新国立劇場演劇研修所第15期生 試演会『七本の色鉛筆』を上演!
新国立劇場演劇研修所では、2019年入所の第15期生の試演会『七本の色鉛筆』を10月19日~24日、新国立劇場 小劇場にて上演する。
第15期生は8月の朗読劇『少年口伝隊一九四五』をへて、今回、試演会『七本の色鉛筆』に臨む。矢代静一による本作は、昭和20年夏の日本の敗戦前から戦後へと移りゆく中で、時代に翻弄されながらもそれぞれの人生をしなやかに生き抜く父と七人の娘たちの物語。1973年に文学座公演として初演された作品で、5年前の研修所内発表会でも本作品の演出をつとめた田中麻衣子の演出で、新たに蘇る。
【登場人物】
〈喜多家の人々〉
父 五十五歳 大学教授
恵子(長女) 三十歳 幼稚園の先生
菊(次女) 二十八歳 独身、雑誌編集者
みな子(三女)二十六歳 人妻、オデン屋経営
まり(四女) 二十四歳 人妻
明子(五女) 二十二歳 独身
文代(六女) 二十歳 独身、OL
巴絵(七女) 二十歳 独身
みちる(母)
田所 四十歳 貿易商
みな子の夫 二十歳 無職
宮島 三十五歳 酒屋
女子修道院院長 フランス人
少女時代の菊
【ものがたり】
母の初七日に集まった大学教授・喜多の七人娘。にぎやかに母の思い出話や近況報告をする五人の姉を前に、久しぶりに帰ってきた双生児の六女の文代が、自分と七女の巴絵は父の子ではないと言い出し、一同騒然となる。……敗戦直前の夏から戦後二十年ほどの物語。
【公演情報】
作:矢代静一
演出:田中麻衣子
キャスト:
新国立劇場演劇研修所第15期生/安藤百合 笹野美由紀 末永佳央理 土平和加子 日沼りゆ 若林古都美 神野幹暁 須藤瑞己 福士永大
新国立劇場演劇研修所修了生/高橋美帆(9期修了)
●10/19~24◎新国立劇場 小劇場
〈料金〉A席3,300円 B席2,750円 ジュニア券・学生券1,000円 Z席1,650円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※ジュニア席はボックスオフィス(電話およびWeb)にて取り扱い。入場時に年齢が確認できる証明書の提示をお願いする場合があります。
※学生席はボックスオフィス(電話)および公演ウェブサイト上フォームにて取り扱い。お引き取りの際には、学生証が必要です。
※Z席は公演当日、朝10:00から新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブンイレブンの端末操作により全席先着販売。1人1枚。電話予約不可。
〈お問い合わせ〉新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 (10:00~18:00)
Web:http://nntt.pia.jp/
〈公式サイト〉https://www.nntt.jac.go.jp/play/nntdramastudio-seven-colored-pencils/