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阿佐ヶ谷スパイダース番外公演「阿佐ヶ谷スパイダース 遊覧文庫  vol.1」11月に下北沢で開催!

阿佐ヶ谷スパイダースは11月に、下北沢で通常の劇団公演とは一味も二味も異なる番外公演『秋の下北沢盆踊り〜阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫vol.1「下北沢のみち」』を開催する。

《阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫とは?》
阿佐ヶ谷スパイダースが劇団員総出で複数の企画の立ち上げから準備、開催までを行う、通常の演劇公演とは一味も二味も違う番外公演、それが「阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫」。
本棚から自分好みの文庫を手に取るような、そんな感覚でたくさんの企画から興味のあるものをひとつ、ふたつと参加者の方々に選んでいただき参加をしてもらう。企画によっては、予約・料金は不要なので、通りすがりにふらっと立ち寄ることもできる。

今回の舞台は演劇の聖地・下北沢。街にも飛び出す演劇をということで劇場だけでなく商店街や広場へと空間を広げていく。11月12日~23日までの間、様々な企画が催される。

演劇のプロフェッショナルだけでない阿佐ヶ谷スパイダースの特性を生かし、街と繋がり、時には子どもも大人も一緒になって演劇を身近に感じたりと、人と人とが出逢う場所を様々な企画を通して探っていく。

《ご挨拶》

長塚圭史

阿佐ヶ谷スパイダースが 2022 年はいつもとちょっと違った風情で、下北沢でざわめきます。古書を並べたり、朗読してみたり、子どもたちが楽しめることを考えたり、飲食店で働いたり、写真がそこかしこに並んだり、共に遊んだり、お喋りしてみたり、地元の皆さんと踊ったり、子どもたちと踊ったり、ゲストをお招きして語らったり、新しい作品のカケラを披露したり、昔の作品を眺めてみたり、そしてあの頃の下北沢をじいっと見つめてみたりします。
演劇と毎日の生活がちょっとだけ近づく、阿佐ヶ谷スパイダースがお送りするささやかな演劇祭り。ところがあれよあれよと下北沢の方々と繋がりまして、劇場を中心にしたプログラム『下北沢のみち』と、街に飛び出すプログラム『秋の下北沢盆踊り』という二本柱でお送りすることに。阿佐ヶ谷スパイダースというのは毎度どうなるのかわかりませんが、今回はこれまでで最も未知なることになっています!
さあもう思い切って、秋を一緒に楽しみませんか? 阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫 vol.1 と称してお送りします『下北沢のみち』、そして下北沢東会の皆様とお送りいたします『秋の下北沢盆踊り』。どうなるんですかこれは!?お楽しみに!
阿佐ヶ谷スパイダース主宰 長塚圭史

阿佐ヶ谷スパイダース

【阿佐ヶ谷スパイダース】
1996 年旗揚げ。2017 年からはこれまでのプロデュースユニットの形態から〝劇団〟としての活動を開始。現在劇団員は 36 名。演劇を生業としている者から、会社員・主婦・学生・写真家など様々な業種の劇団員が在籍。
〈阿佐ヶ谷スパイダース 劇団員〉
足立充章・稲田桂・大久保祥太郎・大高碧・梶原千晶・片平圭衣子・桂川裕行・加藤温・唐崎修・河村陽子・北澤真・木村美月・齋藤茂男・坂本慶介・佐々木梓・志甫まゆ子・清水あいみ・下村はるか・城野淳子・鈴木太朗・谷口綾・伊達暁・富岡晃一郎・智順・内藤裕也・内藤ゆき・長塚圭史・中山祐一朗・中村まこと・福澤諭志・藤間爽子・村岡希美・森一生・山田美紀・李千鶴・aka Eva(以上 36 名)

《イベント情報》
『阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫vol.1「下北沢のみち」』 

【ソロ読み】
劇団メンバーの俳優が一人きりで小説・戯曲・エッセイなどを読んで聞かせる読み語り企画。劇場やスタジオ、ジンギスカン屋など下北沢各所で繰り広げられるバラエティ豊かなものがたりを是非ハシゴしてみませんか。スペシャルゲストもお楽しみに!

【朗読ワークショップ「荒野に立て!」】
2011 年に上演された長塚圭史作『荒野に立つ』。この戯曲のセリフを俳優と共に発することで劇世界の新たな一面に触れてもらうための体験型ワークショップ。演劇未経験の方大歓迎です!

