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作・東憲司×演出・西川信廣で文学座公演『田園1968』6月に上演!

守るべきものは?家族とは? 東憲司と西川信廣が初タッグを組み、ある家族の肖像を描く文学座公演『田園1968』が、6月17日~25日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。

時は1968年(昭和43年)。ベトナム戦争の激化、キング牧師、ロバート・ケネディーの暗殺、フランス5月革命。日本でも学生運動が激化するなど、世界は大きく揺れていた。そんな時代の中で、とある地方都市に住む、家族とその家族を取り巻く人々の物語。

本作は、作者の東憲司が社会の底辺で生きる人々の群像劇を描くことに定評があるとともに、文学座の「生活感覚演技」で描くリアルな人間たちを通して、当時の日本と日本人を考証し、希薄化する現代の家族や地域のあり方を見つめなおす作品として上演する。

【あらすじ】
都会と田園風景がせめぎ合う場所にある梁瀬家。父・孝雄と祖母・サワは土地を巡り、険悪な関係であった。次男の文徳は映画好きの浪人生。長女の睦美は東京での学生運動に挫折し、郷里に戻っている。ある日、会社務めをしていた長男の博徳が祖母の農園を継ぐと宣言し、梁瀬家に波紋が広がる。激動の時代の片隅で、ひっそりと暮らしていた家族に変貌と決断の時が訪れる。まるで時代の流れに呼応するかのように…。

【公演情報】
『田園1968』
作:東 憲司
演出:西川信廣
キャスト:
新橋耐子 加納朋之 高橋克明 郡山冬果
越塚 学    岡本温子  西村知泰   磯田美絵  武田知久
●6/17~25◎紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
〈料金〉一般6,200円 夜割4,500円[6/17、20]夫婦割11,000円 ユースチケット[25歳以下]3,800円 中・高校生2,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※夫婦割、中・高校生チケットは取り扱いは文学座のみ
〈一般発売日〉5月14日(土)
〈チケット取り扱い〉
文学座オンラインチケット https://p-ticket.jp/bungakuza
文学座チケット専用 0120-481034(10:00~17:30/日祝除く)
〈公演サイト〉http://www.bungakuza.com/denen1968/index.html

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