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尾上松也をはじめ若手歌舞伎俳優が勢揃い!『新春浅草歌舞伎』上演演目決定!

来年正月、リニューアルした浅草公会堂で、3年ぶりに浅草に復活する『新春浅草歌舞伎』、その演目と配役が決定した。

江戸時代、江戸随一の繁華街として栄えた浅草の町には、天保以来「江戸三座」と呼ばれる幕府公認の芝居小屋が立ち並び、大変な賑わいであったと伝えられている。その後も、明治、大正、昭和と浅草はショービジネスの中心地として栄えてきた。松竹は、戦後しばらく途絶えていた浅草での歌舞伎興行を、昭和 55 年(1980)正月に「初春花形歌舞伎」として復活させた。以来、浅草公会堂にて初芝居の公演を催している。

新型コロナウイルスの影響で公演開催が見送られていたが、この度、浅草公会堂のリニューアルを経て、3年ぶりに『新春浅草歌舞伎』が浅草の町に帰ってくる!

次代の歌舞伎界を担う花形が顔を揃える『新春浅草歌舞伎』は、“若手歌舞伎俳優の登竜門”として 43年の歴史があり、初春行事として定着し、浅草の正月の風物詩として広く愛され親しまれている。若手が大役に真摯に取り組み、互いに切磋琢磨する。成長、飛躍の場としてはもちろんのこと、歌舞伎の伝承という意味合いでも「新春浅草歌舞伎」は重要な役割を担っている。

そして、3 年ぶりとなる今回の『新春浅草歌舞伎』では、前回に引き続き尾上松也がリーダー的存在として本公演を引っ張り、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村橋之助、中村莟玉という若手俳優が、気持ちを新たにエネルギー溢れる熱い舞台を届ける。初春を寿ぐ清新な舞台での花形俳優の共演となっている。

正月の賑わいとともに新春の浅草でしか観ることのできない舞台を、楽しみたい!

【公演情報】
『新春浅草歌舞伎』
2023年1月2日(月)~24日(火)
会場:東京・浅草公会堂

◎第1部 11:00

一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
引窓

南与兵衛後に南方十次兵衛 中村 隼人
濡髪長五郎 中村 橋之助
女房お早 坂東 新悟

二、男女道成寺(めおとどうじょうじ)
白拍子桜子実は狂言師左近 坂東 巳之助
白拍子花子 坂東 新悟

◎第2部 15:00

近松門左衛門 作
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
土佐将監閑居の場

浮世又平後に土佐又平光起 中村 歌昇
女房おとく 中村 種之助
土佐修理之助 中村 莟玉
狩野雅楽之助 尾上 松也

河竹黙阿弥 作
二、連獅子(れんじし)

狂言師右近後に親獅子の精 尾上 松也
狂言師左近後に仔獅子の精 中村 莟玉
法華の僧蓮念 中村 種之助
浄土の僧遍念 中村 歌昇

〈料金〉1等席9,500円  2等席6,000円  3等席3,000円(全席指定・税込)
〈前売開始〉2022年11月19日(土)10:00~
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹 (10:00~17:00) 0570-000-489 または 03-6745-0888(東京)
チケット Web 松竹 (検索 24 時間受付)
〈公式サイト〉https://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/796
〈公式Twitter〉@asakusa_kabuki

 

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