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DIAMOND☆DOGS『White Valentine Show』間もなく開幕! 東山義久、中塚皓平、和田泰右、咲山類、廣瀬真平、新開理雄、Homer座談会

DIAMOND☆DOGS(以下D☆D)が3月に贈るヴァレンタインショー『White Valentine Show』が3月12日~16日、銀座の博品館劇場で上演される。

ヴァレンタインショーはD☆Dの数あるコンテンツの中でも特に人気の高いシリーズで、第1部はメンバーひとり一人の技、魅力が遺憾なく発揮されるショー。第二部はバンドを交えて大いに盛り上がるライブと、実はここが最も大きな見どころ!?とも言われるダンスコントで構成されたエンターテイメント満載のステージだ。特に2022年版ヴァレンタインショーはホワイトデーの時期とも重なることから、D☆Dメンバーからファンへの方々へ、愛と感謝を贈るというコンセプトで熱いステージが展開される。

そんな新生D☆D初のヴァレンタインショーに臨むメンバー、東山義久、中塚皓平、和田泰右、咲山類、廣瀬真平、新開理雄、Homer全員が集い、新たなステージにかける意気込みを語り合ってくれた。

様々な恋愛模様を綴るショー

──まず、全体の内容についてお伺いしたいのですが。

中塚 「ヴァレンタインショー」はD☆Dのコンテンツのなかでも、特に皆さんから多くのご支持をいただいているものなのですが、今回はホワイトデーに近い時期の上演ということなので、『White Valentine Show』と銘打って、僕ら側からお客様に感謝を込めたショーを、というコンセプトになっています。具体的には男性側から見た恋愛模様、好きな人に告白するまでのドキドキですとか、ちょっと互いの距離が離れてしまった寂しさや、燃えるような恋のめぐり会いなどが、1幕のショーになっています。2幕は基本的にはLIVEと恒例のダンスコントという構成でお届けします。

中塚皓平

──その中で、皆さんそれぞれがメインになるシーンがあると思いますので、それについてを中心に、いまお話いただける範囲で場面をご紹介くださいますか?

東山 じゃあHomerから行こう。

Homer 僕のシーンは一応「一目惚れと」いう感じの恋を描いています。2幕のLIVEではD☆Dらしい全力のパフォーマンスで、皆でタップを踏んだり、歌ったりといまできることをたくさん盛り込んでいます。

中塚 1幕のメインシーンはほぼほぼソロです。

Homer あ、そこまで言っちゃっていいんですか?

中塚 もういいよね?

東山 うん、全部言っちゃって。

Homer じゃあ、はい(笑)。1幕は一人でパフォーマンスします。

和田 すごいですよ。

Homer 怪我をしないように頑張ります!

──大事なことですよね!廣瀬さんは?

廣瀬真平

廣瀬 僕も1幕はほぼ一人でパフォーマンスさせていただくのですが、デートの前日で、明日はあの子に会うんだ!と思ってドキドキしている心境を、歌で表現させていただいていて、歌詞も自分で書きました。熱い思いなんですけど、フレッシュな感じの楽曲になっています。あとは2幕のダンスコントの台本も僕が書かせてもらったので、それも楽しみにしていただきたいです!

新開 僕は「告白」をテーマに、D☆Dのメンバー7人が、大人でセクシーな方々が多いなか、僕らしくキュートで可愛い一面を「告白」のなかで表現できたらいいなと思い、それをベースに、自分が得意なことをその場面と曲に詰め込めこむつもりで作っています。2幕のダンスコントは初めての参加になるので、僕自身もとても楽しみにしています。

和田 これまでの僕には、明るいイメージがあったと思うんですが、今回はそれとは真逆なところ、夕方から夜にかけてのデートというちょっと艶っぽいところを目指しています。曲調もスローなので、今までにない色を出せたらと思っています。

Homer あの曲でどう表現するんだろうって、一番楽しみです。

和田 今まで明るい感じでずっと来ているから、それを良い意味で裏切ってガラッと変えていきたいです。2幕のLIVEでは僕が入った後くらいの、懐かしい曲も出てくるので楽しみにして欲しいですし、ダンスコントでは「あの脇役の人良かったよね!」と言われることを目指しています。決して主役ではないんだけど、すごいインパクトだった、というところまで行きたいので期待していて下さい!

和田泰右

中塚 僕の場面は、会えない時期があって寂しいんだけれども、だからこそ次に会える時への期待がふくらむ、というところを表現できたらいいなと思っています。2幕に関してはダンスコントなので、毎回登場するタライにどう当たるか?(笑)ということを、いま真面目に考えていますね。

東山 ダンスコントは皓平が主役だよな?

