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今井 翼、貴城けいらでリーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』12月に上演!

 

今井 翼

楽聖ベートーヴェンが遺した“不滅の恋人”への手紙を巡るストーリーと本格的なクラシック演奏との融合で贈るリーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』。今井 翼、宮原浩暢、小宮有紗、貴城けいという充実のキャスト陣による上演が決定した。12月3日・4日に彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて開催される。

ドイツが生んだ偉大な天才作曲家・ベートーヴェン。彼の死後、秘密の戸棚から三通の恋文が発見された。しかし手紙には相手を“不滅の恋人”としか称しておらず、今なお解明と研究が行われている。本作はこの音楽史上最大のミステリーを巡る朗読と、天才作曲家ベートーヴェンが生み出した名曲の生演奏が融合したリーディング・コンサート。

構成・演出は、読売日本交響楽団のチェリスト渡部玄一が担う。

出演者は人気と実力を兼ね備えたキャスト陣4名が集結。“不滅の恋人”への手紙を解明する、ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リース役に、数々の舞台やドラマで秀逸な表現力と比類なき存在感を放つ今井 翼。

宮原浩暢

ベートーヴェン役は、ヴォーカルグループLE VELVETSのメンバーとしての音楽活動をはじめ、ミュージカル等で実力を発揮している宮原浩暢が演じる。

小宮有紗

ベートーヴェンが初めて結婚を意識したジュリエッタ・グイチャルディ役に、声優としての活躍をはじめ、女優、モデル、DJと多方面で瑞々しい存在感を放つ小宮有紗。

貴城けい

今日では“不滅の恋人”として最も有力視されているアントニー・ブレンターノ役には、元宝塚トップスターで、退団後も確かな表現力でミュージカルをはじめ、様々な舞台で活躍する貴城けい。

最高のキャスト陣と日本トップクラスの演奏者による、リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』に期待!

【ものがたり】
1827年3月26日。一人の偉大な音楽家がこの世を去りました。ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン。享年56。その死の翌日、戸棚に仕掛けてあった秘密の場所から有価証券と共に三通の恋文を見つけました。しかしその恋文には具体的な相手の名前は記載されておらず、「我が不滅の恋人」としか記されおりませんでした。

会うことが叶わない相手へ一刻も早く伝えたいという情熱が迸る恋文。しかしなぜ、この恋文がベートーヴェンに自宅にあったのか。そしてこの女性は一体だれなのか。ベートーヴェンの弟子フェルディナント・リースはベートーヴェンの想いを察し、この女性にベートーヴェンの思いを伝えるべきなのではないかと決意。そしてリースは手紙を手掛かりにその女性を探す旅に出るのでした。

やがてリースは出会った女性たちからベートーヴェンの意外な素顔を知ることになります。天才音楽家として、誰よりも完璧に持たなければならない聴覚の失い、絶望した時期。報われない恋に何度も身を委ね、師であるベートーヴェンも一人の弱い人間であったと。そしてついに“不滅の恋人”が明らかに・・・。

【主な登場人物】
フェルディナント・リース:今井 翼
1784年、現在のドイツ西部ボンで生まれる。宮廷音楽家の一族の家で育ち、1801年秋よりベートーヴェンのピアノの弟子となる。ベートーヴェンからピアノのレッスンを受けるほか、ベートーヴェンの演奏会の補助や交渉などの実務もこなし、またベートーヴェンの難聴をフォローするなど、高い信頼と愛情を受ける。1804年にピアニストとしてデビュー。しかし、フランス革命からヨーロッパ全土に波及した戦争のため、1809年にボンに逃れる。これがベートーヴェンとの終生の別れとなる。

ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン:宮原浩暢
音楽史上、最も偉大な作曲家と称され、後世の音楽界に多大な影響をもたらした。作曲家にとって最も大事な聴覚を失いながらも管弦楽作品からオペラ、様々な編成の室内楽作品や歌曲まで、多彩な創作を手掛ける。40歳の頃には完全な全聾となるが、創作意欲は衰えず、『ミサ・ソレムニス』『ディアベリ変奏曲』『交響曲第9番』など数々の代表作を生み出した。1827年3月26日死去。享年56歳。

ジュリエッタ・グイチャルディ:小宮有紗
ベートーヴェンが愛した女性の一人であり、はじめて結婚を意識した女性とされている。1801年の暮れからベートーヴェンからピアノのレッスンを受けるようになる。1802年にベートーヴェンはグイチャルディにピアノソナタ第14番を献呈。この曲は当初、『幻想曲風ソナタ』と題されていたが、後年『月光ソナタ』として広く知られるようになった。

アントニー・ブレンターノ:貴城けい
ベートーヴェンからの宛名が明らかになっていない手紙の相手“不滅の恋人”に今現在、最も有力視されている女性である。ウィーンの伯爵家で生まれ、17歳でフランクフルトの大富豪と結婚。1809年に病身の実父の世話の為にウィーンで3年間を過ごす。この時期にベートーヴェンと出会う。1816年にはフランクフルトに戻り、慈善団体の創設、運営に携わる。

【公演情報】
リーディング・コンサート『ベートーヴェンからの手紙』
構成・演出: 渡部玄一(読売日本交響楽団)
出演:今井 翼 宮原浩暢(LE VELVETS) 小宮有紗 貴城けい
演奏:枝並千花(ヴァイオリン)渡部玄一(チェロ)島田彩乃(ピアノ)
●12/3・4◎彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
〈料金〉S席(一階席・二階中央席)7,800円 A席(二階サイド席)5,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売日〉2021年11月20日(土)AM10:00
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
〈公式サイト〉https://beethoven-tegami.tokyo/

 

 

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