King＆Princeの岸優太・神宮寺勇太が年末年始の帝劇に登場！『ドリームボーイズ』製作発表会見レポート！

2019年に群像劇としての新たなドラマを目指して上演されたKing＆Princeの岸優太・神宮寺勇太による『ドリームボーイズ』が、演出に堂本光一を迎えよりドラマティックに進化して、12月10日～2021年1月27日帝国劇場で上演される。

2004年に滝沢秀明主演の『ドリームボーイ』として初演されて以来、亀梨和也、玉森裕太、中山優馬らが演じ継いできた『ドリームボーイズ』シリーズ。2019年に初演以来の作・構成・演出のジャニー喜多川が、King＆Princeの岸優太・神宮寺勇太版として新たな構成・演出のプロセスを進行させていた中に急逝。演出協力に堂本光一、プロデュース面に滝沢秀明という、ジャニー喜多川の魂を継承するメンバーが集い、『ドリームボーイズ』ならではのボクシングシーン、新技「岸角」などのアクロバットパフォーマンス、そして堂本光一作曲による、滝沢秀明初演版のテーマ曲「ドリームボーイズ」の復活など、よりドラマティックに、役柄の心情を重視した舞台が、岸と神宮寺の熱演と共に大評判を呼んだ。

そんな舞台は2020年9月にも上演予定だったが、新型コロナ禍を踏まえ上演は中止に。その後、自身の作品『Endless SHOCK』でもコロナ禍の中でのエンターテインメントを模索し続けた堂本光一が演出に就任し、今の状況下での劇場空間に於ける最高のパフォーマンスを目指した、新たな『ドリームボーイズ』を創造。4曲の新曲も加わる予定で、2020年12月と2021年1月のクリスマス～初春公演として上演されることとなり、美 少年、7 MEN 侍ら豪華な新キャストも集結。元宝塚歌劇団トップスターの鳳蘭、紫吹淳の続投に加え、同じく宝塚歌劇団出身で2021年『レ・ミゼラブル』にマダム・テナルディエ役での出演も決まっている樹里咲穂も登場（※鳳12月10日～26日、樹里12月27日～1月27日出演）。岸優太・神宮寺勇太と共に、更にパワーアップした舞台が帝国劇場の舞台に帰ってくる。

その新たなる舞台の製作発表会見が、11月5日都内で開かれ、岸優太、神宮寺勇太、岩﨑大昇（美 少年）、那須雄登（美 少年）、中村嶺亜（7 MEN 侍）が登壇。公演への抱負を語った。

【登壇者挨拶】

岸　皆様お忙しい中お集まり頂きましてありがとうございます。今年の『ドリームボーイズ』はですね、例年とちょっと違ったまた新たな一年目の『ドリームボーイズ』になると思います。ですので、その新たな『ドリームボーイズ』をスペシャルなバージョンとして、僕たちも力を入れて素敵な舞台にしていきたいなと心の底から思っております。そして、今年2020年を締めくくり、2021年のスタートを切るということで、ファンの皆さんと素敵な時間を共有していけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。

神宮寺　本日はお忙しい中お集り頂きありがとうございました。岸くんが言ってくれた通り、いつもと違った『ドリームボーイズ』をお観せするということも勿論魅力の一つだと思いますが、久しぶりにファンの皆さんと見つめ合いながら舞台に立てるということで、すごく楽しみにしております。本日は最後までよろしくお願いします！

那須　僕にとって初めての『ドリームボーイズ』で、岸くんの弟役を頂きました！ありがとうございます。皆さんの期待以上のパフォーマンスができればいいなと思っております。頑張ります！よろしくお願いします。

岩﨑　去年に引き続き、チャンプの一番弟子を演じさせて頂くのですが、今回は7 MEN 侍と一緒にチャンプシーンをどんどん盛り上げて、かっこいいところを見せていきたいと思います。よろしくお願いします。

中村　僕も去年に続いてチャンプチームの一員を演じさせて頂きますけれども、去年とは違って、7 MEN 侍のメンバーが全員出させて頂けるので、今から楽しみです。よろしくお願いします。

中村嶺亜、神宮寺勇太、岸優太、那須雄登、岩﨑大昇

【質疑応答】

──岸さん、神宮寺さん、前回は制作半ばで、作・構成・演出のジャニー喜多川さんがお亡くなりになっての公演で、それを乗り越えた熱演が大変な評判を呼びましたが、公演当時の思いを教えてください。

