新国立劇場演劇『レオポルトシュタット』第二弾キャスト発表!
新国立劇場の開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』は、小川絵梨子芸術監督演出で、本年10月新国立劇場・中劇場にて上演される。
出演者は、浜中文一、音月 桂、村川絵梨、土屋佑壱、岡本 玲、木村 了。那須佐代子は既報だが、今回新たに浅野令子、そして13人が公募によるオーディションを経て決定した。
《今回発表キャスト》
浅野令子 泉関奈津子 内田健介 太田緑ロランス 椎名一浩 椙山さと美 鈴木勝大 鈴木将一朗 瀬戸カトリーヌ 田中 亨 野口卓磨 松本 亮 万里紗 八頭司悠友
本作は英国の劇作家トム・ストッパードの最新作の日本初演。ストッパードが「最後の作品になるかもしれない」としたことから、その上演前より大きな話題を呼び、2020年1月にロンドンで世界初演を迎えると瞬く間に絶賛された。20年のオリヴィエ賞作品賞を受賞し、ブロードウェイをはじめ英国国外での上演も既に決定している。
50代で初めて自らのユダヤ人としてのルーツを知ったというストッパードの自伝的要素も含まれているといわれ、戦争、革命、貧困、ナチスの支配、そしてホロコーストに直面した20世紀前半の激動のオーストリアに生きたユダヤ人一族の一大叙事詩。その作品を子役キャストを含めた、およそ30名のキャストと共に届ける。
《ものがたり》
20世紀初頭のウィーン。レオポルトシュタットは古くて過密なユダヤ人居住区だった。その一方で、キリスト教に改宗し、カトリック信者の妻を持つヘルマン・メルツはそこから一歩抜け出していた。街の瀟洒な地区に居を構えるメルツ家に集った一族は、クリスマスツリーを飾り付け、過越祭を祝う。ユダヤ人とカトリックが同じテーブルを囲み、実業家と学者が語らうメルツ家は、ヘルマンがユダヤ人ながらも手に入れた成功を象徴していた。しかし、オーストリアが激動の時代に突入していくと共にメルツ家の幸せも翳りを帯び始める。大切なものを奪われていく中で、ユダヤ人として生きることがどういうことであるかを一族は突き付けられる…。
【公演情報】
新国立劇場 開場25周年記念公演
『レオポルトシュタット』
作:トム・ストッパードトム・ストッパード
翻訳:広田敦郎
演出:小川絵梨子
出演:
浜中文一、音月 桂、村川絵梨、土屋佑壱、
岡本 玲、木村 了、浅野令子 那須佐代子
泉関奈津子、内田健介、太田緑ロランス、椎名一浩、
椙山さと美、鈴木勝大、鈴木将一朗、瀬戸カトリーヌ、
田中 亨、野口卓磨、松本 亮、万里紗、八頭司悠友
●10/14~31◎新国立劇場 中劇場
〈料金〉S席8,800円 A席6,600円 B席3,300円 Z席1,650円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売日〉2022年9月4日(日)10:00~
〈お問い合わせ〉新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999
〈公式サイト〉https://www.nntt.jac.go.jp/play/leopoldstadt/