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世田谷パブリックシアター若手演劇人育成プログラム『Hatch Out Theatre ハッチアウトシアター2021』スタート!

世田谷パブリックシアターは、公共劇場として「これからの演劇のカタチを考えて“今”やるべきこととは?」という問いに答えるため、新たな若手演劇人育成プログラム『Hatch Out Theatre ハッチアウトシアター』を立ち上げる。

Hatch out(孵化させる)という言葉の意味が示す通り、これからの演劇をつくっていく若手演劇人に、従来の公演形態にとらわれない演劇との“出会い”を提供する。

観客とより近い関係性の中で演劇を実践していきたい。
演劇を通して地域社会とより密接な結びつきを築いていきたい。
新しい視点や手法を獲得して、演劇に接点がない人たちが演劇に出会える場をつくっていきたい。
そんな演劇創造の場を求めている若手演劇人のみなさんとともに、演劇をつくる側・観る側の境界線をとっぱらい、新たな演劇の楽しみ方を見つけられる、実践の場をつくっていきたい。

上記の理念を実現するため、今回は[子ども向けのリーディング戯曲]と[演出家 兼 ワークショップファシリテーター]を若手演劇人より公募し、1から作品を創作することとする。

選考により決定した[子ども向けのリーディング戯曲]は、2021 年 12 月にシアタートラムで上演する。
また選考により決定した[演出家 兼 ワークショップファシリテーター]は、12 月の公演の演出に加え、上演後に実施するワークショップのプランニングも担当する。

上演終了後は、世田谷区内小中学校や施設を巡回公演する企画として継続することも考えている。
世田谷パブリックシアターとともに、これからの演劇のカタチを考え、実践したいと思っている若手演劇人はぜひ応募を!

【Hatch Out Theatre 今後の流れ】
① 2021 年 1 月~3 月 [戯曲]と[演出+WS(ワークショップ)ファシリテーター]の募集
戯曲テーマ:子どもに伝えたいこと/子どもと考えたいこと
審査員:関根信一、瀬戸山美咲

② [戯曲][演出+WS ファシリテーター]を選考により決定
③ キャスト決定
④ 2021 年 12 月 シアタートラムで 30 分のリーディング戯曲+60 分の WS 公演を上演
⑤ 2022 年 世田谷区内の小中学校・施設での巡回公演を予定

●[戯曲][演出+WS ファシリテーター]募集について
2021 年 12 月にシアタートラムで上演する公演に【戯曲】と【演出+WS ファシリテーター】、それぞれに関わる若手演劇人を募集。
今回募集するテーマは「子どもに伝えたいこと/子どもと考えたいこと」。

【戯曲】で選ばれた  30 分の リーディング作品  を、【演出+WS ファシリテーター】で選ばれた人が演出。
そして、リーディング上演後、演出家がファシリテーターとなって、観客と対話しながら作品について考える 60分のワークショップを行う。

[戯曲]募集要項
募集期間:2021 年 1 月 15 日(金)~3 月 31 日(水)必着
募集内容:「子どもに伝えたいこと/子どもと考えたいこと」をテーマとする子どもむけの30分程度の戯曲(小学生から中学生を対象とする。子どもの学齢は問わない)
選考:提出された資料を基に、審査員による選考会で決定
審査員:関根信一(演出家、劇作家、俳優/フライングステージ)瀬戸山美咲(劇作家、演出家/ミナモザ主宰)(公財)せたがや文化財団 選考委員

[演出+WS ファシリテーター]募集要項
募集期間:2021 年 1 月 15 日(金)~3 月 31 日(水)必着
募集内容:公募にて選ばれた戯曲の演出。上演後に実施するワークショップのプランニング及びファシリテーション。
選考 :提出された資料を基に個別面接をする方を選出、その後審査員による選考会で決定
審査員:関根信一(演出家、劇作家、俳優/フライングステージ)瀬戸山美咲(劇作家、演出家/ミナモザ主宰)(公財)せたがや文化財団 選考委員

※募集要項の詳細は、世田谷パブリックシアターHPにて
https://setagaya-pt.jp/news/20210112-91387.html

 

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