名作ミュージカル『RENT』メインビジュアル及びポートレートビジュアル発表!
来年3・4月にシアタークリエで上演予定のミュージカル『RENT』のメインビジュアル及びポートレートビジュアルが公開された。
ミュージカル『RENT』は、1996年の初演以来ブロードウェイで12年4か月のロングラン、世界40か国以上で各国語版の上演、200年には映画化もされ、日本のみならず世界中で愛され続けている。その作品が再び帰ってくる。
シアタークリエでは、2008年にエリカ・シュミット(2022年公開ミュージカル映画『シラノ』脚本)による演出で初演の幕を開け、2012年にはオリジナル版を手掛けたマイケル・グライフによる新演出版を上演し、RENT ファンの熱烈な支持を受けた。以降も再演を重ね、更なる進化を遂げた6回目の2020年11・12月公演は、残念ながら志半ばで公演中止を余儀なくされたが、その悔しさを晴らすべく、7回目の上演に向けて動き出した。
『RENT』は、プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、舞台を20世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに置き換え、当時の若者たちの生き様や世相を鮮烈に描いている。
物語に登場する若きアーティストやミュージシャンたちは、貧困、エイズ、ドラッグといった死と隣り合わせの問題に翻弄されながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって懸命に生きている。『RENT』の主題である「No day but today」という言葉、「過去もない、未来もない。 今日という日を精一杯愛し、生きていく」という強いメッセージは、現在も色褪せることなく世界中で共感を呼ぶと共に歌い継がれている。
本作の作詞・作曲・脚本を担当したジョナサン・ラーソンは、プレビュー前日の1996年1月25日に35歳の若さで亡くなった。翌1月26日にオフ・ブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップでプレビューを迎えた本作は、センセーショナルでドラマティックな内容と音楽が話題となり、僅か3ヶ月でブロードウェイのネダーランダー劇場に進出。ピュリッツァー賞ドラマ部門を初め、トニー賞ミュージカル部門作品賞、脚本賞、作曲賞、助演男優賞の4部門を獲得した。
ジョナサン・ラーソンが7年という歳月をかけて作り上げたミュージカル『RENT』は、彼の想いを乗せて今も全世界で上演され、新たなファンを魅了し続けている。
《STORY》
1991 年、ニューヨーク・イーストヴィレッジ。映像作家のマークは、友人で元ロックバンドのボーカル、ロジャーと古いロフトで暮らしている。夢を追う彼らに金はない。家賃(レント)を滞納し、クリスマス・イヴにもかかわらず電気も暖房も止められてしまう。恋人をエイズで亡くして以来、引きこもり続けているロジャー自身も HIV に感染しており、せめて死ぬ前に1曲後世に残す曲を書きたいともがいている。ある日、彼は階下に住む SM クラブのダンサー、ミミと出会うが彼女もまた HIV ポジティブだった。一方のマークはパフォーマンスアーティストのモーリーンに振られたばかり。彼女の新しい相手は女性弁護士のジョアンヌだ。仲間のコリンズは暴漢に襲われたところをストリートドラマーのエンジェルに助けられ、二人は惹かれあう。季節は巡り、彼らの関係もまた少しずつ変わってゆく。出会い、衝突、葛藤、別れ、そして二度目のクリスマス・イヴ……
《登場人物:CAST 》( ※各役アルファベット順)
マーク・コーエン: 花村想太/平間壮一 (W キャスト)
ロジャー・デイヴィス: 古屋敬多(Lead)/甲斐翔真 (W キャスト)
ミミ・マルケス: 遥海/八木アリサ (W キャスト)
トム・コリンズ:加藤潤一/SUNHEE (W キャスト)
エンジェル・デュモット・シュナール: 百名ヒロキ/RIOSKE (W キャスト)
モーリーン・ジョンソン: 佐竹莉奈/鈴木瑛美子 (W キャスト)
ジョアンヌ・ジェファーソン:塚本直
ベンジャミン・“ベニー”・コフィン3世:吉田広大
チャンヘ 長谷川開 小熊綸 ロビンソン春輝 吉田華奈 Zinee
【公演情報】
ミュージカル 『RENT』
脚本・作詞・音楽:ジョナサン・ラーソン
演出:マイケル・グライフ
日本版リステージ:アンディ・セニョール Jr.
●2023/3/8~4/2◎シアタークリエ
〈料金〉11,800 円 エンジェルシート5,000 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売日〉2022 年 12 月 17 日(土)10:00
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777
〈公式サイト〉 https://www.tohostage.com/rent2023/