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脚本シライケイタ×演出松本祐子『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち』に瀬戸さおりが出演!

創立60周年を迎える劇団東演は、11月に『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち』を東演パラータで上演する。広島の原爆の犠牲となった「桜隊」の丸山定夫や、彼の仲間たちの演劇人としての闘いを描くこの舞台に、若手女優として期待の瀬戸さおりの出演が決まった。

瀬戸さおりは、2013年tpt『天守物語』(演出:門井均)で初舞台を踏み、『マッシュ・ホール』(演出:上村聡史)、『胎内』(演出:松森望宏)、『君が人生の時』(演出:宮田慶子)、『夫婦』(演出:岩井秀人)、『CHIMERICAチャイメリカ』(演出:栗山民也)、来年にはこまつ座『きらめく星座』(演出:栗山民也)への出演を控えるなど着実に演技の幅を広げている。

『獅子の見た夢』は、ノンフィクション作家・堀川惠子の渾身のノンフィクション『戦禍に生きた演劇人たち;演出家・八田元夫 「桜隊」の悲劇』を、劇団温泉ドラゴンのシライケイタが熱い戯曲に書き上げ、演出は内外で数々の作品を手掛けている文学座の松本祐子がつとめる。

物語は第二次世界大戦中、演劇にも弾圧の波が襲う中、芝居を続けるために苦楽座を結成した丸山定男、そして演出家・八田元夫、劇作家・三好十郎、そこに集まった演劇人の芸術家としての闘いの日々を描く。瀬戸は劇中で、実在した森下彰子という女優を演じる。

【瀬戸さおりコメント】
堀川惠子さんの「戦禍に生きた演劇人たち」を読みましたが、戦禍に生きた作家と劇団員たちの苦闘や若き夫婦の悲劇などが丁寧に描かれていて、胸を打たれました。この作品をシライケイタさんがどう戯曲に書き上げ、松本祐子さんがどのように演出なさるのか、今からとても楽しみです。私は桜隊の女優、森下彰子を演じますが、できる限りの準備をし、全力で演じたいと思います。演劇に人生をかけた人たちの生き様を、是非ご覧下さい。

【公演概要】
劇団東演 創立60周年記念公演『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち」
原作:堀川惠子「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇」(講談社文庫)
脚本:シライケイタ(劇団温泉ドラゴン)
演出:松本祐子(文学座)
出演:豊泉由樹緒 能登剛 南保大樹 奥山浩 星野真広 清川翔三 木野雄大 椎名啓介 古田美奈子 大川綾香 中花子 三森伸子・瀬戸さおり
11/16~28東演パラータ
http://www.t-toen.com/index.html

 

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