岸　突然ジャニーさんが亡くなられて。やっぱり『ドリームボーイズ』をジャニーさんに届けたいという思いと、お客様に最高のパフォーマンスをお届けしたいという強い思いから、自然とカンパニーが同じ方向を向けていけたので、お客様からも好評のお声を頂けたのかなと。

神宮寺　そうだね。とにかくあのときは全力でやらせて頂いて。やっぱりジャニーさんが残してくれた『ドリームボーイズ』なので、その名を汚さないようにと、僕たち本当に全力で、観てくれているお客さんにこの思いを届ける、ということに徹してやらせて頂きました。

──手応えはどうですか？

岸　手応えと言うと、初日に（堂本）光一くんが楽屋に来てくださって、ハグをして「良かったよ！」と言ってくださって。

神宮寺　熱い握手もしてくださったね。

岸　そう、そこで手応えを感じましたね。

──岸さん、神宮寺さん、中村さん、岩﨑さん、去年から堂本光一さんが演出協力として入られて、どんな演出が印象的でしたか？

中村　お芝居の面なんですが、これまでのチャンプチームはすごく野蛮というか、すぐ手を上げて、言動もキツくて、怖い人たちだったんですけど。去年から、「男としてすぐ手を出すのはダサいんじゃないか」と。「スポーツマンシップとしてそもそもダサいからやめよう」という話になって、ちょっと余裕のある怖さを出すようになって。そこからチャンプチームが更にカッコよくなれたんじゃないかと思います。

岩﨑　演出面というか、ご指導頂いたことなんですが「歌の発声を台詞で出せたらすごくいいよ」と言われて。「ちょっと説明が難しいんだけど」と、光一くんがありがたいことに目の前で実演してくださったんです。「わ、すげえ！全然違うわ！」というものがあって、発声によって舞台のお芝居が大きく変わることを教えて頂きました。

神宮寺　演出はもちろんなのですが、僕たちの体に台詞が染み込むまでラストシーンを何度も固めて、何度も反復練習をしてくれたのがすごく印象に残っています。本当にありがたかったですね。

岸　僕もラストシーンで、台詞に関してはあんまり言えないのですが、いいシーンがあるんです。神宮寺と交わるというか、交わるって違う？

神宮寺　うん、まあまあ今の表現で合っていると思う（笑）。

岸　そこは演じているこっちも涙しちゃうほどで。これは光一くんの演出あってなんですよ。綺麗なんだよね、あの世界観がね。

神宮寺　そうだね。光一くんが「こうしてみようか」とか「これをこうしたらこうなるから」と、あまり言っちゃうとネタバレになっちゃうんですけど。

岸　僕は、元々光一くんをすごく尊敬していて。光一くんには本当に感謝しかないので、モノマネってやってもいいですか？光一くんに感謝の思いと尊敬の意を込めて。

神宮寺　えっ？今？

岸　今。

神宮寺　唐突だな（笑）！

岸　神宮寺は（堂本）剛くんで。

神宮寺　あの、これ、モノマネというか、本当にリスペクトの気持ちでやるというか。僕は剛くんをやらせて頂くんですが、剛くん自身も「極めるところまで極めたほうがいい」という風に番組でおっしゃってくださったので。せっかく皆さん、お忙しい中お集まり頂いたので。 僕たちのテッパン曲「Love is…」を。

岸　大好きな曲ですね。僕が光一くんで。

神宮寺　僕が剛くんで。はい、大好きな曲を一節歌わせて頂きます。では、参ります。

（岸・神宮寺、KinKi Kidsのモノマネで「Love is…」をアカペラで熱唱。会場から大拍手）

岸　ありがとうございました！

──では次の質問ですが、今回初出演の那須さんは、これまでの『ドリームボーイズ』をどのような思いで観てきましたか？また、岸さんの弟役という大役を演じることへの思いはいかがですか？

那須 『ドリームボーイズ』はジャニーズの舞台の中でもストーリー性があって、演技をすごく重視している舞台で、見学していた頃から出てみたいなと思っていたので、今年は出られて嬉しいです。岸くんの弟という役どころは、僕のイメージではとても繊細で、ボクシングをやりたいというまっすぐな思いがありつつ、周りの人の気持ちを考えるとそれを打ち明けられなかったりする。そういう人を思いやる繊細な部分と、強い意志のある部分のコントラストを出したいなと思っています。

