モダンスイマーズが初の人形劇ムービー『しがらみ紋次郎〜恋する荒野路編〜』を期間限定で無料公開!
昨年から続く新型コロナウイルス感染症による影響で、演劇界では今までとは違った様々な表現のスタイルが模索されている。そんな中、人気劇団モダンスイマーズが蓬莱竜太(監督・脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・撮影・編集)を中心に、人形操作や声の出演をおもに劇団員たちが担当して初の人形劇ムービーに挑んだ。
人形製作が山田俊彦(人形劇団ココン)で、2018年に澁澤龍彦の小説『高丘親王航海記』を糸操り人形で見事に描いた舞台で高評を得たアーテストの一人だというのも魅力の一つになっている。
2月28日の公開(期間限定無料配信)から現在までに再生回数が1万回を越えたという。
【『しがらみ紋次郎〜恋する荒野路編〜』あらすじ】
生まれた時から名前は同じ。
巷で噂の「木枯らし紋次郎」の名を騙り、気取って旅する「紋次郎」。
一夜を過ごした夜鷹のオウメ。
それからずっとついてきて、どういうわけだか二人旅。
こんなはずじゃなかったのさ。
気がついたらもう二ヶ月さ。
どうなる「しがらみ紋次郎」
どうする「しがらみ紋次郎」
【蓬莱竜太コメント】
演劇ではないんです。でも、演劇の人たちで創ったんです。演劇を作るより大変で、頭を抱え、体力を使い、精神を使いました。みんな、全員、初めてのことでした。朝から晩までずっとやっていました。3ヶ月くらい夢中でした。コロナ禍じゃなかったら、という気持ちになるより、コロナ禍だから生まれた、というものを創りたかったんです。色々な角度で観てもらえると嬉しいです。色んなシーンに隠れ地蔵、います。
なお3月12日からは、大河原恵監督によるドキュメント『はじめての人形劇ムービー〜モダンスイマーズと人形たちの3ヶ月』(ナレーション生越千晴)が配信される。
【生越千晴コメント】
私は人形劇の撮影に参加できず、ドキュメンタリーのナレーションとして初めて参加しました。ナレーションを読んでいる時も映像はなかったのでイメージしながら読んでいました。出来上がったものを見ると、なんとハードな! という印象でした。笑 このドキュメンタリーには未経験なことをいい歳した大人たちが模索しながら一生懸命やっている姿があり、時にはダサみもあります。だけどこんな世の中でも何かしらのパワーをもらえる作品になってる気がします。
【上映情報】
(1)モダンスイマーズが創る人形劇ムービー『しがらみ紋次郎〜恋する荒野路編〜』
監督・脚本・キャラクターデザイン・絵コンテ・撮影・編集:蓬莱竜太
人形操作:モダンスイマーズとゆかいな仲間たち
声の出演:津村知与支、小椋毅、古山憲太郎、西條義将
片山友希、小口隼也、蒲野紳之助、秋谷悠太、徳永梓、岡島哲也
中村勘九郎(特別出演)
人形製作:山田俊彦(人形劇団ココン)
配信日程:2021年2月28日(日)公開 期間限定無料配信
配信URL:モダンスイマーズ公式ホームページ
http://www.modernswimmers.com/
(2)ドキュメンタリー
『はじめての人形劇ムービー〜モダンスイマーズと人形たちの3ヶ月〜』
監督:大河原恵
ナレーション:生越千晴
製作:モダンスイマーズ
配信日程:2021年3月12日(金)
配信URL:モダンスイマーズ公式ホームページ
http://www.modernswimmers.com/