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ミュージカル『ゆびさきと恋々』がオリジナルエンディングになることが発表!

ミュージカル『ゆびさきと恋々』は、6月4日より本多劇場にて上演されることは既報だが、4月24日発売の講談社『デザート』6月号にて、ミュージカルのためにつくられたオリジナルエンディングになることが発表された。

気になるエンディングは、原作と別のストーリーを作りだして結末を迎えるのではなく、このミュージカルのクリエーター陣が原作の世界観からインスパイアされ、読み取った内容を反映したエンディング。

どんな状況にあっても変わらず大切にしたい、互いを感じ、想い、伝え合う気持ちが描かれた原作の『ゆびさきと恋々』から受け取った想いを、ミュージカルという形に変えて創り上げるエンディングは、身の回りにちょっとだけ優しく目線を向けられる心と、一歩踏み出す勇気を贈る。

透明でやわらかく、思いやりにあふれた優しい原作の世界を表現したオリジナルの結末について、原作者の森下suuも「原作の世界観を大切にしていただいた歌詞を中心に描かれるオリジナルのエンディングを楽しみにしています」と期待を寄せている。

物語は、聴覚障がいのある女子大生・雪と世界を飛び回る先輩・逸臣のピュアなラブストーリー。逸臣との出会いにより、世界を広げていく雪の前向きな生き方と心情を基に描かれる。

脚本は、オリジナル作品から海外作品の翻案・上演台本まで幅広く手がけ、物語や人物を生き生きと丁寧に紡ぐ飯島早苗。音楽は、日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞、『日本の歴史』や『ショーガール』等の三谷幸喜作品をはじめ、数々の舞台・映像で心躍り記憶に残る音楽に定評のある荻野清子。演出には、『Shakespear’s R&J』、こまつ座『どうぶつ会議』等で劇場を特別な空間に変えて好評を博した新鋭、田中麻衣子があたり、胸キュン必至の新しいミュージカルを作り上げる。

主人公・雪役には、1月上演の音楽劇『ピーター&ザ・スターキャッチャー』での天真爛漫な演技が注目を浴びた新進のミュージカル女優・豊原江理佳。逸臣役には、『刀剣乱舞』、『ヒプノシスマイク』等の2.5次元作品で人気を誇り、『No.9』や8月にはミュージカル『王家の紋章』など大劇場への出演も控える前山剛久。

そのほか、林愛夏(『ハウ・トゥー・サクシード』スミティ役 他)、青野紗穂(『RENT』ミミ役 他)、池岡亮介(『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』大山金太郎役 他)、宮城紘大(『ヒプノシスマイク』シリーズ 観音坂独歩役 他)、上山竜治(『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役 他)ら、次世代のミュージカル・演劇界を担う若き実力派キャストが集結する。

逸臣役:前山剛久

雪役:豊原江理佳

またミュージカル『ゆびさきと恋々』ホームページにて、本作のミュージカル化に寄せてのオフィシャルコメントを公開。  ミュージカルにおいて歌とは、キャラクターの心情の高ぶりや情景描写を表現することで物語を動かす役割があるため、原作の漫画では「モノローグ」として語られるヒロイン・雪のあふれ出る繊細な“心の声”を、歌と音楽で表現し届ける。

原作の中で最も重要な手話表現は、自身も手話を言語として様々な活動をされている俳優の三浦剛、自身も聴覚障がいを有する女優の忍足亜希子に監修を依頼し、原作同様「日本語対応手話」を用いて、手話による気持ちのやりとりを丁寧に描きま出す。

脚本、音楽、演出に気鋭の日本人女性クリエイター3名を起用し、世界に誇る日本発のコンテンツをオリジナルミュージカルとしてつくりあげるチャレンジとなる。

【メッセージ】
~『ゆびさきと恋々』ミュージカル化によせて~
歌と音楽、ダンス、芝居を融合させて物語を届けるミュージカル。
ミュージカルにおける音楽には、心情や情景描写を表現し、物語を動かす役割があります。
A New Musical『ゆびさきと恋々』では、原作漫画では印象的な数々の “モノローグ”で描かれる豊かで繊細な雪の心情を、歌と音楽にのせてお届けします。から溢れるたくさんの「心の声」を、色とりどりの音楽でお楽しみください。
そして、原作でも重要なシーンで登場する“手話”。
手話を一つの言語として様々な活動をする俳優の三浦剛さん、自身も聴覚障がいを有する女優の忍足亜希子さんの監修のもと、原作同様「日本語対応手話」を用い、手話による気持ちのやりとりも大切に描きます。
聴こえること、聴こえないこと、すぐに会えること、遠く離れていること、言語が同じこと、違うこと、好きだと言えること、言えないこと。
どんな状況にあっても変わらず大切にしたい、互いを感じ、想い、伝えあう気持ちが描かれた『ゆびさきと恋々』。
原作から受け取った想いをミュージカルという形に変えて、舞台版オリジナルのエンディングにより、身の回りにちょっとだけ優しく目線を向けられる心と、一歩踏み出す勇気をあなたに贈ります。
歌声、表情、そしてゆびさきから、たくさんの想いを受け取ってください。

【公演情報】
A New Musical『ゆびさきと恋々』
原作:森下suu「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)
脚本:飯島早苗
音楽:荻野清子
演出:田中麻衣子
振付:前田清実
キャスト:豊原江理佳、前山剛久、林愛夏、青野紗穂、池岡亮介、宮城紘大、上山竜治
渡辺菜花 金井菜々 大津夕陽
ピアノ:森本夏生チェロ:白神あき絵
●6/4~13◎本多劇場
〈料金〉8,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可
本公演は聴覚障がいのある観客を対象とした【タブレット型字幕ガイド付きチケット】を用意。
〈公式サイト〉https://yubisakimusical.westage.jp/
〈ワタナベ演劇公式ツイッター〉@watanabe_engeki
〈ワタナベ演劇 スタッフ公式インスタグラム〉@watanabe_engeki_staff

<貸出>タブレット型字幕ガイド付きチケット
ネット予約   https://l-tike.com/yubisaki-guide

【原作情報】
☆コミックス最新4巻「ゆびさきと恋々」(4)
森下suu(著)
出版社:講談社(KC デザート)
ISBN:9784065226346
作品公式サイト:https://go-dessert.jp/kc/renren/

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