神宮寺　すごいありがとうね。僕たちが「Love is…」歌ったあとに、そんなに真面目に！

岸　カバーしてくれたよね！すっごくしっかりしていますよ、那須くんは。

──新型コロナ禍で大変な一年の終わりと、来年の幕開けに帝国劇場で『ドリームボーイズ』を上演することへの意気込みをお聞かせください。

神宮寺　こういう世の中ですけれども、僕たちが『ドリームボーイズ』をやらせて頂くということを最初に聞いたときは、すごく嬉しかったですね。僕たちのコンサートも配信LIVEでさせていただく中で、ファンの方の存在の大切さを心から実感できた一年だったので。その一年の終わりにファンの皆さんに会えるというのはとても嬉しいですよね。

岸　気合い入るよね。久々に会えるって。これまで以上にファンデーション濃くなっちゃいそうな（会場爆笑）。久しぶりだから、どのくらい塗ればいいかわからないんですよ、自分たちでも。やっぱりいいものを見せたいという意味で、力が入っちゃいます。

岩﨑　外出自粛で家にいる時間が長かったので、ファンの皆さんと触れ合える機会も、ステージに立つ機会もなかったじゃないですか。なので、ステージに立てることは本当に嬉しいなと思いますし、それに『ドリームボーイズ』を年末年始にやるって、すごく新鮮な感覚がありません？

岸　初めての感覚だよね。自分たちが知っている限りでは。

岩﨑　いつもは秋頃に上演していますけど、今回は『ドリームボーイズ』で今年を締めて、また来年を始めるっていうのも、すごく楽しみだなと。

岸　そうだね、確かに。

中村　この自粛期間は、なかなか皆さんに会えなくて。「会いたいけど、お互いのためにやめておこう」っていうのが、遠距離恋愛みたいだなって思っていました。いつもは秋ごろの、まだ少し暑い季節にやっていた『ドリームボーイズ』を今年は冬にやるということで、寒い中でもいつもに負けないくらい熱さを出せたらなと。年越しを挟んでお年玉の季節でもあるので（岸と神宮寺）二人にたくさんもらえるように頑張ろうと。

岸　えーっ！？嶺亜は、ほぼ同期ですからね！

中村　ちょっと多めにもらえるかなと思っているんだけど。

岸　いや、なんなら減らします。

中村　え！？減らします？（笑）でもおねだりです！

那須　僕は初めて出演しますが、お客さんの目の前でパフォーマンスできるということは良かったと思いますし、やっぱり生だからこそ、熱量がバシバシ伝わるんじゃないかなと思っています。自粛期間中にファンの皆さんの前でパフォーマンスできるのは、すごく幸せなことだなと思っていたので、今はとにかくワクワクしています。

──岸さん、神宮寺さん今回は新しい『ドリームボーイズ』ということですが、どういったものになるのか、またコロナ禍での上演となりますので、アクロバットなどのパフォーマンスはどうなるのでしょうか？

岸　ジャニーズの舞台の醍醐味といっても過言ではない「フライング」等は、感染対策の観点で厳しくはなってくるんですけど、それを逆手にとって、今回は役の内面をより一層お客様に伝えていきたいなという思いが強いですね。

神宮寺　『ドリームボーイズ』はボクシングが題材になった作品ですが、そこだけじゃなくて人間関係、ヒューマンドラマみたいなところも熱くなっていると思うので。今回はそういった部分をしっかりお見せできる、いい機会になっているんじゃないかなと。

──現段階で決まっている具体的な演出は何かありますか？

岸　まだ一回しか打ち合わせはできていないんですが、結構変わっていきそうですね。ボクシングシーンもミュージカル要素が強くなっています。

神宮寺　新しい曲が4曲追加されたり。

岸　そう、結構ガラッと変わるよね。

神宮寺　そうだよね、4曲追加って相当大きいからね。ボクシングシーンの見せ方も今までとはまた違った感じになると思うので、楽しみにしてもらいたいです。

──今回ジャニーズJr.の皆さんへ先輩として、演じる上で何かアドバイスはありますか？また、（岸）ユウタ、（神宮寺）ユウタ、（那須）ユウトと、名前の似た三人が出演されるということで、少し混乱が生まれるかと思いますが、呼び方の工夫などはありますか？

神宮寺　岸くんはいいじゃん。僕のことは「ジン」って呼ぶわけでしょ。那須くんは岸くんのこと「兄ちゃん」って呼ぶでしょ。僕なんですよ一番混乱するのは！（笑）僕がこの舞台で一番「ユウタ」と「ユウト」と呼ぶんです！なのでそれは、頭の中に叩き込みましたね。特にはっきり「ユウタ」「ユウト」と呼ばないと、お客様がどっちの話をしているのかわからなくなっちゃうから。今年はHiHi Jetsのみんながいないので、（昨年出演していた髙橋優斗がいない為に）「ユウト」と呼ばなくなるんだなと！思っていたらちゃんと那須くんがいましたね！もちろん「那須雄登」だって知っていましたけど（笑）でも「あぁユウトだったね…！」と思って（笑）。

