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風間杜夫、豊原功補、石田ひかりらの出演する岩松了の最新作『青空は後悔の証し』開幕!

岩松了が作・演出する明後日のプロデュースの最新作『青空は後悔の証し』が、 5 月14日に東京シアタートラム開幕した。(29日まで。6月4日・5日には大阪・梅田芸樹劇場シアター・ドラマシティで公演)

《STORY》
その部屋の窓は広い。
窓からは建築途中の青空にのびる建物の尖塔が見えた。
パイロットを退職したロウ(風間杜夫)とロウの息子ミキオ(豊原功補)とその妻ソノコ(石田ひかり)は以前は同居していたが三年前に別居し、今は家政婦の玉田(佐藤直子)がロウに仕えている。
ロウはパイロット時代にスチュワーデスとして働いていた部下、今は郊外で小さなレストランを営んでいる野々村という女性と久々の再会を楽しみにしていた。当時ロウは人間関係に疲れていた野々村を励まし、救いの手を差し伸べたことがある、いわば善行の思い出だった。ところがその再会を前にしたある日、野々村のレストランで働いてるという若い女(小野花梨)が訪ねてきて…。

出演は岩松作品は常連の風間杜夫をはじめ、脚本家、演出家、映画プロデューサーもつとめる豊原功補、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍する石田ひかり、岩松作品は14 年ぶりとなる佐藤直子、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演して若手注目株の小野花梨という、実力派かつ個性豊かな5俳優たち5人。
岩松了独特の少しよじれた人間関係と、探り合うような会話で進められ、結末の読めない面白さの中で物語は進んでいく…。

【コメント】
この公演の初日を迎え、岩松了と出演者からコメントが届いた。

岩松了:作・演出
シアタートラムでは、女子高生の話を書いた2013年の『不道徳教室』から9年振りの公演になります。
『青空は後悔の証し』は年齢を重ね、それぞれに社会性を背景にかかえて生きてきた父親と息子の関係を書こうと思いました。そんな関係を風間さんと豊原くんという優れた俳優たちにやってもらったら面白いかなと。一輪の花として石田ひかりさんには息子の妻を。ひと組の親子、ひと組の夫婦。この人たちが見上げる「青空」はどんな色なのか、劇場で一緒に見上げて頂ければと思います。

風間杜夫
不安もあるけれど、早くお客さんに観て頂きたいという期待感の方が大きいです。
お客様の想像力に委ねる部分のある作品なので、観てくださった皆さまそれぞれが違う思いで眺め、それぞれに異なる印象を持つと思います。それだけに感想をお聞きするのが楽しみです。
観劇して下さった皆さまの心に深く何かを残してゆく作品になるということは間違いありません。
お待ちしています。

豊原功補
数年前、岩松さんの戯曲に立つ風間杜夫さんとの座組みをやりませんかとひとりひとりにぼちぼちとお話をして快諾をいただき、さて実現へと逸る気持ちを知ってか知らずかパンデミックという悪魔に延期を余儀なくされてやっとの今、思い叶ってとうとう開幕の日を迎えようとしています。
その今回の作品、岩松さん書き下ろし戯曲でしか味わえないブラックホールとも言うべき遠距離感と茶柱を見つめる近距離感は思いっきり濃度を高めて混在し、風間さんのどこまでも真面目で不真面目な得体の知れぬ存在感がその独特の戯曲世界に立ち上がっていくのがそばで見ていて堪りません。
と私はそれを他人事のように楽しんでいる場合でもなく、ご存知の方には説明も無粋というものですが岩松作品での登場人物は骨格をはっきりさせようとすればするほど遠ざかってしまうという迷路なところもあり、自虐と苦悩をひと回りしながら楽しむようなやや危ない脳内活動の時間に没入させてもらっています。結局は観客の入った本番から少しずつ見えてくる役柄の正体を待つしかないのだけど。
みなさまにも多くを感じ、劇場を楽しんで頂けますよう。

石田ひかり
人生初の岩松作品は、想像を遥かに超える難しさと厳しさでした。わたしは今まで一体何をしてきたのだろうと思えるほど、岩松さんの稽古は厳しく、深く、これまで味わったことのない感情の連続でした。また、「セリフ自体にそんなに意味はない」「大事なのは関係性」「感情を幾重にも」「窮屈なキャラクターにならないで」「言葉は身体の状態だから」などなど、忘れたくない、忘れてはいけない言葉たちを浴び続けた時間でもありました。
果てしなく続くと思われた稽古を終えて、いよいよ初日となります。あとは終わっていくだけなのかと思うと、早くも寂しさを感じる自分に驚いています。岩松さんに教えていただいた事を心と身体に染み込ませ、出演者のみなさんと心をひとつにして舞台に立ちたいと思います。岩松さんの世界へ、どうぞいらしてくださいね。劇場でお待ちしています!

 

【公演情報】

作・演出:岩松 了
出演:風間杜夫 石田ひかり 佐藤直子 小野花梨 豊原功補
●5/14~29◎東京公演 シアタートラム
〈料金〉8,000円 トラムシート4,000円 U-22  4,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
●6/4・5◎大阪公演 梅田芸樹劇場シアター・ドラマシティ
〈料金〉8,500円 U-22  4,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※U-22 (東京・大阪ともにローソンチケットのみ/当日指定引換券/枚数限定/要身分証明書提示/税込)
〈チケット取り扱い〉MITT 03-6265-3201(平日12:00~17:00)
〈公式サイト〉https://asatte.tokyo/aozora/

 

【舞台写真/山崎伸康 @asatte_produce】

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