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海老蔵、戸塚祥太の出演する六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』が開幕!

歌舞伎の名作『青砥稿花紅彩画』をもとにした六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』が、2月18日、東京・EXシアター六本木にて開幕した。(3月6日まで)

この作品は、三池崇史が監修として参加し、演出は日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が務めている。

出演は市川海老蔵、歌舞伎初出演となるA.B.C-Zの戸塚祥太、そして中村児太郎 市川右團次ほか実力派歌舞伎俳優が揃っている。

題材として取り上げるのは『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。弁天小僧菊之助を含む五人から成る盗賊団の結成から捕縛までを描いたこの作品は、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。立廻りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演する。

 

本作の初日前会見と公開舞台の写真が届いた。

【コメント】
市川海老蔵
現代社会に生きる戸塚さんが、その満たされない部分を、江戸に生きる人々から学んでいくお話なのですが、「これは戸塚さんの夢の中!?」と不思議な感覚になる作品になっています。
新しい試みも取り入れていますが、古典の通し狂言をベースにしています。実は古典の方が新しいのではないか、とその奥深さを改めて感じています。
稽古場での戸塚さんは、いい意味でフラットでしたね。目の前にあるものを分け隔てなく受け入れ、貧欲に吸収されていました。
前作まではアドリブをたくさん入れていましたが、今回アドリブはほぼ入れません!
六本木歌舞伎も4回目、感染対策も万全ですので安心して劇場にお越し下さい。

戸塚祥太
今回僕は六本木でお宝を盗む泥棒です!悪い役です(笑) 。突然、江戸時代からの声が聞こえて、タイムリープしてしまうという役どころです。
アクロバットもちょっと披露します!バク転も実は久しぶりなんです(笑)
歌舞伎の稽古場は、稽古がすでに本番という感じで、僕としては稽古のための稽古が欲しかったくらいです(笑)
今は、歌舞伎ならではのスピード感と歌舞伎の伝統を肌で感じております。これは僕の財産です。
海老蔵さんはまさに歌舞伎の歴史です!贅沢なことに見得を切る姿を間近で拝見して、「写楽の役者絵みたい!!」と興奮しました。

【公演情報】
「六本木歌舞伎2022」
脚本:今井豊茂
演出:藤間勘十郎
監修:三池崇史
出演:市川海老蔵 戸塚祥太(A.B.C-Z) 中村児太郎 市川右團次 他
●2022/2/18~3/6◎東京公演 EXシアター六本木
〈料金〉一等席 14,000円、二等席 10,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉Zen-A(ゼンエイ) 03-3538-2300[平日11:00-19:00]
●2022/3/11~13◎福岡公演 福岡サンパレスホテル&ホール
〈お問い合わせ〉西日本新聞イベントサービス 092-711-5491[平日9:30-17:30]
●2022/3/18~21◎大阪公演 フェスティバルホール
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメーション 0570-200-888[11:00-16:00 ※日祝休業]
〈公式サイト〉http://roppongikabuki4.com

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