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げんこつ団最新作『ファクト・リ』は、”失われた30年を働き続けた女の、体感ナンセンス喜劇”! 

”30年分の過去作品を木っ端微塵に解体し、そこに転がるあらゆる部品を、新構築する最新作!”と銘打った一十口裏率いるげんこつ団の最新作『ファクト・リ』が11月3日より駅前劇場にて開幕する。

30年間、ほぼ女性のみの出演者たちが入れ替わり立ち替わり老若男女を演じ分け、社会を斜め下から切り刻み、一十口裏のシュールな脚本とリアルな演出、不穏な映像を散りばめた唯一無二の作風で、不敵な笑いを誘い続ける孤高の劇団げんこつ団。

主宰の一十口と30年間共に活動してきたげんこつ団・副団長の植木早苗から、今公演へ向けたメッセージが届いた。

【植木早苗(げんこつ団・副団長)からのメッセージ】

はじめまして。げんこつ団・副団長の植木と申します。
さて今回のげんこつ団は30周年公演と銘打ってますが、気付けば30周年じゃね? 記念公演じゃね? なんて、スペシャル感は後付けでスタート致しました。

あっという間の30年。
とはいえ、中々30周年なんてないんじゃね? ということで、第一章から第六章の記念動画を作成して、YouTubeで公開したりして。
それが本編とリンクしてたりなんかして。

そして思い返せば30年前、「演劇ぶっく」の小さいげんこつ団のメンバー募集欄を見た時の胸の高鳴りを思い出して、センチメンタルな気分になったりならなかったりなんかしちゃって。

そんなこんなでただ今、絶賛稽古中。
スペシャル感は後付けでしたが、内容はしっかりスペシャルなものになりました。

昔のシーンの部品(登場人物や事象)を取り出して、新しいものに新構築してお届け致します。
懐かしいあの人や、え? こんな人まで? なんて面々が、映像で登場するやも。

こんなご時世だからこその馬鹿馬鹿しさを、お届けします。お楽しみに。
げんこつ団のホームグラウンド、下北沢駅前劇場でお待ちしております。


▼メッセージ内にあった映像はこちら▼

げんこつ団公式サイト
http://genkotu-dan.official.jp

30年の歴史を「講座編」「捜査編」「実録編」に分け振り返る! 懐かしい映像から、未知の映像まで。『ファクト・リ』が楽しみになること請け合いです!

 

【作品紹介(チラシ・公式サイトより)】

人里離れた工場で、人知れず起きた爆発事故。
全てのモノが壊れてしまった、そこで一体 何があったのか。
瓦礫に残ったモノたちが、縦横無尽に蠢き出す。
壊れてしまったモノたちが、自由奔放に色めき立つ。
そうしてやがて、そこにナニかが聳え立つ。

ここで一体、何があったのか。
或いは何も、無かったのか。
失われた30年を働き続けた、
ある女の体感喜劇。

 

【公演情報】

げんこつ団30周年公演
『ファクト・リ』
11/3~7◎駅前劇場
脚本・演出・映像◇一十口 裏
出演◇植木早苗 春原久子 河野美菜
池田玲子 三明真実 丹野 薫
三枝 翠 天笠有紀 藤岡悠芙子
映像出演協力(敬称略)◇池谷のぶえ 千葉雅子(猫のホテル) 新井友香(劇団宝船)
澤田育子(拙者ムニエル|good morning N°5〉
藤田記子(カムカムミニキーナ|good morning N°5)
舘智子(タテヨコ企画)遠藤弘章(東京タンバリン)菊川朝子(Hula-Hooper)
秋月三佳 伊藤美穂 工藤史子 川端さくら(乙女装置)辻崇雅(10・Quatre)
しじみ 大場靖子 武輪加奈子 久保田琴乃 中山裕康 古川万城子 加島愛

▼公演特設サイト▼
http://genkotu-dan.xxxx.jp

 

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