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松竹大谷図書館「大阪松竹座開場 100 周年」の展示会を開催!

「松竹座ニュース」大正12年-昭和6年

松竹大谷図書館では、演劇・映画の専門図書館としてその所蔵資料を広く知ってもらうために、年 6 回 2ヶ月ごとに、閲覧室において様々な企画で所蔵資料ミニ展示を催している。

今回の展示は、「大阪松竹座開場 100 周年」をテーマに、4月28日〜6月28日まで開催する。

「松竹座グラヒツク」大正13年創刊・ロジタ号、「がくげき」大正15年創刊号

令和 5 年 5 月に開場 100 周年を迎える大阪松竹座は、大正 12年(1923)、江戸時代より芝居町として栄えた道頓堀の地に、松竹の創業者のひとりである白井松次郎の発案により誕生した。関西初の洋式劇場、そして映画上映と松竹楽劇部(後の OSK)のレビュー、演劇や舞踊の公演などを中心とした興行は、当時画期的なものだった。その後、戦後にかけては映画上映専門となり、大阪を代表する映画館として洋画を中心に、多くの名作、話題作を上映している。

映画上映専門の頃の「松竹座ニュース」(昭和9年-昭和13年)

映画資料「バグダッドの盗賊」(大正14年)、「別れの曲」(昭和10年)、「沙漠の花園」(昭和12年)

平成 9年(1997)には、“道頓堀の凱旋門”と呼ばれた正面ファザードの正面大玄関を保存の上新築され、演劇の劇場として生まれ変わった。現在も、歌舞伎をはじめ、OSK、松竹新喜劇、商業演劇など多彩な公演が催され、演劇ファンを楽しませている。今回の展示では当館所蔵資料の中から、大正時代をはじめとした戦前の資料を中心に、大阪松竹座の 100 年の歴史を振り返る。

左より時計回りに:「喝采 エピローグシアター松竹座 メモリアルプログラム 記念限定版」、プログラム「新築開場記念 大阪松竹座」、プログラム「松竹座新築開場記念柿葺落公演 三月大歌舞伎」、図書「新築開場記念誌 大阪松竹座」

「春のおどり」プログラム、左より:大正15年(第1回)、昭和2年、昭和6年、昭和9年

《展示情報》
展示期間 2023/4/28(金 )~6/28(水)平日 10 時~ 17 時
休館日:土日祝日、毎月最終木曜日
入館料:無料
展示場所:演劇・映画の専門図書館(公財)松竹大谷図書館 閲覧室
〈公式サイト〉https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/
〈公式Facebook〉  https://www.facebook.com/Shochikuotanitoshokan
※現在、資料のご利用は前日までの予約制となっておりますが、展示は予約なしでご覧頂けます。
※展示資料は、変更する場合がございます。
〈お問い合わせ〉(公財)松竹大谷図書館  03-5550-1694
104-0045  東京都中央区築地 1-13-1  銀座松竹スクエア 3 階

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