鬼婆、ぬらりひょん、時計の付喪神だと名乗る・・・
彼らに「せっかく見つけた居場所を壊さないで」と懇願された眞一郎は奇妙な4人組を受け入れるが、その代わりに今まで目をそらしてきた家族や過去を突きつけられ・・・

夕暮れどきに起こる、見たいものしか見ない兄弟と、その周りの見てほしい人や人ではない者のお話。

【公演情報】

浮世企画
『誰そ彼』
脚本・演出◇今城文恵
出演◇松本 亮 田中博士 綾乃 彩 櫻井馨織 小野 匠 松本D輔 高橋龍児(ブルドッキングヘッドロック) 成瀬志帆/鈴木アメリ ぎたろー(コンドルズ) 本井博之
9/19(木)~23(月・祝)◎下北沢 駅前劇場

HP:http://ukiyokikaku.jimdo.com/

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