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スタジオライフが萩尾望都の『11人いる!』を音楽劇として再演!

スタジオライフが2011年、2013年に上演して好評を得た萩尾望都の傑作SF漫画『11人いる!』が音楽劇となって上演される。本作はSF音楽劇というエンターテインメント性をはらみつつ、宇宙船内で究極の選択を迫られた若者たちの緊迫した密室群像劇でもあり、萩尾望都の作品を原作とした舞台を何度も創ってきた実績を踏まえてのスタジオライフの傑作となる予感が! 5月18日(土)〜6月2日(日)池袋あうるすぽっとで行われる今回の公演は、amo組paco組の二組に分かれての公演になるのだが、その両方の舞台に出演する曽世海司からの熱きメッセージをご紹介!!

【曽世海司(スタジオライフ)からのメッセージ】

魅力的なSF作品は、必ず、優れた人間ドラマを内包します。それがSFの醍醐味でもありますね。そして「非日常の中の極限の心理状態」を描きますから、実は舞台とSF作品は親和性が高いんです。互いの得意技が握手してる感じ。
その上で、『11人いる!』ですよ。
これ、「閉ざされた宇宙船内」でのお話ですから。密室劇ですから。もうね。萩尾先生の作品をそれまで何度も舞台化させて頂いてきた劇団スタジオライフにとって、この傑作SFを舞台空間に展開するのは悲願だったのですよ。萩尾ワールドと劇団の相性がどうやら良いと評されてもおりましたので、尚更是非!だったのですよ。
おかげさまで2011年の初演も2013年の再演も各方面からご好評を頂戴できました。
10人のはずが11人いる!という宇宙船の中、疑念と不安と友情と葛藤が入り混じる青春群像劇。
まさにSFと演劇の魅力てんこ盛りです。
今年遂に3回目の舞台化。新たな旅路を、また沢山の方々に目撃頂ければ幸いです。

【ストーリー】

宇宙大学の入学試験の最終テストは、外部との接触を断たれた宇宙船で10人一組が53日間の宇宙飛行を成し遂げるというもの。非常信号の発信ボタンを押して外部との接触を図れば生命は保証されるが、連帯責任で全員が不合格となる。しかし宇宙船白号には10人のはずが何故か11人いた。スタートから謎を抱え、閉鎖された宇宙船で次々起こる不可解な出来事。受験生達の試される時が始まった。

【公演情報】

Studio Life『音楽劇 11人いる!』
原作◇萩尾望都
脚本・演出◇倉田 淳
出演◇松本慎也 関戸博一 伊藤清之 宮崎卓真
曽世海司 千葉健玖 牛島祥太 高尾直裕 若林健吾
鈴木宏明 宇佐見輝 船戸慎士 藤原啓児

5/18~6/2◎池袋 あうるすぽっと

http://www.studio-life.com/

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