廣瀬 主役です!

中塚 はじめてです!1幕と2幕でガラッと変わりますし、2幕もLIVEとダンスコントで更にガラッと変わるという感じになっていると思います。

咲山 僕の場面は、これからプロポーズしに行きますよ!みたいなHAPPYなシーンになればいいかなと思っていたのですが、まさにその感じで曲が上がってきてくれたので、ハッピーなプロポーズシーンを目指して歌詞も書きました。2幕はもう全てに全力で行こうと思っています。

東山 僕は…って、僕の場面ある?(爆笑)

中塚 ありますよ!稽古帰っちゃっただけで!(笑)

東山 だって昨日変わったからさ(笑)。

中塚 変わったところもあるけど(笑)、リーダーのシーンはちゃんとあります!情熱的に踊る!

東山 ダンサー5人でやろうかということで。類と理雄はね。

咲山 魂で参加してるから!

東山 そうそう、魂で参加してくれている(笑)。今までのシーンで主役だった人たちが、デートの前日とか、プロボーズとか、色々とあった中でもずっと、恋する人に恋していこうという感じで、情熱的に踊る場面になります。2幕のLIVEは今年1月にもD☆DでLIVEをやっているので、それとはまた趣向を変えていますし、一番違うのは皓平主演のコントがあるので、日々進化していくのか劣化していくのかが見ものなのではないかと(爆笑)。

中塚 進化していきますって!!これは必ずお約束しますので!

咲山類

お手本になる人が身近にいてくれる幸せ

──新生D☆Dとして始動して3年経ち、今年はこの『White Valentine Show』以降、個々の活動が多めになるとも伺っていますが、その分ここまで特に昨年は怒涛のような公演が続きましたが。振り返っていかがですか?

東山 去年1年間は3年分ぐらいの濃さで公演を重ねましたから。7月、9月、12月に本番って、ちょっとおかしくないか?というスケジュールで(笑)。

中塚 いやー、正直大変だった。

和田 ヤバかったよね。

咲山 しかも「CRUISING SHOW」「DANCE THEATER」「SHOW ACT」ってそれぞれ全く違うスタイルの公演だったしね。

東山 あのスケジュールを3人が加わった1年目にやっていたとしたらちょっと難しかっただろうと思うけど、いま『Promise You』『ODYSSEY 2021』『夜想曲 ノクターン』という出来上がった作品を振り返ってみると、真平、理雄、Homerがもしいなかったらを考えたら逆にゾっとする。だから来るべくしてきたタイミングだったんだと思うし、そういう意味では今やっと本当の意味でグループとしてスタートラインに立てたのかなと思っています。

──廣瀬さん、新開さん、Homerさんはいかがですか?

新開 はじめはD☆Dの一員として自分に何ができるのかな?からわからなかったんですけど。

中塚 それはそうだと思う。僕もっていうか、リーダー以外はみんな後からD☆Dに参加した経験者なんだけど、最初は何をしていいかわからないよね。

新開 そうでした。でもだんだん作詞とか、舞台だけでなくて道具を管理することもやっていくうちに、作品を一から自分たちで作るってこういうことなのかと一つひとつ学んでいけて、次にどの舞台に行ってもこれは自分のなかですごく力になっていると思っています。

Homer 僕はそもそも芝居に苦手意識があったんですけど。

──D☆Dの舞台を拝見していると、とてもそうは思えません!むしろ役者魂のある方だなと。

Homer

Homer それはやっぱりグループの強みで、例えば僕が振付をしても類さんも理雄も「歌いながらこれはできない」とは絶対に言わずにやってくれるんです。だから僕もD☆Dの一員として皆と一緒にやっていくなかで、お客様の反応を生で感じられて、自分が変わっていけたと思っています。

廣瀬 とても3年だとは思えない密度の濃い時間を過ごさせてもらっていますし、この間泰右さんが家に来てくれて「いま、こんな楽曲作っているんですけど、どうですか?」と聞いてもらって、色々と意見も言ってもらったんです。そういう相談がすぐにできる人が身近にいてくれる環境って本当に幸せだなと思います。

