観劇三昧【2021年5月】ラインナップ
春先のカラッとした気候から、だんだんと梅雨時期のジメジメさが垣間見えるようになり、
今年も夏がまたやって来るな、と感じられる様になりました。
下北沢でも公演が徐々に増えてきたりと、今年も熱い夏になりそうですね。
と、挨拶はこのぐらいで…
5月は配信作品が沢山ありましたので、今回はいつもより多めにご紹介します!
まだの方は是非、チェックしてみてくださいね。
さて、そんな観劇三昧5月ラインナップを一部ご紹介。
2021年5月に配信されたのは42劇団66作品。
そのうち16劇団は新着劇団で、2作品は無料配信です。
「表現者の未来をつくる」観劇三昧は、これからご紹介する「演劇動画配信サービス観劇三昧」や、他にも「観劇三昧下北沢店」「観劇三昧舞台撮影所」「演劇パス」「演劇ボード」などを運営しています。
演劇動画配信サービス観劇三昧
https://v2.kan-geki.com/
気になる作品があったら、えんぶショップでもライセンスカードを販売しています。なんと、ちょっぴりお買い得!になっています。
5月1日 11:00~配信開始
★新着劇団
東京タンバリン
さとうは甘い
脚本・演出:高井浩子
【あらすじ】
甘酸っぱい昔の想い出
恥ずかしいけど
時には、甘酸っぱさに浸りたい
無職になった佐藤樹は元部下の茶道教室に見学へ行き、中学の同級生佐藤さくらと馬場雪乃と再会する。過去と現在の思いが交錯し・・・。
【キャスト】
柳家喬太郎/山崎美貴/谷川清美/森啓一朗/遠藤弘章/ミギタ明日香
5月3日 18:00~配信開始
EPOCH MAN
一色洋平×小沢道成「谺は決して吼えない」
脚本:須貝英 演出:一色洋平
【あらすじ】
俳優として活動する一色洋平と小沢道成がタッグを組んで贈る演劇企画。
脚本に須貝英、音楽にオレノグラフィティを迎えお届けする、一色洋平と小沢道成による2人芝居、第一弾!
【キャスト】
一色洋平/小沢道成
5月4日 11:00~配信開始
★新着劇団
毛皮族・財団、江本純子
銭は君
脚本・演出:江本純子
【あらすじ】
2000年に旗揚げし、わずか3年で3000人の動員を記録し、結成5周年の今作で本多劇場を初占拠した毛皮族による、奇行乱行愚行の限りを尽くした威勢よすぎのネオアングラ演劇?! 2005年作品。
柏木と安田、ふたりの若者の懺悔録。銭源氏と名乗って遊女と戯れ、ホステスに貢がせた金で豪遊している安田だが、実は借金苦で身も心も崩壊寸前。一方「笑い」に目覚めた柏木は、世界を救うコメディアンを目指すが、自身の才能を特別視する余り、周囲との折り合いもうまくいかず苛立ちは静かに募っている。純粋なのかバカなのか、愛と銭の不条理を履き違えながら疾走する愚行の果てに。
【キャスト】
江本純子/町田マリー/澤田育子/柿丸美智恵/富岡晃一郎/金子清文/羽鳥名美子/高野ゆらこ/平野由紀/延増静美/武田裕子/髙田郁恵/水町香菜恵
5月7日 18:00~配信開始
アナログスイッチ
アナログスイッチ 17th situation「みんなの捨てる家。」
劇作家・演出家:佐藤慎哉
【あらすじ】
僕らに残された家。
僕も、姉も、兄も、妹も、
かつてはこの一つ屋根の下で過ごした。
でも今この家に全員が揃う日なんて、
よっぽど良いことがある日か、悪いことがある日だ。
卒業アルバム眺めながら、姉は言う。
箪笥に溢れた紙袋出しながら、兄は言う。
鮭を咥えた熊抱きながら、妹は言う。
この家どうする。
積もる思い出に埋れながら言い争う、
僕ら兄弟姉妹のお話。
【キャスト】
秋本雄基/岩坪成美/木幡雄太/小島あすみ/大迫綾乃/板倉武志/大川翔子/榊原美鳳(ハダカハレンチ)/ぎぃ子/藤木陽一/渡辺伸一朗/宮崎雄真(アマヤドリ)
5月9日 17:00~配信開始
★新着劇団
劇団かもめんたる
尾も白くなる冬
脚本・演出:岩崎う大(劇団かもめんたる)
【あらすじ】
20年ほど前、雪山にUMAが出るという噂で、一躍有名になった尾白温泉町。その地で土産屋を営む阿波野家の次男正雄がスカウトされた。しれは禁煙、不幸続きだた阿波野家と町にとって明るいニュースとなるのか?15年前のあの日、なぜ町民はUMAを殺さなくてはならなかったのか?