那須　確かに僕、普段は苗字で呼ばれるので。「ユウト」って呼ばれるのはちょっと違和感があります。

神宮寺　誰かが呼んでいるイメージないもん、那須くんのこと「ユウト」って。

岸　新鮮な気持ちでお芝居できるね。

神宮寺　そうだね！

岸　あと、先輩からアドバイスとして、もしも僕から言えることがあるとしたら、「板（ステージ）の上ではみんな一緒だから、先輩後輩関係ない」ということ。これだけは言いたいです。これは東山（紀之）さんから教えてもらったことなので、ついに僕が伝える日がきたなと思って。

神宮寺　今、自分の言葉みたいに言っていたけど、東山さんから頂いたんだね？

岸　そう、東山さんから頂いた大切な言葉なので「板の上ではみんな一緒です！」

──岩﨑さん、那須さん、中村さん『ドリームボーイズ』の魅力はどんなところだと思いますか？キャッチフレーズで教えてください。

中村　じゃあ、最後は怖いので先に言っていいですか（笑）？『ドリームボーイズ』は、演じている僕たちからしても、上演するたびに愛が募っていくというか。作品に対しての愛情だったり、ストーリー性だったり、公演を重ねるごとに感動が増してくるという意味で、「愛が止まらねえ、ドリームボーイズ」、ということでどうでしょう。

岸　シンプルイズベストだね。直球勝負！ストレートに伝えないとね。

中村　そう、しかもこのタイトルロゴの赤い「S」の文字がいい。愛って赤っぽいじゃん？

岸　僕たちの関係もそうだし、いろんな角度から見ても愛が溢れているからね。

中村　去年の「ドリボ」でも、最後のシーンなんて、毎公演泣きそうでした。

岸　じゃあ、泣け！

中村　いや、堪えていました。チャンプチームの一員なので、すぐ泣くような男じゃないなと思いつつ。「愛が止まらねぇ。ドリームボーイズ」チャンプチームらしい言葉です！

那須　僕はやっぱり『ドリームボーイズ』といえば、神宮寺くんもさっきおっしゃっていた通り、人間関係を繊細に描いている。登場人物の様々な思いがぶつかりあってバチバチしている舞台だと思うので、キャッチフレーズは「走り、わめき、うめき、泣く、男たち」どうでしょうか？

岸　まあ、確かにそのくらい盛りだくさんだよね！

神宮寺　そういう要素はあるよね。

岸　っていうかこれラップ？途中、韻踏んでたよね。

那須　ありがとうございます、気づいてくれて！

──では、那須さんは「走り、わめき、泣く、男たち」ということで。

那須　……そんな感じです、はい。

神宮寺　えっ！？自分で覚えていないの！？

岩﨑　もう2回目は言えないじゃん！（笑）

神宮寺　まあ（記者の）皆さんがメモしてくださっているから！

──ではトリは岩﨑さんに。

一同　よっ！

岩﨑　いや、「よっ！」ってやめてくださいよ！ハードル高くなっちゃうから！やっぱり『ドリームボーイズ』って、少年の葛藤みたいなものがあると思うんです。悩みを素直に出さずに、自分の中で抱え込んで、それがすれ違っていくという。なので、少年らしいところのキャッチフレーズは「若気の至り」（一同笑）。何年かあとになって「あのとき、俺も若かったな～」みたいな。

