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上村聡史演出、眞島秀和・倉科カナらの出演『My Boy Jack』 メインビジュアル公開!

Vintage monochrome photo scan, ca. 1912. Young woman with victorian hairdo and fashionable high-necked blouse sitting on a classic bench.

演出・上村聡史、出演・眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子ほかによる舞台『My Boy Jack』 (マイ・ボーイ・ジャック)のメインビジュアルが公開された。

『My Boy Jack』は、「ジャングル・ブック」などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、第一次世界大戦中に書いた詩。声高に戦争が悪いとも、戦争に行かなければよかったとも、息子を返せとも言わず、荒れ狂う風と潮に翻弄され、なすすべもなくいる者のやり場のない憤りや嘆きが語られている。その後、名優デイヴィッド・ヘイグが戯曲化し、1997年にウェストエンドで上演、イギリスで2007年にテレビ映画化された際には、息子役をダニエル・ラドクリフが演じたことも話題となった。

メインビジュアルは、人脈を使って息子を軍にねじ込む厳格で優しい父を演じる眞島秀和と、子どもたちに無償の愛を注ぐ母役の倉科カナ、ハンデがあるにも関わらず必死に努力し将校になった息子役の前田旺志郎、不安を押し殺しながら日々を暮らす姉役の夏子の4人が揃ったセピア調の1枚に。時代の波にのまれ息子を戦地に送り出すしかなかった、父の気持ち、息子の気持ち、姉の気持ち、そして母の気持ちが伝わってくるような表情も印象的な仕上がりとなった。

《あらすじ》
激戦が続く第一次世界大戦。健康な体があるなら戦地に行くべしと声高に理想を語る父キプリングは、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子を、人脈をつかって軍にねじ込む。
母親と姉は、必死に不安を圧し殺しながら日々を暮らす。戦意高揚を謳っていた父親も、日が経つにつれて不安にさいなまれるようになる。
ハンデがあるにもかかわらず必死に努力し将校になったジョン(ジャック)は、西部戦線へと出征する。厳格だが優しい父と、無償の愛を注ぐ母との幸せな家庭で育った彼は、銃弾が飛び交う戦場を体験する。ある朝、突撃ラッパが鳴り響く中、彼の中隊に突撃命令が下る。数時間の激闘が終わり兵士たちは次々と傷つきながら塹壕へと引き上げてくるが、そこにジャックの姿はなかった。

【公演情報】
『My Boy Jack』
作:デイヴィッド・ヘイグ
翻訳:小田島則子
演出:上村聡史
出演:眞島秀和、倉科カナ、前田旺志郎、夏子、佐川和正、土屋佑壱、小林大介
●10/7~22◎東京公演 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
〈料金〉9,800円 U25チケット5,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日12:00~15:00)
〈一般発売日〉2023年7月予定
●10/28・29◎福岡公演 キャナルシティ劇場
●11/3~5◎兵庫公演 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
●11/11・12◎愛知公演 東海市芸術劇場大ホール
〈公演公式サイト〉https://mbj.srptokyo.com/
〈公式Twitter〉@mbJack_2023

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