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愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクト 鈴木竜×大巻伸嗣×evala『Rain』ツアー開催決定!

©Naoshi HATORI / 提供 愛知県芸術劇場

この夏、「愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクト 鈴木竜×大巻伸嗣×evala『Rain』」のツアーを開催する。東京は新国立劇場にて8月4日(金)~6日(日)、愛知は幸田町民会館にて8月18日(金)、福岡はJ:COM北九州芸術劇場にて8月27日(日)、ツアー全7回の上演を行う。

『Rain』は、イギリスのサマセット・モームによる短編小説の中でも傑作と呼ばれる『雨』を題材としたダンス作品で、愛知県芸術劇場とDance  Base  Yokohamaによる共同製作を行い、2023年3月に愛知県芸術劇場にて初演を迎えた。

DaBYアソシエイトコレオグラファーの鈴木竜が演出・振付を担い、創作において曖昧で捉えどころのない「存在」に迫るための身体的時空間の創出を試みる現代美術作家の大巻伸嗣が美術、立体音響を駆使した独自の“空間的作曲”によって聴覚体験の新しい可能性をひらくevalaが音楽を担当し、三位一体の舞台空間を立ち上げていく。

この夏の上演では、ダンサーが一部変更となり、中川賢(新国立劇場バレエ団プリンシパルの米沢唯と初共演)、ほか2名の参加が決定している。

原作『雨』の物語は、感染症により閉じ込められた一つの島で起こる人間模様がテーマとなっている。原作でははっきりと明かされない描写や関係性をダンス・美術・音楽が一体となって表現した本作は、初演後に多様な視点からの反響があった。

今回はさらにアップデートし、協働を深めたクリエイターとダンサーによって創出される劇場体験となる。

《『Rain』解説》
原作:サマセット・モーム『雨』
イギリスの小説家・劇作家サマセット・モーム(William Somerset Maugham/1874-1965)により、1921年に発表された短編小説。感染症により南の島に閉じ込められた医師と宣教師夫妻たちが宿泊先で出会ったのは、品性下劣で信仰心のない一人の女性であった。雨が降りしきる閉鎖空間で過ごすなか、それぞれの人物の価値観の違いから生まれる心情や
軋轢、そして予想外の結末が描かれる。

【公演情報】


愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクト 鈴木竜×大巻伸嗣×evala『Rain』
原作:サマセット・モーム『雨』
振付・演出:鈴木竜 (DaBY)
舞台美術:大巻伸嗣
音楽:evala
出演:米沢唯(新国立劇場バレエ団)、中川賢
木ノ内乃々*、Geoffroy Poplawski、土本花*、戸田祈*、畠中真濃*、山田怜央 ( *DaBYレジデンスダンサー)
●8/4~6◎東京公演 新国立劇場 小劇場
※開場は開演の30分前
〈料金〉一般6,000円  U25: 4,500 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉Dance Base Yokohama(contact@dancebase.yokohama)
〈特設サイト〉https://rain.dancebase.yokohama/

《ツアー情報》
●8/18◎愛知公演 幸田町民会館 さくらホール
〈お問い合わせ〉https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000971.html
★米沢唯・山田怜央・鈴木竜によるダンスワークショップ開催
8月15日(火) 愛知県芸術劇場大リハーサル室にて(詳細は特設サイトにて
●8/27◎福岡公演 J:COM北九州芸術劇場 中劇場
〈お問い合わせ〉(公財) 北九州市芸術文化振興財団
http://q-geki.jp/events/2023/Rain/

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