岸　大人になったらやらないなってことあるもんね。若いからこそ、エネルギーが出ちゃうみたいなね。

岩﨑　ありがとうございます！

──座長の岸さん、チャンプの神宮寺さんから初出演となるキャスト陣へ送る言葉はありますか？

神宮寺　（岸に向かって）本当に、楽しい舞台だよね、去年やってみて。

岸　うん、思い出になると思う。

神宮寺　あとは毎日毎日成長していける舞台なので、毎回挑戦できるというか。そういった意味では今後の活動の為の経験値になると思います。

岸　そうだね！財産になることは間違いないですね。

神宮寺　稽古から全力でぶつかってきてくれればね。

岸　もう、恥とかないですから。

神宮寺　岸くん、ずっと嶺亜のこと見て話しているけど、嶺亜は去年出ているからね（笑）。

岸　もちろん知っていますよ！

神宮寺　どちらかというと、那須くんのほうを見ないと。

岸　まあでも、本当にこれだけは言えるのは「板の上ではみんな一緒」ですから（会場爆笑）！

中村　多用するな～それ（笑）。

岸　先輩後輩関係なしに、共にいい舞台を作っていきたいねっていう話です。東山さんから教わったから（笑）！

──那須さんからお二人に伺いたいことはありますか？

那須　去年見学させて頂いたたんですけど。お二人の「お筋肉」が。

岸・神宮寺　「お筋肉」！？

岸　そこ「お」つける！？（笑）

那須　もりもりで。やっぱり食事制限とかされていたのかなっていう。

岸　してたけど、本当に興味ある？それ（笑）

那須　もちろん芝居のことも聞きたいんですけど！「どうなってんだ？これは！」と思って。

岸　（神宮寺に）今、どう？今年あんまり一緒に（身体作り）はやっていないよね。各々やっているから。

神宮寺　そうだね。僕は、今は絞る時期ではなくて、筋肉の増量に向けてすごく頑張っていますね。岸くんが目指すのは海外のボクサーでしょ？去年はギリシャ彫刻だったもんね。今年は海外のボクサーみたいな身体を目指すそうで。

岸　ちょっとそこは目指したいですね。今は、幼虫からさなぎになっていっているところですね。まだまだこれからです。

神宮寺　いっぱい食べて、筋肉を休ませて、超回復させたり。でも大丈夫！？興味あった？この話。

岩﨑　いや、（那須が）すごい小声で「すごいっすねぇ…！」って言っていましたから。

那須　すごいっす、本当に。準備、大事なんですね。

岸　身体作っていきましょうよ、共に。

──今回の舞台を通して、それぞれ、自分のどんなところに注目してもらいたいですか？

岸　今、ここで言うこと大事だよね！

神宮寺　注目して見てもらえるからね！

中村　皆さんに直接お届けできるのは本当に久々なので、舞台のストーリーはもちろんのこと「みんなに直接届けたかったよ」っていう内面の部分を見せられたら。それは、僕たちの瞳を見てくれれば伝わると思います。

岩﨑　去年に引き続き出させてもらえるということで、久しぶりのお客様の前でということもありますし、チャンプチームとしての貫禄や、チャンプとの関係性の部分をもっと引き出せたらいいなと思っています。

那須　僕は一年目ですが一年目だと思わせないくらい、がむしゃらに先輩たちに食らいついていきたいなと思っているので、演技が一番見せたいところです。

神宮寺　せっかくお客様の前で披露できる機会なので、客席のひとり一人にセリフや歌、ダンス、すべてが届くように。その日帰って頂いて「お腹いっぱいだった」と言ってもらえるようなパフォーマンスを届けていきたいなと思います。

岸　歌、ダンス、お芝居はもちろんのこと、僕自身は広背筋と上腕三頭筋と、前腕に浮いてくる血管に注目してもらいたいなと思っています。個人的なことですけど、そこは本当に鍛えていくので、ぜひ注目してもらえたら嬉しいなと。

神宮寺　写真もそこをメインに撮ってもらって。岸くん今回から顔のショットは使わなくていいの？

岸　いやいや顔が命なのは大前提ですよ！“J（ジャニーズ）”ですから！（一同笑）

──では最後に、岸さんと神宮寺さんから意気込みとメッセージをお願い致します。

岸　本当に今この状況の中でちょっと暗くなってきたりはしているのですが、こうして生でお会いできる、エンターテインメントの素晴らしさ、生のステージの素晴らしさを少しでもお伝えしたいです。それによって皆様の日常の背中を少しでも押せたらと思います。全力でやりきらせて頂きますのでよろしくお願いします！

神宮寺　今のこの時代だからこそ、台本を読みなおしても『ドリームボーイズ』という作品を通して、この経験があるからこそこの台詞が刺さるとか、このシーンをこんな目線で見えるなという新しい発見ができると思うので、是非皆さんに劇場に足を運んで頂いて、楽しい『ドリームボーイズ』、情熱あふれる僕たちのお見せする『ドリームボーイズ』をご覧頂けたらと思っています。よろしくお願いします！

【公演情報】
『ドリームボーイズ』
エターナルプロデューサー◇ジャニー喜多川
演出◇堂本光一
出演◇岸優太（King＆Prince）神宮寺勇太（King＆Prince）
美 少年　7 MEN 侍
紫吹淳　鳳蘭（12月10日～26日）樹里咲穂（12月27日～1月27日）
●2020/12/10～2021/1/27◎帝国劇場
〈料金〉S席12.000円 A席8.000円（全席指定・税込）
チケット販売方法等、詳細後日発表。
〈公式サイト〉https://www.tohostage.com/dreamboys/

【取材・文・撮影／橘涼香】