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倉持裕×向井理×水川あさみ『リムジン』上演決定!

作・演出に倉持裕、出演には向井理、水川あさみで、追い詰められた夫婦をブラックな笑いを交えて描く心理サスペンス『リムジン』が、本年11月3日~26日、本多劇場にて上演されることが決まった。本作は2020年、コロナ禍で全公演中止となったもので、3年の時を経て同キャストでいよいよ待望の上演となる。東京公演後は、富山、愛知、熊本、福岡、広島、大阪と全国へ巡演する。

本作は倉持裕の新作で、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描いている。

主演には、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』や、7月開始のドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日)、秋開始のドラマ『パリピ孔明』など話題の作品に次々と出演、倉持とは初顔合わせの向井理。
ヒロイン役には、22年に短編映画『おとこのことを』で初監督に挑戦、ドラマ『ブラッシュアップライフ』や2023年後期連続テレビ小説『ブギウギ』などに出演、舞台出演は8年振りとなる水川あさみ。

さらに舞台『Q:A Night at the Kabuki』、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などに出演、松尾スズキ、串田和美、野田秀樹など数々の演出家の公演に多数出演する名優・小松和重。舞台『おかしな二人』に出演するなど俳優活動の他、エッセイの連載や書籍を出版するなど多彩な才能を発揮する青木さやか。舞台『三十郎大活劇』や『暮らしなずむばかりで』、ドラマ『東京の雪男』、映画『おとななじみ』などに出演する個性派俳優 宍戸美和公。舞台『綿子はもつれる』やドラマ『かしましめし』(テレビ東京)、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)など話題作に次々出演する田村健太郎。舞台『千と千尋の神隠し』、映画『LOVE LIFE』や配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』などに出演、俳優、ナレーター、映画監督と多彩な顔を持つ田口トモロヲらの魅力的なキャスト陣が誰一人欠けることなく集結した。

人気と実力を兼ね備えた俳優達が緊迫感溢れる人間ドラマに挑む。嘘から始まる心理サスペンスに期待が高まる。

【コメント】
作・演出:倉持裕
もともと2020年に上演予定だったこの芝居は、ある夫婦がささやかな願望のために些細な嘘をつくところから始まるのだが、振り返ってみると、あの時仮に公演を強行したとしても、世界規模の問題が起きている中、「ささやか」だとか「些細」なことを扱ったドラマはウケなかった気がする。
しかしこの三年の間に我々は、以前ならどうということのない些事に何度となく歓喜した。そうして「ささやか」で「些細」なものが再評価された今、この作品を発表することが楽しみでならない

向井理
2020年、コロナ元年に上演予定だった舞台『リムジン』が遂に上演されます。
当時のコメントでも延期という言葉を使わせていただきましたが、長い延期期間でした。
当時諦めざるをえなかった思いをバネに、今年上演できて良かったと思えるよう強く繊細に演じられればと思います。
個人的にはよく観劇に行っていた下北沢の本多劇場。
舞台に立つのは初めてです。心よりお待ちしております!

水川あさみ
3年という延期期間を経て、いよいよ上演できる運びとなりました。
当時はさまざまな人が、仕方ないの一言では済ませたくない悔しい思いを経験したでしょうし、私もその1人です。
3年前の感覚とはきっと変わっているであろう私自身も、この舞台で何が知れるのか倉持さんと演者の皆さんと探りながら楽しみたいです。
劇場でお待ちしております。

【公演情報】
M&Oplaysプロデュース『リムジン』
作・演出:倉持裕
出演:向井理、水川あさみ、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲ
●11/3~26◎東京公演 本多劇場
地方公演:富山、愛知、熊本、福岡、広島、大阪
〈公式サイト〉https://mo-plays.com/limousine2023/

 

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