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藤田俊太郎演出、大原櫻子・八嶋智人・小泉今日子出演『ミネオラ・ツインズ』来年1月に上演!

上段/藤田俊太郎 下段/大原櫻子 八嶋智人 小泉今日子

シス・カンパニーの公演『ミネオラ・ツインズ』~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~が、藤田俊太郎演出、大原櫻子・八嶋智人・小泉今日子らの出演で、来年1月に東京・スパイラルホールで上演される。

本作は、1950年代から1980年代の激動の時代に、女性たちが何を考え、何を体験してきたかを、痛烈な風刺を込めて描いたダークコメディ。主人公は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラで生まれ育った、一卵性双生児の姉妹マーナとマイラ。  タイトル通り「ミネオラ育ちの双子姉妹」の物語。
見かけは全く同じなのに、性格は全く正反対ばいつの時代でも「両極」から反発し合う2人に驚いたり、呆気にとられたり・・・。

本作で、作者ポーラ・ヴォーゲルは、この運命の双生児姉妹を、一人の女優が、カツラと衣装を目まぐるしく変えながら演じ分けるよう、戯曲冒頭に指定した。そして、「常にホルモンの影響による興奮状態で演じて欲しい」とも・・・。

その難題に、芝居と音楽の両分野を自在に行き来し、観客を魅了する大原櫻子が果敢に挑む。そして、この姉妹の狂乱の渦には、八嶋智人と小泉今日子も参戦。
俊英・藤田俊太郎の演出のもと観客を「禁断の別世界」へと連れていく。

【STORY】
舞台は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラ。一卵性双生児マーナとマイラ姉妹(大原櫻子)は、全く同じ容貌でありながら性格は全く似ても似つかず、お互いを遠ざけながら生きてきた。

始まりは1950年代。核戦争の恐怖が日常生活にも蔓延るアイゼンハワー政権下。
保守的な女子高生マーナは、結婚こそが輝かしいゴールだと、すでにジムと婚約中。
一方のマイラと言えば、世間の常識なんかクソくらえばの反逆児。男の子たちとも“発展的”交際を広げている。
そんな悪評が耳に入る度、お堅いマーナのストレスは爆発寸前!
ある時、素行の悪いマイラを諭そうと、マーナに頼まれて婚約者ジムがマイラの元へと向かったのだが・・・。

そして、時代は、1969年、ベトナム戦争の泥沼にあえぐニクソン政権下から、
1989年、パパ・ブッシュ政権下の世の中へと移り行き・・・。
ジェンダー、セクシュアリティ、人種、格差・・・
時代と価値観の変遷の中で、真逆の道を歩んできた双子姉妹が見る夢は?
2人の人生が交錯することはあるのだろうか?

【公演情報】
シス・カンパニー公演
『ミネオラ・ツインズ』~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~
作:ポーラ・ヴォーゲル
翻訳:徐賀世子
演出:藤田俊太郎
出演:大原櫻子 八嶋智人 小泉今日子
王下貴司 斉藤悠
●2022/1/7~31◎スパイラルホール (東京・青山)
〈料金〉10,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈発売日〉一般前売開始 11月6日午前10:00~予定
※開場は開演の45分前
〈お問い合わせ〉シス・カンパニー 03-5423-5906(平日11:00~19:00)
〈公式サイト〉https://www.siscompany.com/mineola/
〈公式Twitter 〉@sis_japan

 

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