【語り場】
若者と劇団員との座談会や、地元の方々と企画する盆踊り・創作秘話などを語らう座談会企画。

【ペックとスメルの秘密基地】
熱帯の森に住むイタズラ大好きの奇妙な生き物ペックとスメル。彼らを呼び出して遊んでみませんか?彼らと会うためにはまずは「熱帯の森」が必要なようです。何もないこの空間に森を作り出しましょう。きっと彼らが通りすぎます。さあ、もっと彼らをよく見るために、お次は何を作りましょうか。阿佐ヶ谷スパイダースが初めて作る子供も大人も楽しめる親子参加型作品です。
テキスト・演出:長塚圭史 構成:阿佐ヶ谷スパイダース

【○○と過ごす夜】
夜も更けた時刻にオープンする過去の阿佐ヶ谷スパイダースの公演を劇団員と一緒に鑑賞する上映会。上映の前後にはトークショーもあります。

【愛の向田邦子劇場】
ジンギスカン専門店 Gakuya で上演される短編芝居。向田邦子のエッセイの語りから始まり、次第に芝居の世界へと物語は進んでいきます。
構成・演出:李千鶴

【下北沢足跡散歩】
語り部と共に、開発により姿を変えていく下北沢の各所を参加者と歩き巡っていきます。下北沢という土地の歴史、記憶をたどっていく中で個人史も再発見していきます。

【はたらくところ】
公演期間中、中山祐一朗と長塚圭史が下北沢の飲食店でアルバイトを計画。もしかしたら二人が一緒に働いているかも!?

【『ケイトウ』のための序曲(プレリュード) 】
2023 年秋、長塚圭史が書き下ろす阿佐ヶ谷スパイダースの新作のための序曲。「鶏頭」というのは花の名前ですが、この序曲の中では現象として語られます。我々が普段見ていないけれど実ははっきりとそこにある世界が、突如として眼前に浮かび上がるそうです。この奇妙な現象が街を少しずつ侵食します。新作公演のための草案が遊覧文庫など各所で行われているイベントの合間にそっとあなたに忍び寄ります。
テキスト:長塚圭史

【みちの記録】
劇団員で写真家でもある aka Eva が公演期間中の日々、劇団員や下北沢の街並みを撮影。その写真を各会場にどんどん掲示していく写真展。購入も可能です。

【遊覧文庫】
手紙など言葉の紛れ込んだ古書を売る幻の書店。各会場で古本の他にもグッズなどを販売。昔ながらの手作り紙芝居も披露。

阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫
『秋の下北沢盆踊り』

【秋の下北沢盆踊り】
代田盆踊りの会と阿佐ヶ谷スパイダース、そして地域の方々や、通りすがりの方も一緒に季節外れの盆踊りをみんなで踊ろうという途方もない企画。なんと阿佐ヶ谷スパイダースオリジナルの盆踊りも作っちゃいました。
作曲は音楽パフォーマンスグループ「時々自動」の鈴木光介さん、作詞は劇団員の村岡希美、振り付けは藤間紫こと阿佐ヶ谷スパイダースの藤間爽子が担当。

【こどもとおどる】
大人と子どものコンテンポラリーダンス。ダンス・カンパニー「CHAiroiPLIN」を率い、舞台・テレビで活躍中のダンサー・振付家のスズキ拓朗さんが振付を担当。踊っているところを見かけたら気軽に覗いてみてください。
振付・演出:スズキ拓朗

【遊覧文庫】
手紙など言葉が挟み込まれた古書を売る幻の書店。リヤカーに古本を積んで気まぐれに街を遊覧船のように移動。到着した各会場で古本の他にもグッズなどを販売。昔ながらの手作り紙芝居も披露。

【フリースペース~ご自由にどうぞ~】
誰でも休めて、話せて、寄れる憩いの場、〝公共の場〟をご提供します。買い物の休憩に一息ついていきませんか?阿佐ヶ谷スパイダース劇団員も常駐しているので一緒にお話もできるかも。そしてもしかすると思いがけないお芝居にも出会えるかも!?

【期間】
阿佐ヶ谷スパイダース遊覧文庫 vol.1『下北沢のみち』
●2022 年 11 月 12 日(土)~23 日(水・祝)
『秋の下北沢盆踊り』
●2022 年 11 月 19 日(土)・20 日(日)・23 日(水・祝)
会場:下北沢
本多スタジオ・小劇場楽園・シアター711・小劇場 B1・ジンギスカン Gakuya・昭和信用金庫本店駐車場
★各企画の開催日時・会場及び料金等詳細は、阿佐ヶ谷スパイダース HP をご確認ください。
阿佐ヶ谷スパイダース HP https://asagayaspiders.com/
〈お問い合わせ〉阿佐ヶ谷スパイダース 080-5838-8169(平日 12:00~18:00)

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