細谷佳正が舞台初主演、一路真輝らの出演で舞台『ハーヴェイ』12月上演決定!
メアリー・チェイス作の名作コメディ『ハーヴェイ』が、本年12月21日~24日にシアター・アルファ東京にて上演されることが決定した。
本作は1944年にブロードウェイにて初演され、1945年にピューリッツァー賞を受賞、ストレートプレイとしては歴代6位となる5年間のロングランを記録した名作コメディ。
他の人には見えない巨大な白ウサギを親友と呼ぶ主人公・エルウッド。今回、エルウッド役を務めるのは、多岐にわたる分野で活動している声優・細谷佳正。本作が初舞台、そして、初主演となる。
また、エルウッドの姉・ヴェイタ役は、元宝塚歌劇団トップスターとして数々の話題作に出演してきた一路真輝が演じる。
そのほか、伊東弘美、櫻井紗季、堤 梨菜、林 勇輝、西嶋友哉、上條 恒、藤崎卓也が出演、若手とベテランが入り混じって名作コメディに挑む。
また、本公演は演劇の明日を担う若手スタッフ・若手俳優の育成を目的とした映画演劇文化協会が取り組む事業として上演した昨年の『ヒストリー・ボーイズ』に続き、永井 誠が翻訳・演出を担当する。
見えないものが見える、そんな「変わり者」エルウッドと巨大なウサギのハーヴェイの不思議な関係、そして周囲とのすれ違いから巻き起こる騒動をお見逃しなく!
《あらすじ》
この土地の名家であるダウド家の一室。
当家の主人であるエルウッド(細谷佳正)は、きわめて礼儀正しく、社交的な好人物。
彼の留守を狙って姉のヴェイタ(一路真輝)は、街の奥様連中を招きティーパーティを開いている。娘マートル(櫻井紗季)に良縁をと願って。
でも、どうしてエルウッドの留守中に? だってエルウッドには相棒がいるから…その相棒とはハーヴェイ、190センチの巨大白ウサギ。しかもその姿は彼にしか見えない。
突然エルウッド(とハーヴェイ)が帰宅。大慌ての母娘を尻目に、エルウッドはにこやかに来客に挨拶し、ハーヴェイを紹介する。イザールおばさま(伊東弘美)は、エルウッドからこの見えない友人を紹介され、当惑、呆然、
そして逃げるように去って行った。ヴェイタは連日のこの状況に我慢できず、エルウッドを診てもらおうとチャムリー院長(藤崎卓也)の精神科クリニックへ連れていく。
続く時間、チャムリー院長のクリニック。
魅力的な看護師、ルース・ケリー(堤 梨菜)は、若い医師サンダーソン(林 勇輝)のことが気になっている。サンダーソンは優秀だが少々意識過剰気味、ひょんなことから患者はヴェイタの方だと思い込んでしまう。クリニックの職員ウィルソン(西嶋友哉)はサンダーソンの指示に従い「水治療」を受けさせるべく、ヴェイタを手荒く拘束してしまう。
エルウッドはサンダーソンにヴェイタを任せて出ていくのだが、ハーヴェイとはぐれてしまった。気のいい院長夫人のベティ(伊東弘美)は、ハーヴェイが見つかったら一緒に車に乗せて連れてってあげると約束、安心したエルウッドは街に飲みに出かけた。
話のつじつまが合わないと感じたチャムリー院長は、診察を依頼したダウト家の弁護士、ガフニー判事(上條 恒)に確認の電話を入れる。そして大失態が発覚する。
さて元のダウト家。
ガフニー判事が心配してやってくると、ヴェイタがほうほうのていで帰宅し、クリニックを訴えるとえらい剣幕である。エルウッドを探してウィルソンとチャムリー院長がダウト家にやってくる。エルウッドは一体どこに行ってしまったのか。
ハーヴェイは見つかったのか…ほとんどの人にハーヴェイは見えないので、一体どうやって見つけるのか?
【公演情報】
舞台『ハーヴェイ』
作:メアリー・チェイス
企画・翻訳・演出:永井 誠
出演:細谷佳正 一路真輝
伊東弘美 櫻井紗季 堤 梨菜
林 勇輝 西嶋友哉 上條 恒
藤崎卓也
●12/21~24◎シアター・アルファ東京(東京都渋谷区東3-24-7)
〈料金〉8,800円 U-22チケット[身分証提示]4,400円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット取扱い〉イープラス https://eplus.jp/harvey/
〈一般発売日〉10月14日(土)~ [U-22先行:10月5日(木)~12日(木)限定販売]
〈公式サイト〉http://eibunkyo.jp/harvey/