【ノゾエ征爾の「桜の島の野添酒店」】No.83「人はなぜ南国へ行きたがるか」
ということについてたまに思う。
そんなこと思うなら行かなきゃいいじゃんとも思うのだが、
つい最近行ったっちゃ行ったのである。
しかも割と好き好んで。
絵に描いたような青い海と空と白い砂浜と、ちょっと潜れば、C Gか!てなほどの熱帯魚郡。
要は「最高」なのだ。
そう感じない人もいるだろうが、僕はそう感じるタチである。
でも、ふと立ち止まって思うのである。
「人はなぜ南国へ行きたがるか」。
考えなくていいことを考える。
そんな自分をめんどくさく感じる今日この頃なのである。
もう一回行けば答えを見出せるかもしれない。
【著者プロフィール】
ノゾエ征爾
のぞえせいじ○1975年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の1999年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。2011年の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された
【今後の予定】
・はえぎわ番外公演「お化けの進くん」
2020年2月28日~3月10日
@イマジン・スタジオ
https://event.1242.com/special/haegiwa/
▼▼前回の連載はこちら▼▼
http://enbu.co.jp/nikkanenbu/nozoe82/
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