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世田谷パブリックシアター狂言劇場その九 『法螺侍』『鮎』を6月に上演!

野村萬斎 野村万作 野村裕基

世田谷パブリックシアターでは、狂言劇場初登場の『法螺侍』『鮎』を、6月18 日~ 27日、野村萬斎による総合演出で新配役にて上演する。

狂言劇場シリーズは芸術監督・野村萬斎により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004 年にスタートした。
世田谷パブリックシアターの劇場空間に特設能舞台を設置し、数々の名曲を上演するほか、舞の新作『MANSAIボレロ』を発表するなど、狂言の多角的な魅力を提示してきた。劇場空間ならではの、オリジナリティあふれる舞台美術・新演出は毎回話題を呼んでいる。

今回は、狂言劇場には初登場となる『法螺侍』と『鮎』という 2作品が、あらたな配役、あらたな演出で世田谷パブリックシアターに立ち上がる。

◎A プログラム 『法螺侍』ほか
原作・W.シェイクスピア『ウィンザーの陽気な女房たち』
作・高橋康也  演出・野村万作
『法螺侍』は、イギリスのシェイクスピア劇『ウィンザーの陽気な女房たち』を題材にしたオペラ『ファルスタッフ』をもとに、新しい狂言作品として作られた狂言。主人の悪だくみを知った太郎冠者と次郎冠者が、皆で協力して主人を懲らしめる。
「どうどう、けろけろ、どうぢやいな」というはやし言葉の繰り返しが、演じる人と見る人両方を物語世界の中に引き込む。
これまで野村万作が演じてきた洞田助右衛門を、今回初めて野村萬斎が挑む配役にも注目。

◎B プログラム『鮎』ほか
作:池澤 夏樹
演出・補綴:野村 萬斎
国立能楽堂委嘱作品
『鮎』は、2017 年国立能楽堂で初演、作家の池澤夏樹と作・演出・主演を狂言方和泉流 野村萬斎がつとめ、作られた狂言。
池澤夏樹が海外の民話をもとにして描いた短編小説「鮎」(短編集『骨は珊瑚、眼は真珠』所収)を狂言として創作された。小吉はひきつづき野村萬斎が演じる。

※プログラム は公演回により異なります。(A プログラムと Bプログラムの同時上演ではありません) 公演スケジュール は決定次第  劇場 HP にて案内。

【公演情報】
狂言劇場その九 『法螺侍』『鮎』
総合演出: 野村萬斎
出演: 野村万作 野村萬斎 石田幸雄 野村裕基 ほか万作の会
●6/18~27◎ 世田谷パブリックシアター
〈公式サイト〉https://setagaya-pt.jp/

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