お芝居観るならまずはココ!雑誌『えんぶ』の情報サイト。

ブロードウェイミュージカル『キャメロット』メインビジュアル公開!

アーサー王伝説の古典的ブロードウェイミュージカル『キャメロット』が10月7日~28日に日生劇場、11月4日~20日に大阪松竹座にて待望の日本初上演されるが、そのメインビジュアルが公開された。

アーサー王に関する史実やエピソードには諸説があり、これまで数多くの映画や舞台でその生き様が描かれてきました。その中でも『キャメロット』は、着眼点を変えてアーサー王伝説を描いた T.H.ホワイト「永遠の王」を原作として、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナーと作曲家フレデリック・ロウによって書かれた名作ミュージカル。1960 年にブロードウェイのマジェスティック劇場で初演、アーサー王役にリチャード・バートン、ランスロット役にロバート・グーレ、グィネヴィア役にジュリー・アンドリュースが名を連ね、トニー賞を4 部門受賞するなど大きな話題となった。1967 年に制作された同名映画でも数々の賞を受賞、以来、3 月からもニューヨークのリンカーン・センターの劇場で開幕するなど、世界中で長きにわたって上演が重ねられている。正統派古典ミュージカルと呼ぶにふさわしい、壮大な音楽とドラマチックなストーリーが、観客を魅了する。

本公演の演出を手掛けるのは、現代演劇を中心に幅広いジャンルで活躍する宮田慶子。『ガブリエル・シャネル』や『クイーン・エリザベス』など、登場人物たちの緻密な心理描写やセリフ一つ一つへの繊細な解釈を行う宮田が描き出す新たなアーサー王に期待が膨らむ。世界各地で愛され続けるグランドミュージカルの日本初上演に注目したい!

主演のアーサー王を演じるのは、今年、2 度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第 24 回・第 30 回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本昌行。また、円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山照史(ジャニーズ WEST)。アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月ふうか。アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野自由。そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、『レ・ミゼラブル』をはじめとするミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井清隆とバラエティに富んだ実力派キャストが揃った。

理想と現実の間で苦悩するアーサー王、そしてグィネヴィア王妃や円卓の騎士ランスロットなど、多彩なキャラクターたちが登場する物語に期待が高まる!

《あらすじ》
中世イングランドの都キャメロット。
アーサー王(坂本昌行)は政略結婚を嫌がり逃げ出したグィネヴィア(唯月ふうか)と森の中で出会い、互いの素性を明かさないまま、二人は恋に落ちる。
グィネヴィアを王妃として迎えたアーサー王は、戦いが絶えない時世の中でも正義と公正さを信じ、武力ではなく法による統治を目指す。そして、皆が対等に話し合える円卓会議を発案し、イングランド全土から気高き騎士の招聘を試みる。辺境の騎士ペリノア(今井清隆)は図らずもキャメロットへ流れ着いた一人だが、そんなアーサー王の噂を聞きつけたフランス人騎士ランスロット(桐山照史)も一路キャメロットへ向かい、王に直談判で志願、「円卓の騎士」の一員となる。アーサー王は極めて優れた騎士道精神を持つランスロットに惚れ込み、全幅の信頼を置くようになるが、その裏でランスロットと最愛の妻グィネヴィアが密かに愛し合っていることを知る。二人の幸せを願うものの、自身への裏切りを許すことができず、苦悩するアーサー王。そこに追い打ちをかけるように隠し子のモルドレッド(入野自由)が現れ……。

【公演情報】
ミュージカル『キャメロット』
脚本・歌詞:アラン・ジェイ・ラーナー
音楽:フレデリック・ロウ
演出:宮田慶子
翻訳・訳詞:高橋亜子
CAMELOT is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI), New York, NY, USA. All authorized performance materials are also supplied by MTI. www.mtishows.com
出演:
坂本昌行
桐山照史(ジャニーズ WEST)
唯月ふうか
入野自由
今井清隆
●10/7~28◎日生劇場
〈料金〉S 席 14,000 円 A 席 7,500 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹(10:00~17:00) 公演専用ダイヤル 0570-07-3355
チケット Web 松竹(24 時間受付)
〈一般発売日〉9月3日(日) 10:00~
●11/4~20◎大阪松竹座
〈料金〉S 席 14,000 円 A 席 9,000 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹(10:00~17:00) 公演専用ダイヤル 0570-07-3355
チケット Web 松竹(24 時間受付)
〈一般発売日〉9月3日(日) 10:00~

記事を検索

観劇予報の最新記事

草彅剛・主演のシス・カンパニー公演『シラの恋文』ビジュアル公開!
数学ミステリーミュージカル『浜村渚の計算ノート』開幕!
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』井上芳雄最終日の写真到着&再演発表!
 「池袋演劇祭」まもなく開幕!
加藤拓也の最新作『いつぞやは』開幕!

旧ブログを見る

INFORMATION演劇キック概要

LINKえんぶの運営サイト

LINK公演情報