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新国立劇場演劇フルオーディション企画第4弾『イロアセル』開幕!

伊藤正之 箱田暁史(撮影:引地信彦)

新国立劇場でフルオーディション企画第4弾『イロアセル』が、11月11日に開幕した。

倉持裕が2011年に書き下ろした戯曲を、自らが演出。ネット・SNS社会における匿名での発言の功罪、日常での対話や発言の在り方を改めて問う作品だ。

物語の舞台は海に浮かぶ、小さな島。その島民たちの言葉にはそれぞれ固有の色がついている。それは風に乗って島の空を漂い、いつ、どこで発言しても、誰の言葉なのかが島のどこにいても特定されてしまう。だから島民たちはウソをつかない。ウソをつけない。

ある日丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来る。島民は気づく。彼らの前で話す時だけは、自分たちの言葉から色がなくなることに──。

ネット上に溢れる匿名だからこそ話せる抑えてきた本音、匿名という隠れ蓑を利用した無責任な発言─。2020年代のSNS社会を揶揄したような架空の島のおとぎ話。ネット社会やコロナ禍において、対面を必要とせず、言葉だけに頼るコミュニケーションツールが発達・増加した現代に、日常における対話や発言の在り方を、今改めて問いかける。

【コメント】
作・演出:倉持 裕
フルオーディションによるキャスティング、稽古、スタッフミーティング、いずれもじっくり時間をかけて当たりました。おかげでいつもより平常心でこの日を迎えることが出来た気がします。
この作品は、SNS社会に対する批評がベースにはありますが、人間の業を描いた喜劇でもあります。そんなテーマやストーリーのことなど考えず、色とりどりの仕掛けを眺めているだけでも楽しめると思います。皆様、ぜひご覧ください。

囚人役:箱田暁史
第4回目のフルオーディション公演『イロアセル』がいよいよ開幕となりました。「囚人」とはいったい何なのか? 「色」とは? ずっと考えています。
私たちはいつも他人の目を気にし評価を気にしています。それは必要なことです。より良い社会とはみんながちょっとずつ我慢することできっと成り立っている。出さなかった声があるということです。じゃあその我慢した声、思いはなかったことになるのか?

そんなことできるのかな? みたいなことをぐるぐる考えているんです。こういうことって一言で言い表せないから物語が、演劇が存在しているんだと思います。ぜひ劇場で、体感していただけたらなと思っています。

開幕ニュース https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_021581.html
稽古場動画公開 https://youtu.be/srClmlgWeJA

【公演情報】
『イロアセル』
作・演出:倉持 裕
出演:伊藤正之 東風万智子 高木 稟 永岡 佑  永田 凜 西ノ園達大 箱田暁史 福原稚菜 山崎清介 山下容莉枝
●11/11~28◎新国立劇場・小劇場
〈料金〉A席7,700円 B席3,300円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット〉ボックスオフィス 03-5352-9999
Webボックスオフィス http://nntt.pia.jp/event.do?eventCd=2116461
〈公演サイト〉https://www.nntt.jac.go.jp/play/iroaseru/

※「時間をかける、ということ」演劇2作品通し券のご案内
2021年11月と12月に上演される2作品を同時購入でお得にお買い求めいただけます。
・11月公演『イロアセル』(作・演出 倉持 裕)
・12月公演『あーぶくたった、にいたった』(作:別役 実 演出:西沢栄治)
〈料金〉12,800円(正価 14,300円のところ、10%OFF) 購入特典として「プラスワンチケット10%割引きクーポン」をもれなくプレゼント!
詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_020783.html

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