東山 そういう皆がいてくれる環境という意味で言うなら、僕は今年ミュージカル『The View Upstairs ─君が見た、あの日─』という作品に参加したんですが、ちょっと「陰」のキャラクターで、演じながら「TAKAが最初に入ってきた時ってこんな感じだったな」と思ったんですよ(笑)。そう考えると、今まで色々な役を演じてきましたが、どの役もメンバーの誰かにどこかしら当てはまってヒントをもらっているんですよね。そういうお手本が身近にいることがありがたいですし、だからこそD☆Dのメンバーだけで公演をやっていくばかりではなくて、それぞれが外に出て、色々な経験をし、またD☆Dで培った力も発揮して、またそれをD☆Dに持って帰ってこられたらいいなと思っています。『White Valentine Show』以降、僕は『ミス・サイゴン』に向かいますし、皆も様々な活動がありますが、そこで得たものを糧にして、次にD☆Dとして全員で集まったらどんなものが生まれるのか?をとても楽しみにしています。

東山義久

──そういう意味でも、この『White Valentine Show』を楽しみにしていますが、今回はホワイトデーに併せて、皆様からお客様へのギフトというテーマの公演ですので、楽しみにしている方々ひとり一人へのお誘いという気持ちも込めて、メッセージをいただけますか?

中塚 お誘いですか?新しいな(笑)。

廣瀬 「僕達から愛を贈るので受け取りに来てね!」…とかですか?

──はい、そういう感じで大丈夫です!

東山 じゃあ僕行きます。『White Valentine Show』で僕達から、皆様へ愛をお贈りします!3月には僕の誕生日がありますので。

咲山 言うと思った(笑)

中塚 絶対言うと思ったよね(笑)。

和田 でも誕生日公演中にくる?

東山 いや、終わってから1週間後。

和田 だいぶ期間があるな~(笑)。

東山 早くても全然構わないので(笑)お祝いし合いましょう!

中塚 構わないのでってさ(笑)。ええと、僕達の愛がどんな形で表現されるのか、探究しに来てください!

新開 僕達が参加する初めての「Valentine Show」なので楽しみに待っててね!(ニッコリと特大の笑顔)

中塚 ちょっと~!(爆笑)

新開理雄

──いいんです。OKです!

東山 僕が最後に言うべきだった(笑)

Homer これ台詞なんですけど「僕と一緒にディナーをしましょう!」

東山 台詞で来たか!

咲山 みんな、今年のホワイトデーは博品館に集合だよ!

和田 それでいいの!?

咲山 じゃあ自分は?

和田 僕はオーソドックスです「みなさん楽しみにいらしてください!」

中塚 そうくる?

廣瀬 僕らから白い愛をあなたに!

咲山 白い愛って何!?じゃあ僕が言い直して終わります。「今年のホワイトデーは博品館でお会いしましょう!」

 

■PROFILE■

ひがしやまよしひさ〇大阪府出身。大学卒業と同時に初舞台。『エリザベート』のトートダンサーで注目を集める。2003年DIAMOND☆DOGSを始動、リーダーとして舞台構成・総合演出も手掛ける。2013年には肉体表現の可能性を追求する新たなるカンパニー「BOLERO」を立ち上げてドラマ性のあるダンスステージを創り上げ、2018年には芸能活動20周年記念コンサート『My Dream』にてSONG & ACTの可能性を表現する等、ジャンルを問わずに活躍している。主な出演作に【舞台】『The View Upstairs ─君が見た、あの日─』『CLUB SEVEN –ZERO Ⅲ-』『ALTAR BOYZ』『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-、『モーツァルト…オレは誰だ!!』『ELF The Musical』、『ODYSSEY』ミュージカル『イヴ・サンローラン』『DRAMATIC MUSICAL COLLECTION 2018』『戯伝写楽2018』『サロメ』『エジソン最後の発明』『レ・ミゼラブル』等。

なかつかこうへい〇千葉県出身。3歳からモダンバレエを始め、数々のダンスコンクール受賞歴をもつ。2007年DIAMOND☆DOGSに加入。長身を生かしたドラマティックなダンスに定評がある。D☆D外での活動も多岐にわたり、2020年はストレートプレイ作品『グッバイ・エイリアン』で草月ホール主演。近年は宝塚歌劇団の振付も手掛け、振付家としても活躍中である。主な出演作に【舞台】MWvol.4『グッバイ・エイリアン』『ODYSSEY』Asaka Manato concert 2nd『MANA-HOLIC』劇団TEAM-ODAC『浮遊するfitしない者達』『DRAMATIC MUSICAL COLLECTION 』『Flamenco マクベス』『Romale ~ロマを生き抜いた女カルメン~』『サロメ』『WILDe BEAUTY ~オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子~』等。

