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扉座の劇団創立40周年記念『解体青茶婆』上演決定!

横内謙介が率いる劇団扉座が、創立40周年記念『解体青茶婆(かいたいあおちゃばばあ)』を、6月末~7月、厚木市文化会館と座・高円寺で上演する。

本作は、”コロナ禍における公演に臨み、横内謙介が医学をテーマとして、杉田玄白の『蘭学事始』に記された、江戸の蘭方医たちによる人体解剖見学の顛末をオリジナルの新作戯曲として書き下し、自身の手で演出する。

“感染予防対策として稽古場、楽屋を密にしないためにも登場人物を絞り込み、劇団の実力者を中心とした座組にし、エンタテイメント性よりも社会性、芸術性を高めた、重厚で硬質なセリフ劇の作品創りを行う。

~解体青茶婆~
明和八年(1771年)小塚原の刑場で、青茶婆と呼ばれた毒婦が斬首されます。
養育費目当てで幼児を引き取っては殺していたという希代の悪人です。この鬼婆の死体が、我が国の医学の発展に寄与することになりました。蘭方医・杉田玄白、前野良沢らは人体内部の観察が不可欠であると知りつつも、漢方が正統とされたこの時代、その機会が得られませんでした。それが青茶婆の死体に限って奉行所より珍しく腑分けの許可が下り、その見聞が解剖書『解体新書』の翻訳出版と言う偉業に繋がったのです。
コロナ禍で医療のことをいろいろ思いました。彼らの功績を称えつつ、解剖された死体の側から見た裏蘭学事始みたいな新作を書き下ろす予定。

【公演情報】
劇団扉座第70回公演
劇団創立40周年記念企画『解体青茶婆』
作・演出:横内謙介
キャスト:岡森 諦、中原三千代、有馬自由、山中崇史、犬飼淳治、鈴木利典、新原 武、砂田桃子、小川 蓮

●6/26・27◎厚木公演 厚木市文化会館・小ホール
〈料金〉一般4,500円 学生券2,000円(要学生証)(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉厚木市文化会館チケット予約センター046-224-9999(10:00~17:00/休館日を除く)
https://atsugi-bunka.jp/

●6/30~7/11◎東京公演 座・高円寺1
※6月30日19:00開演の部=ミナクルステージ
※7月10日18:00開演の部=ラクイブナイト
〈料金〉前売・当日共5,000円 学生券3,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※学生券(扉座でのみ取扱・当日学生証持参)
※ミナクルステージ<19:00開演の回>一般 3500円 学生券3000円(前売・当日共)
〈お問い合わせ〉劇団扉座 03-3221-0530 (12:00~18:00 土・日・祝休 公演中平日12:00~15:00)
〈扉座オンラインチケット〉 http://www.tobiraza.co.jp
〈座・高円寺チケットボックス〉03-3223-7300(10:00~18:00/月曜定休)窓口(10:00~19:00)
https://za-koenji.jp/

〈公式サイト〉https://tobiraza.co.jp/aobaba

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