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神保町花月GW公演は、高校演劇をめぐる正義の話『演劇・顧問』で間もなく開幕!

新しく始まった神保町花月の新ラインナップシリーズの第4弾は、演劇活動を中心に映画監督など多彩に活躍中の山田佳奈(□字ック)の新作。演劇部顧問たちによる”高校演劇をめぐる正義の話”で、お笑いコンビしずると□字ックの初コラボ作品、大人の青春物語!? 4月26日~5月6日、GW真っ只中に神保町花月で上演の注目作! 高校演劇出身で、現在高校演劇大会の審査員も担当しているという、山田佳奈(作・演出・出演)からのメッセージをご紹介!

【山田佳奈(□字ック/作・演出)からのメッセージ】

神保町花月さんの演劇公演ラインナップとして、しずる村上さんのお声掛けでご一緒することとなりました。私事ではありますが、高校演劇大会において審査員を務めさせていただくようになってから三年ほどが経ちます。元高校演劇出身の演出家であるわたしにとって、大会の審査員を依頼されるというのは大変な名誉なこと。同時に、われわれ演劇人が高校生たちに何を伝えるべきか。責任やプレッシャーを感じながらも審査にあたっています。でも毎回、演劇に優劣をつけるのはナンセンスなんじゃないか、野球みたいに点数がつかないものが芸事なんじゃないかと思うわけです。
今作は高校演劇大会をめぐる顧問たちのお話です。大会って“自分の人生のすべて”っぽくなってしまうけど、そうじゃない。演劇やお笑いにとっての正義と悪意。人間の個々が持つ正義なんて、他者からしたら何でもないかもしれない。だからその正義を貫いていくことはとても困難でしんどいことだけど、人生なんて自分で作っていくしかないんだなーなんて。そんなことを思っていただけたら幸いです。

【あらすじ】

全国高等学校演劇大会。
高校演劇を志したものならば経験したことがある演劇の甲子園。
敗者は涙し、勝者は喜びの歓声を上げる。我々の青春――。

とある地区予選の夜、顧問教師たちは慰労会を開いている。
教育、結婚、いじめ問題、昇進。さまざまなことをお酒片手に語り合う顧問たち。
ほどよく会もお開きかと思い、財布を出す顧問たち。ところがひとりの教師が誰も言わなかったことを口に出す。
「僕はこの大会結果に納得いってません」

しずる×□字ック初のコラボ公演は、高校演劇をめぐる正義の話。
正義なんて演劇にあるのか。人を笑わせてこその正義か。
青春は子供だけのものじゃない。大人になってこその青春だ!

【公演情報】

しずる×□字ック『演劇♥顧問』
脚本・演出◇山田佳奈(□字ック)
出演◇しずる カートヤング バイク川崎バイク ヒラノショウダイ(以上、よしもとクリエイティブ・エージェンシー) 日高ボブ美 大竹ココ 水野駿太朗 山田佳奈(以上□字ック)

4/26~5/6◎神保町花月(千代田区神田神保町1-23 神保町シアタービル2階)

http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/kouen_schedule/pc/2019/04/post-96.php

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