雪深い町で業深い人間たちが起こすとんでもない冬のお話。(喜劇です)
【キャスト】
長田奈麻/もりももこ/岩崎う大/秋山遊楽/土屋翔/槙尾ユウスケ/加藤啓(拙者ムニエル)/億なつき(劇団子供鉅人)/荒波タテオ/小椋大輔/古屋隆太/船越真美子
5月10日 19:00~配信開始
★新着劇団
城山羊の会
相談者たち
脚本・演出:山内ケンジ
【あらすじ】
「ちょっと相談したいことがある」と言われて、あなたはうれしいですか?
わたしはあまりうれしくありません。たとえその相談者に特別な好意を持っていたとしてもです。
いや、うれしくないどころかむしろイヤです。
なぜなら、およそ相談には明るい未来は待っていないから。暗い、深い、なんの音もない穴隙がそこにあるだけだから。
なので、わたしは死ぬまで相談を受けたくない派です。
【キャスト】
吹越満/安澤千草/村上穂乃佳/橋本淳/折原アキラ/鄭亜美
5月13日 17:00~配信開始
MONO
相対的浮世絵
脚本・演出:土田英生
【あらすじ】
いつも一緒だった四人。高校生だったある夏、二人が事故で死亡した。そして月日が流れ……
今、四人は話に花を咲かせている。想い出話から現在のことまで話題は様々だ。しかし大人になった二人と高校生のままの死んだ二人の会話は食い違う。人と人 との関係。それはどうしたって相対的にならざるを得ず、しかしそれではどうにも消化できない個々の想いもあり……。そんな浮き世をシンプルに描いた作品。
【キャスト】
水沼健/奥村泰彦/尾方宣久/金替康博/土田英生
5月14日 18:00~配信開始
JACROW
夕闇、山を越える(2020年版)
脚本・演出:中村ノブアキ
【あらすじ】
高等小学校卒でありながら内閣総理大臣にまで上り詰めた今太閤田中角栄。本作は田中角栄が総理大臣になる15~6年前、昭和30年代初期の氏を中心にした政治家たちの内幕劇です。「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介総理だった頃、いわゆる自民党55年体制発足直後の政治闘争をモチーフにしています。登場人物は、のちに岸政権を引き継ぐ面々、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳に加え、「国家老」と呼ばれた秘書の本間幸一や公然の妾であった辻和子たちです。「将来総理になると思った人は自民党内にはひとりもいなかった」というアラフォーの田名角栄を妄想して描いています。舞台は神楽坂にある料亭の一部屋、若き田中角栄が何を想い、政治の世界で生きていたのか。虚実入り混じったハーフフィクションドラマとなっています。どうぞお楽しみください。
【キャスト】
狩野和馬/井口睦恵/青木友哉(MU)/内田健介/林竜三/木下祐子/佐藤貴也/土橋建太/小平伸一郎/江口逢/宮越麻里杏
5月14日 18:00~配信開始
維新派
透視図(アップスケーリング版)
構成・演出:松本雄吉
【あらすじ】
【Story】
