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三島由紀夫没後五十年に三島歌舞伎第一作目『地獄變』を花組芝居がネオかぶき化!

三島由紀夫没後五十年の今夏、その絢爛たる文体でつづられた三島歌舞伎第一作『地獄變』が、花組芝居によってネオかぶき化される。

※この公演は2021年1月に延期になりました

原作は芥川龍之介、1953年に三島由紀夫が歌舞伎台本に仕立てあげ、六代目中村歌右衛門、十七代目中村勘三郎の出演で歌舞伎座で初演。1978年には坂東玉三郎と中村吉右衛門によって新橋演舞場で上演され、大きな話題を呼んだ。
今回の花組芝居の『地獄變』はその三島美学を花組芝居ならではネオかぶきの世界観で上演。また【修羅組】と【夜叉組】Wキャストでの公演も見どころとなっている。

【修羅組】
堀河大臣(ほりかはのおとど)=丸川敬之
家司丑輔(けいしうしすけ)=秋葉陽司
藏人右馬之助(くらうどうまのすけ)=松原綾央
繪師良秀(ゑしよしひで)=桂 憲一
弟子筆雄(ふでを)=堀越 涼
同 縹若(はなわか)=磯村智彦
御臺葵(みだいあふひ)の方=谷山知宏
良秀娘小女房露艸(こにようばうつゆくさ)=武市佳久
女房冬荻(ふゆをぎ)=八代進一
他=原川浩明 山下禎啓 北沢 洋 大井靖彦 横道 毅 小林大介 押田健史 永澤 洋

【夜叉組】
堀河大臣(ほりかはのおとど)=小林大介
家司丑輔(けいしうしすけ)=北沢 洋
藏人右馬之助(くらうどうまのすけ)=押田健史
繪師良秀(ゑしよしひで)=原川浩明
弟子筆雄(ふでを)=大井靖彦
同 縹若(はなわか)=横道 毅
御臺葵(みだいあふひ)の方=加納幸和
良秀娘小女房露艸(こにようばうつゆくさ)=永澤 洋
女房冬荻(ふゆをぎ)=山下禎啓
他=桂 憲一 八代進一 秋葉陽司 松原綾央 磯村智彦 谷山知宏 丸川敬之 武市佳久

【メッセージ】
外からは道楽だとか、才能の濫費とも言われ、内では、演出振りに冷ややかな目を注がれながらも、本当に「絶望」するまで、歌舞伎に「体ごと入ってゆ」き、存分楽しんだ三島由紀夫。彼が残した三島歌舞伎といわれる作品達が、当の梨園から見向きもされないのは、実に悲しい事実です。
そこで没後五十年に、耽美と悪魔主義に満ちた芥川龍之介の原作を、わざわざ古めかしい丸本歌舞伎仕立てにしつつも、原作と違い、娘露艸(つゆくさ)が自分の意志で、美の殉教者の道を選んだ為に、殺戮者堀河大臣は美の創造者になる、この残忍な悪趣味に、作者が恍惚と筆を進めた『地獄變』を是非上演したいと思い立ちました。
様式の定型に嵌め込まれた、バラエティ豊かなキャラクター達に、幕開きから地獄に蠢く魔王や鬼の姿を投影し、既に出来上がりつつある地獄絵図を、敢えて定式を逸脱し、金殿の装置には地獄の猛火を書き割り、ホコリ沈めの仕丁は、腹だけが異様に膨らみ、極度にやせこけた餓鬼、堀河大臣は閻魔の隈、丑輔&右馬之助は、いっそアニメキャラ風牛頭馬頭 etc.これらデモーニッシュな世界に、三島が愛して已まなかった竹本浄瑠璃の「嵐の如き感情の表現技法」で以て、三島がその魅力の虜になった、美しくも毒々しい、気味の悪い花を咲かせたいと考えます。
花組芝居座長 加納幸和

【公演情報】
2020/2021 あうるすぽっとタイアップ公演シリーズ
三島由紀夫没後50年
花組芝居『地獄變』
原作/芥川龍之介
脚本/三島由紀夫
演出/加納幸和
【修羅組】桂憲一 八代進一 秋葉陽司 松原綾央 磯村智彦 堀越 涼 谷山知宏 丸川敬之 武市佳久  ほか
【夜叉組】加納幸和 原川浩明 山下禎啓 大井靖彦 北沢 洋 横道 毅 小林大介 押田健史 永澤 洋 ほか
●7/3~12◎あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
〈料金〉前売 一般6,500円 u-25 4,000円/当日は各400円増(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈発売開始〉4月18日(土)
〈花組芝居HP〉https://hanagumi.ne.jp

 

 

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