【ふれあい動物電気】新連載 髙橋和美「岡山のドジ」味噌づくり

動物電気ファミリーのみなさまこんにちは。
動物電気新人劇団員、年齢は43歳ベテラン、今月もまた安定の岡山のドジ高橋和美です。

最近、髪を切ってパーマをかけました。
で、思い出したのが生まれて初めてパーマをかけた日のこと。
1993年、私が高校2年生の頃。思い切って校則を破り生まれて初めてのパーマをかけてみました！ショートカットでちょっとピンパーマを当ててオシャレなふんわりクセ毛っぽくしたかったのですが、ドジな私はなんと、「大阪のおばちゃん」になってしまいました。

出典　https://matome.naver.jp

女子高生がおばちゃんパーマで生きるのって結構勇気がいりますね。
周りの友達みんなびっくりして大笑いしてくれました。こわーい担任の先生までも笑ってた。私の人生おおむねこんな感じ。
この時のパーマはすぐに落としてしまいましたが、いまではこのおばちゃんの、個性丸出しで生きる勇気に憧れています。

さて、身体にいいこと。
最近は新型コロナの影響で世界が大騒ぎです。
どねぇかせにゃあおえんねぇ。
（※岡山弁:どうにかしないといけないね。）

それにしても昭和生まれとしては、志村けんさんの訃報は受け入れ難いです。思わず「いやだ。」とつぶやいてしまいました。棺桶の中から生き返るんでしょう？そうなんでしょう？

でもやっぱりこんな時も笑いは必要ですね。いや、こんな時こそ必要なんでしょう。
私が劇団動物電気に入ったのも、地元岡山県で2018年の西日本豪雨を経験し、被害に遭われた方のお手伝いをしたり浸水した地域を目の当たりにしているうちに、世の中に必要なものは笑いだと感じたからです。
大変な時に、この家をどねぇかせにゃあならんて時に、泣いてても仕方ない。力が必要なんです。
動物電気の舞台は何も考えないで頭を空っぽにして笑っていられる。バカバカしくて最高です。そして明日も頑張るぞって思わせてくれるのです。
本公演は下北沢駅前劇場でぎゅうぎゅうに人が入るので、今年公演があったらどうなってるんでしょう。6月だから大丈夫なのかなぁ。お客さんと一緒に笑う、一体感が面白いのになぁ。

ひとまず今は落ち着いてできることをやる。
日頃から心身の健康に努めることが大切ですね。そして、この機会に身体のこと心のこと、生きることについて考えてみるのも良いと思います。

うちでは中学生の息子が休校になりましたので、家事全般をお願いしました。
これが中々上手にできるのです。
仕事から帰ってきて、温かいご飯とお風呂ができている幸せ♡なんていい子に育ったのでしょう。宿題やらテストやらよりも大切なことに気づかされたのでありました。

そして、2人で味噌づくりをしました。
ちゃんと大豆を水で戻してですね。

親指と小指で挟んで潰せるくらいまで柔らかく煮て

手で潰して

塩と米麹を合わせて、

大豆と塩と米麹を全部混ぜて

空気が入らんように器に投げ入れて

塩ふってラップして寝かせる。
（塩ふるの忘れとる！）

半年〜1年後には美味しいお味噌になります！
自分たちの手で潰してこねるのがポイント。泥遊びしてるみたいな感覚でなんだか癒されますし、手についてる常在菌が米麹の麹菌と共に良い具合に醗酵し、食べた時に善玉菌として腸まで届いてくれるのです。
自分の身体にとって一番必要な醗酵食品は、自分や家族の持つ常在菌で醗酵させることなんですって。

日本の伝統料理は素晴らしい！
自然に根差した生き方をして、薬がなくてもウイルスに負けない身体を作るのです。

みなさん、楽しみましょー！！

【著者プロフィール】

高橋和美
たかはしかずみ○岡山県倉敷市出身○木野花ドラマスタジオ第8期生。今まで演じた役は、飛び蹴りするチンドン屋、人の顔を見て作詞作曲する路上弾き語り女など変な役が多い。特技はHIPHOPダンス、変顔、リコーダー、看護師・助産師免許、中型自動車・普通自動二輪免許、お産が好きです。するのも立ち会うのも。

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