少年は、街で、沖縄生まれの祖母を持つヒツジに出会う。
祖母の記憶の大阪をめぐる二人は、街を抜け、路地を走る。街にあふれる高層ビル、標識、インターネット、死者、影、人々の記憶。二人が目にしたのは、現在と過去、虚と実が交差した“オオサカ”だった。
【Note】
旅をするように世界各地で野外公演を行ってきた維新派。10年ぶりとなった大阪野外公演は周囲に川が流れ、舞台の奥には大阪の高層ビル群を臨むことができる場所で開催された。ステージには一辺約5mの正方形の「島」が四列×四列の等間隔に並び、役者は「島」から「島」へ飛び移ったり、「島」の間を走り抜けたりと舞台を所狭しと駆け回る。
登場人物が実在の地名や都市名とともに、個人史や自己のルーツを語ることで、それぞれが“都市”に向けたまなざしが舞台上に表れる。
過去から現在へと流れる人々の記憶を重層的に浮かび上がらせ、都市論へと昇華させた作品。
【キャスト】
石原菜々子/坂井遥香/石本由美/小倉智恵/今井美帆/桑原杏奈/長田紋奈/岡田めい/松本はるか/中田美優/日下七海/岩村吉純/森正吏/金子仁司/井上和也/福田雄一/樽谷佳典/下村唯/浪打賢吾/平野舞/大形梨恵/吉本博子/奈良郁/松本幸恵/伊吹佑紀子/原田香織/松永理央/一宮梓紗/乾綾子/岩本苑子/うっぽ/坂井初音/重実紗果/園田裕美/たかはしまな/鳥居香恵/難波有/室谷智子
5月22日 18:00~配信開始
SPAC-静岡県舞台芸術センター
黄金の馬車
台本:久保田梓美
演出:宮城聰
【あらすじ】
「人生は芝居か?芝居こそが人生か?」
ジャン・ルノワールの名作映画に着想を得た、絢爛豪華絵巻!
「わからないわ、舞台でも人生でも、懸命に生きているのに。舞台だとうまくいくのに、人生だと愛するものを壊してしまう。どちらに真実があるの?どこまでが舞台で、どこからが人生?」主人公のカミーラはそう呟く。人生は舞台の上か下か。境目もない現実の世界で、求める幸せはどんな形をしているのだろう?山野を揺るがす打楽器の音色に身を任せるうちに、やがて舞台と客席の境界は曖昧になってくる。見惚れ、聞き入り、魂を沿わせ、万感の思いが入り乱れるラストシーンで、あなたは果たして「どちら側」に立っているのだろうか?絢爛豪華な黄金の馬車の輝きが去った後に残されるのは果たして・・・。
『マハーバーラタ』フランス公演を絶賛の中で終えた宮城聰が、
初夏の野外劇場で、待望の祝祭音楽劇・最新作!
俳優たちがパーカッションを鳴らし、独特のグルーヴ感で会場を包み込むSPACの祝祭音楽劇。既に静岡ではおなじみの光景なのかもしれないが、こんなことができる劇団は世界広しと言えどもここだけである。歌ではない、ダンスでもない、しかし日本人の身体の底に根ざしたリズムとしなやかな所作は間違いなく見るものの心に「非日常」の感動を呼び起こす。古代の森に抱かれた有度山の野外劇場に響く棚川寛子の音楽もますます冴えわたり、本年2月にフランス各地で絶賛を受けた『マハーバーラタ』の系譜に連なる宮城聰の最新作から目が離せない!
