お芝居観るならまずはココ!雑誌『えんぶ』の情報サイト。

福田雄一×ムロツヨシ×豪華俳優陣で繰り広げるイタリア古典喜劇『恋のヴェネチア狂騒曲』ついに開幕!

怒涛の快進撃を続ける笑いのヒットメイカー福田雄一がイタリア古典喜劇に真っ向勝負を挑む!主演はムロツヨシ!そして、脇を固めるのが、ここから主演舞台が何作も制作できてしまうだろう、、、と思えるほどの重量級のキャスト陣!そんな多くの注目ポイントが満載のシス・カンパニー公演『恋のヴェネチア狂騒曲』が、いよいよ7月5日、新国立劇場にて開幕した!

物語の舞台は水の都ヴェネチア。憎み切れないお調子者の召使トゥルファルディーノ(ムロツヨシ)が、2倍の給料をせしめようと、別々に2人の主人(堤真一・吉田羊)に仕えたことから、帳尻合わせの勘違いとすれ違いの「恋の大混乱」が巻き起こる…。まさに元祖ロマンチック・コメディであり、現代のコントやスラップスティックコメディの原型とも言える古典喜劇だ。

 

【あらすじ】
恋のためなら命がけ!愛する人を追いかけて、はるばるやって来たのは水の都ヴェネチア。ここで落ち合えるはずだったのに、すれ違いばかりでなかなか会えない恋人同士(堤真一・吉田羊)。なぜなら、2人がそれぞれに雇った気のいい召使(ムロツヨシ)は、なんと同一人物だったのだ! 頭が切れるのか欲深いのか、2人の主人に仕えていれば給料も食事も2倍というちゃっかりした魂胆!
なんとかうまく立ち回っていたはずが、そこにもう一組の若い恋人同士(賀来賢人・若月佑美)と家族も入り乱れ、水の都ヴェネチアは恋と笑いの大混乱!さてさて、愛すべきお調子者と恋人たちの運命は?!

この18世紀が生んだ人気戯曲を、豪華キャスト陣が大活躍する新たな喜劇に仕上げる福田雄一の思惑はいかに?!そして、名だたる顔ぶれを従えて、新国立劇場中劇場で主役としてセンターに立つムロツヨシの意気込みは?!


その公演の舞台写真・キャスト陣のコメントが届いた!

【コメント】

福田雄一(上演台本・演出)
古典のしっかりした構造と人間関係の描き方は崩さずに、いわゆるコテコテのネタをどう上質な笑いに転化させるか。自分としては、これが相当の挑戦でした。しかもこの豪華な顔ぶれ。稽古が近づくにつれて、どんどんプレッシャーが大きくなって、ムロくんとも「助け合っていこうね」と励まし合っていたほど(笑)。初日は終始爆笑!この爆笑が千秋楽まで続きますように!お客さんには、「楽しくていいものを観たな」という感覚を持ち帰っていただきたいですね。

ムロツヨシ
初日を終えて、おもうこと。
すげーな、と。
新国立劇場が、笑ってました。客席もスタッフさんも、終演後の演出家もプロデューサーさんも、そして共演者も。やっぱり客席からの笑い声があって初めて喜劇なんです。それが初日にあったこと。福田雄一を褒めてあげてください。
2日目から、もっと好きなことやってみせます。来てくれる皆さまに笑ってもらって、さらに笑い声を聞かせてみせます。と、言える初日なのに、明日が怖くて眠れないムロツヨシより。

堤 真一
“恋人同士”の役なんて久しぶりです(笑)。今回のチームは皆がそれぞれに意見をもって、限られた空間の中でいろいろなことをやってみせる人たちです。皆、頼もしくて、稽古が面白くて仕方なかったんです。その中で、ムロ君は本当にしっかりした座長らしい座長です。やはり笑いができる人は頭がいい!と思いました。僕も楽しみながら勉強させてもらっています。そんなチーム全体の活気が、きっと芝居にも出てくると思います。

吉田 羊
福田組の皆さんは笑いの引き出しが豊富な方ばかり。今回の初参加には不安もあったんです。でも、昔から仲良しのムロさんが「大丈夫です!福田組に必要なのは勇気です!」と仰ってくださって、思い切って飛び込めました(笑)。この戯曲はコメディですが真ん中に通っているのは一途な愛の物語。「どうか堤さんと巡り合えますように!」と皆さんに願っていただけるよう、愛しい人への情熱をしっかり届けたいと思います!

賀来賢人
初舞台が福田さん演出で、その出会いが今の僕の大きな軸です。コメディに対する愛と厳しさが半端ではない方なので、油断しているとすぐにバレてしまう(笑)。一番気持ちが引き締まる場所です。その福田さんの舞台で、今回、憧れの堤さんをはじめ、素敵な先輩たちとご一緒できるのが嬉しくて! 稽古場でも、恵まれた環境だなあ、と思っていました。でも、いい意味で無責任に、皆さんを食い散らかすくらいの勢いで思い切りやろうと思っています!

【公演情報】
シス・カンパニー公演
『恋のヴェネチア狂騒曲』
作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:福田雄一
出演:ムロツヨシ 堤 真一 吉田 羊 賀来賢人 若月佑美 池谷のぶえ 野間口徹 粕谷吉洋 大津尋葵 春海四方 高橋克実 浅野和之
●7/5~28◎新国立劇場 中劇場
〈料金〉 SS席12,000円 S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈当日券〉全ステージ開演1時間半前より抽選にて販売。シス・カンパニーHPにて。
〈公演サイト〉http://siscompany.com/siskoi/

 

【舞台撮影:宮川舞子】

 

 

記事を検索

観劇予報の最新記事

草彅剛・主演のシス・カンパニー公演『シラの恋文』ビジュアル公開!
数学ミステリーミュージカル『浜村渚の計算ノート』開幕!
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』井上芳雄最終日の写真到着&再演発表!
 「池袋演劇祭」まもなく開幕!
加藤拓也の最新作『いつぞやは』開幕!

旧ブログを見る

INFORMATION演劇キック概要

LINKえんぶの運営サイト

LINK公演情報