わだたいすけ〇東京都出身。14歳よりHIPHOPを始めて数々のコンテストで受賞。2009年ミュージカル『テニスの王子様』仁王雅治役で出演し人気を得る。2010年DIAMOND☆DOGSに加入。2011年には声優としても活動を開始。DIAMOND☆DOGSとしての活動の傍ら、2019年6月にはソロ活動も開始、CD発売と共に多くのライブ公演に出演。また、2016年4月より放送のTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」OP曲「Crazy Noisy Bizarre Town」歌唱アーティスト「THE DU」に参加、2016年4月CD発売の他、コンサートやイベントへも多数出演している。近年の主な出演作に【舞台】『ダルマ2021』『ALTAR BOYZ』『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-『モーツァルト…オレは誰だ!!』『ODYSSEY』『Summer Valentine Show 2019』劇団TEAM-ODAC『小さな結婚式 ~いつか、いい風は吹く~』ミュージカル『恋する♡ヴァンパイア』『Flamenco マクベス』『Dramatic Musical Collection 』等。

さきやまるい〇和歌山県出身。国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。2007年よりDIAMOND☆DOGSのVOCALISTとして加入。近年は歌のみならず、芝居にもその才能を発揮、『Sylphy』や『Life pathfinder』等での主演を経て、2017年『Musical 素敵な世界』にて本多劇場主演。あたたかな歌声とハートフルな芝居心が魅力のボーカリストである。DIAMOND☆DOGSでは作詞も担当し、ライブではその圧倒的な歌唱力でグループ全体を牽引している。近年の主な出演作に【舞台】『天神夢双』『グッバイ・エイリアン』ブロードウェイミュージカル『GODSPELL』『スペリング・ビー』『ロイヤルホストクラブ』ミュージカル『アワード』『Dramatic Musical Collection 』『Flamenco マクベス』『WILDe BEAUTY ~オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子~』等。

ひろせしんぺい〇神奈川県出身。2003年~2006年に劇団四季『ライオン・キング』にてヤングシンバ役を務める。その他TBSテレビ『3年B組金八先生』第8シリーズ里中憲太郎役など子役時代から活躍。その後もテレビやミュージカル、2.5次元舞台まで、芝居・歌・ダンスと三拍子そろったマルチプレイヤーとして活躍中。主な出演作として、【舞台】『デスノート』、浪漫活劇 『るろうに剣心』、TEAM NACS 第16回公演『PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて』、ミュージカル『狸御殿』、『超歌劇 幕末Rock』、『弱虫ペダル』、『さよならソルシエ』他。2019年よりDIAMOND☆DOGS加入。

しんかいりお〇福岡県出身。地元福岡でモデルを中心に活動をした後、2014年に上京。同年12月に超歌劇『幕末Rock』でデビュー。以降、2.5次元ミュージカルを中心に出演。近年の主な出演作に『モーツァルト‥‥オレは誰だ!!』劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『Pirates of the Frontier』、歌劇『明治東亰恋伽~月虹の婚約者~』、超歌劇『幕末Rock』シリーズ、ミュージカル『ヘタリア ~ in the new world ~ 』、ミュージカル『スタミュ』、舞台『トリスタンとイゾルデ』バロン役、GEKIIKE本公演第8回『あまつきつねの鬼灯』等がある。2019年よりDIAMOND☆DOGS加入。

ほーまー〇東京都出身。HIPHOP、BREAKIN’ダンサーとして活躍。テレビ東京放映番組 DANCE@HERO JAPAN 5th SEASON 、AKB48真夏の単独コンサート in さいたまスーパーアリーナ~川栄さんのことが好きでした~ 2days、AKB48 藤田奈那 「右足エビデンス」PV&LIVE、乃木坂46 真夏の全国ツアー FINAL、寺島拓篤2nd LIVE TOUR PRISM 2days、ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 5th LIVE等に多数出演。SPRINGROOVE 海外アーティストINNA LIVEでは振付も担当。2019年よりDIAMOND☆DOGS加入。

【公演情報】
『White Valentine Show』
構成・演出・振付:D☆D
音楽監督:楠瀬拓哉
作曲: 東森 拓
Cast:
DIAMOND☆DOGS
東山義久
中塚皓平
和田泰右
咲山 類
廣瀬真平
新開理雄
Homer
●3/12~16◎博品館劇場
〈料金〉8,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※本公演は、舞台を張り出しているため最前列は D 列となります。
〈チケット取扱〉
博品館劇場 OnlineShop  https://theater-hhk.shop-pro.jp
博品館 1F TICKET PARK 03-3571-1003
〈お問い合わせ〉博品館劇場 03-3571-1003
〈公式サイト〉https://www.hakuhinkan.co.jp/theater/archives/event/white-valentine-show

 

【取材・文/橘涼香 撮影/岩田えり】

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