【キャスト】
阿部一徳/石井萠水/大内米治/加藤幸夫/木内琴子/小角まや/鈴木真理子/大道無門優也/武石守正/舘野百代/永井健二/中野真希/本多麻紀/牧山祐大/美加理/三島景太/森山冬子/山本実幸/吉見亮/米津知実/若菜大輔/若宮羊市/渡辺敬彦
5月24日 18:00~配信開始
★新着劇団
流山児★事務所
コタン虐殺
脚本・演出:詩森ろば(serial/number)
【あらすじ】
流山児★事務所創立35周年記念公演の第3弾として、2020年2月、スズナリで上演された詩森ろば(serial number)の新作書き下ろし。1974年の北海道白老町長刺殺事件と1669年「シャクシャインの戦い」を交錯させアイヌ民族の差別と闘争を骨太に描いた物語。多くのメディアで取り上げられ、劇評でも高く評価された。美術:杉山至、音楽・生演奏は第27回読売演劇大賞優秀スタッフ賞の鈴木光介、主演は田島亮、山丸莉菜。エンタメの中に歴史と社会性を絡めた2020年の問題作。
【キャスト】
杉木隆幸/田島亮(serial number)/イワヲ/上田和弘/若林健吾/流山児祥/伊藤弘子/みょんふぁ/荒木理恵/山丸莉菜/村松恭子/森田祐吏/辻京太/森田祐吏/松永将典/鈴木光介
5月25日 13:00~配信開始
カムカムミニキーナ
偽顔虫47 上巻「闘魂炎上の段~吉良上野介vs 47人の少女過激団~」
脚本・演出:松村武
【あらすじ】
田舎から浅草に上京した47人の少女歌劇団
彼女達には仇討ちという秘かな使命があった。
そんな中、政府の有力者吉良氏の娘が何者かに誘拐される・・・
【キャスト】
姜暢雄/清水宏/杏子/藤田記子/亀岡孝洋/長谷部洋子/渡邊礼/田原靖子/未来/栄治郎/元尾裕介/菊川耕太郎/福久聡吾/スガ・オロペサ・チヅル/清水芳成/梶野春菜/岩坪成美/宇野仁美/松田るか/丸山雄也/リュウ・シンヤ/松村武
5月29日 18:00~配信開始
万能グローブガラパゴスダイナモス
第26回公演『甘い手』
脚本・演出:川口大樹
【あらすじ】
福岡の地方都市、クツワダのとある高校は、
文化祭を一週間前に控え、生徒も教員も準備に追われていた。
ある教師は、クラスの演目が他クラスと被ったことを知り急遽内容を変更すると大騒ぎ。
サッカー部副部長は、ペットのウサギの容態が芳しくなく、試合どころではない。
こっそり先生と付き合っている生徒は、彼の元カノが同僚の先生だと知りなんだか不機嫌。
アイドルに憧れていた教師、絶賛片思い中の男子生徒etc…
各々の事情が、絡み合って、トラブルまみれの文化祭がやってくる。
【キャスト】
椎木樹人/横山祐香里/山崎瑞穂/柴田伊吹/石井実可子/西山明宏/隠塚詩織/野間銀智/友田宗大/古賀駿作/脇野紗衣/杉山英美/荒木宏志(劇団ヒロシ軍)
サブスクリプション配信の新作商品紹介は以上となります!
こちらは新作の一部です!6月も続々と新作が出ておりますのでぜひ観劇三昧HPの新着配信コーナーをチェックしてみてくださいね!
また、観劇三昧では今年1月より、新たに個別購入作品の配信を開始いたしました。
今までのサブスクリプション配信作品とは異なり、
作品ごとにチケットを購入してご視聴いただけるサービスです。
観劇三昧のフリー会員にご登録いただき、観たい作品のチケットをご購入いただくと、
一定期間(作品により期間は異なります)、何度でも作品を観て楽しむことができます。
視聴方法についてはこちら
【個別購入作品ラインナップ】
ぜひ、観劇三昧のサブスクリプション配信や観劇三昧LIVEと合わせてお楽しみくださいませ!
■オンライン観劇サービス【観劇三昧】 |
|
パソコンの方はこちらからhttps://v2.kan-geki.com | |
Tweet