「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」第二弾は6つのジャンルで繋ぐ『ロミオとジュリエット』
「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」が2020年12月に下北沢ザ・スズナリで実施した「Mirai CHANNEL on Live」は伝統芸能、ミュージカル、演劇、ダンス、クラシック、トーク、スタッフワークなど、様々なアーティストやスタッフによってジャンルを跨いだ稀に見る試みとしてコロナ禍の中、多くの観客を巻き込んだ貴重なイベントとなった。
さらに今回、その第二弾として、さらに様々なジャンルの舞台芸術をもっと多くの観客に触れて欲しいという願いを込め、Mirai CHANNELのオフライン・フェス=「Mirai CHANNEL on LIVE Vol.2」が9月に行われる。
昨年12月のVol.1では様々なジャンルのアーティストがオムニバス形式で参加したが、Vol.2では一つの演目を様々なジャンルで繋ぐことにチャレンジする。取り上げる演目は『ロミオとジュリエット』で、今回登場するジャンルは、オペラ、演劇、バレエ、ミュージカル、人形劇、タップダンスの6ジャンルとなる。
また若年層の観客のためにU22に相当する無料招待チケット=ミラチケを実施する。
【公演情報】
『Mirai CHANNEL on LIVE Vol.2』
【構成(予定)】
1、オペラ:合唱の醍醐味(ベッリーニ作曲『カプレーティ家とモンテッキ家』より)
2、演劇:キャピュレット家とモンテギュー家の対立(河合祥一郎氏による新訳版より)
3、解説:河合祥一郎による『ロミオとジュリエット』解説
4、バレエ&ミュージカル プロコフィエフ作曲のバレエ版から名シーンであるロミオとジュリエットのバルコニーでの踊りとプレスギュルヴィック作曲のミュージカル版から「世界の王」と「エメ」を繋ぐ異色のメドレー。
5、解説:河合祥一郎による解説として「他ジャンルで愛されるシェイクスピア(仮)」
6、人形劇による「ヴェローナの噂話(仮)」
7、タップダンスとオールキャストによる「決闘」
8、オペラ:アリアの魅力
【出演】
●オペラ:青木エマ、三井清夏、C.ヴィレッジシンガーズ(個人名は後日発表)、天日悠記子
●演劇:今井聡、菊池夏野、寺内淳志、永井茉梨奈、野口俊丞、藤井咲有里
●バレエ:安西健塁、大島淑江(Dance of Blue)
●ミュージカル:伊礼彼方、岩﨑巧馬、小野田龍之介、加藤梨里香、長尾哲平、安井聡ほか
●人形劇:石田律子、川尻麻美夏(人形劇団プーク)
●タップダンス:村田正樹、NOBUKAT
●解説:河合祥一郎
(各ジャンル内五十音順)
●9/23・2~◎光が丘IMAホール
〈料金〉6500円円(全席指定・税込)
配信チケット:3500円(税込) 発売日は後日発表
※ミラチケ対象公演(各回10枚、8/23月曜日12時から受付開始)
https://www.mirainokaigi.org/mira-ticket/
〈公式サイト〉https://www.mirainokaigi.org/miraichannel-on-live-vol2/