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「蒼紅」の両雄のファイナル!『戦国BASARA』眞嶋秀斗×松村龍之介 インタビュー

人気ゲームシリーズの舞台化第16作目で、10周年記念となる〝斬劇『戦国BASARA』天政奉還”が、7月12日から21日に東京・ヒューリックホール東京にて、7月26日から28日は大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにおいて上演される。この公演で2017年から伊達政宗を演じている眞嶋秀斗と、2014年から真田幸村を演じてきた松村龍之介が卒業することになった。

「蒼紅」の両雄としてこのシリーズを盛り立ててきた眞嶋と松村に、改めてこの作品や役への思いを語ってもらった「えんぶ6月号」のインタビューを、別バージョンの写真とともにご紹介する。

松村龍之介・眞嶋秀斗

今は寂しさよりも楽しみが大きい

──この公演でお二人は卒業となりますが、改めて作品とそれぞれの役への思いを聞かせてください。

眞嶋 今回で卒業ということ、そして10周年記念公演でもありますので、また新たな気持ちで、初心を持って臨みたいです。前回公演で、松村さんが「またパワーアップして、夏に帰ってきます」とおっしゃっていたように、絶対にいい作品にしたいし、伊達政宗としても、また一つ上のステージで皆さまの前に立てるように、全力を捧げたいと思っています。歴史のある作品で、同じ役を長くやらせていただけるというのは、滅多にない経験ですので、自分が続けてきた意味、積み上げてきたものをしっかり見せられるようにしたいです。

松村 今回の〝天政奉還〟を含めて、丸5年以上この作品に携わってきました。僕自身の芸歴が6年なので、役者としての成長がそのまま『戦国BASARA』の真田幸村を通して反映されているところがあります。真田幸村は役者・松村龍之介の鏡のような存在で、表裏一体というか、帰ってくる場所であり自分の原点でもあります。そういう意味では、今後の人生の大きな節目となる公演ですし、自分の中でも今までの集大成を見せるべき場でもあります。今は寂しいというより、「最後にどこまでやれるのだろう」とすごく楽しみですね。

隣にいるその姿を見て自分も踏ん張っていた

──役の上では永遠のライバルですが、お互いにリスペクトする部分はどんなところですか?

松村 いっぱいあるのですが(笑)、作品に対する思いや熱量はみんな持っているものですが、シューティー(眞嶋)は、人一倍多いし自分に厳しいです。ストイックでミスをした時に誰よりも悔しがるし自分を責める。すごく気概がある人だと思います。そういうところは見ていて気持ちがいいし、支えたくなります。かわいいですね(笑)。

眞嶋 僕もそれこそいっぱいあって。前回の〝蒼紅乱世〟で真田と伊達に別れて2作品をやった時、改めて気付いたのですが、のすけ(松村)さんが隣にいてくださるその姿を見て、僕も踏ん張ってたところがあったなと。のすけさんは心が折れないし弱音も吐かない。つらい状況でも苦しい顔をしない。現場を穏やかにしてくれて引き締めてくれます。そういう頼もしい先輩だと尊敬しています。

──そんなお二人が挑む10周年記念公演への意気込みをぜひ。

松村 10年は大きな数字だと思っていて、これだけ舞台のシリーズとして継続してきたということは、いろいろな人が携わり、多くの方が愛を注いできたシリーズでもあります。僕自身、先輩から教えられたもの、培ってきたもの、そして今持っているものすべてを、この作品を通して、真田幸村を通してぶつけていきたいなと思います。歴史に恥じないよう、シューティーと一緒に楽しんでいけたらと思います。

眞嶋 この公演に出演して約2年ですが、いつも公演に歴代のキャストの皆さんが観に来てくださいます。『戦国BASARA』というカンパニーの愛や繋がりをすごく強く感じていて、そこに伊達政宗という大きな役で出演させていただけることの重みを、いつも噛みしめています。そんな『BASARA』のバトンをこの先へも繋いで行けるように、また自分自身も、少しでも役者としての成長を見せられるようにと思っています。自分が初めて『BASARA』を観た時、殺陣と一人ひとりの武将の生き様に熱さを感じたように、今回もその熱量とパワーをお客様に届けたいです。

松村龍之介・眞嶋秀斗

ましましゅうと(写真右)○群馬県出身。15年よりミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンの桃城武役として出演、活躍を続けている。そのほかの舞台は、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』2~信越地方よりアイをこめて~。2017年の“斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い”から伊達政宗役を務めている。昨年は映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』に出演し話題となった。

まつむらりゅうのすけ(写真左)○岩手県出身。13年にデビュー。舞台を中心に精力的にキャリアを重ね、CM、映画、バラエティ番組し活躍の場を広げている。近作に、映画『ブーケなんていらない!』『BLOOD-CLUB DOLLS1』舞台『青の祓魔師 京都紅蓮編』『黒子のバスケ THE ENCOUNTER』『残響のテロル』『八犬伝~東方八犬異聞~』などがあり、『戦国BASARA』シリーズでは、2014年から真田幸村役を演じ続けている。19年夏公開の『GOZEN-純愛の剣-』、そして同年秋上演の舞台『GOZEN-狂乱の剣』への出演が決定している。

【公演情報】
舞台「戦国BASARA」10周年記念公演
斬劇『戦国BASARA』天政奉還
原作◇CAPCOM(「戦国BASARAシリーズ」)
構成・演出・映像◇ヨリコジュン
企画・原作監修◇小林裕幸(CAPCOM) 山本真(CAPCOM)
出演◇松村龍之介 眞嶋秀斗/沖野晃司 永田聖一朗
井上正大 久保田秀敏 末野卓磨 前田慎治 高岡裕貴 ほか
●7/12~21◎ヒューリックホール東京
〈料金〉7,900円 / 注釈付指定席 7,900円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00〜18:00)
●7/26~28◎梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
〈料金〉7,900円 / 注釈付指定席 7,900円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメーション 0570-200-888(全日10:00~18:00)
〈公演HP〉https://www.basara-st.com

 

【取材・文/咲田真菜 撮影/友澤綾乃】

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