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猫のアートギャラリー&ワークショップ Studio【カフカの猫】猫関連イベントを開催中!

築70年の“古民家”をリノベーションして、昨年末にオープンした猫のアートギャラリー&ワークショップ Studio【カフカの猫】(東京都渋谷区神宮前 3-6-19)。GW 中(4 月 29 日~5 月 5 日)に猫関連イベント『カフカの猫まつり』を開催中。

ノネコ ふう

“ノネコ”と呼ばれ奄美大島で住む場所を失った猫たちのパネル展『奄美からきたノネコたち』では、【NPO 法人ゴールゼロ あまみのねこひっこし応援団!】によって奄美から引越し、新しい飼い主さんに巡り合い、幸せに暮らす様子を写真と文章で紹介。期間中には【あまみのねこひっこし応援団】のお話し会も開催。
また、奄美から来た実在の元ノネコがモデルの絵本『くろねこマリーン』の原画展も現在開催中。

5 月 3 日に絵本の文章を手がけたハンター京子さんによる朗読会、5 月 4 日には落語家 林家きく麿さんの落語会も開催。

林家きく麿

猫や犬のおやつ、新鮮野菜や山菜、熟成塩など選りすぐりの食品を販売するプチマルシェ、猫のアート作品や猫の人形、アクセサリーやポーチ等の作品オーダーメイド会。コミュニティーガーデン【あいラボ】代表 安西美喜子さんのお話し会など、猫好きには堪らないイベントが盛り沢山。

【イベント情報】
●パネル展『奄美からきたノネコたち』(期間中展示)
【NPO 法人ゴールゼロ   あまみのねこひっこし応援団】
展示写真はすべて、殺処分されるかもしれなかった奄美のノネコたちです。
今では人との暮らしを楽しみ、みんなを笑顔にしています。
【あまみのねこひっこし応援団!】は、奄美の猫をなんとか助ける、そのことを通じて地元の人たちに猫の適正飼育の大切さを理解してもらえるように活動しています。

●【あまみのねこひっこし応援団】墨田由梨さんのお話し会
5 月 3 日(火)14 時 30 分~15 時  <無料イベント>
※ノネコって何?
鹿児島県の離島・奄美大島では、山中で野生化した猫が 600~1200 匹くらいいると推定され、希少な小動物を捕食している、ということで、悪者にされています。
人にエサなどをもらわずに、山の中で産まれ育ち、暮らす猫のことを、環境省は希少種を減らす害獣として“ノネコ”と呼び、2018 年7 月から駆除目的の捕獲を始めました。しかし、ノネコはもともと人に飼われていた猫の子孫です。ハブよけネズミよけとして、人が島に持ち込んだ猫の一部が捨てられたり、外で繁殖を繰り返して増えてきたものです。

●絵本『くろねこマーリン』原画展(期間中展示)
実在する奄美大島から来た元ノネコのマーリンが主人公の物語で、飼い主のハンター京子さんが文章を、日本画家のこがしわかおりさんが絵を描かれたステキな絵本です。奄美大島のジャングルで保護され、都会で飼われるようになった猫のマリーンが、のんびり昼寝をしながら見た夢の話。
故郷の熱帯雨林を再訪したり、アーサー王の宮廷で騎士となってドラゴンを退治したり・・・。
ページごとに広がる美しい絵が読者を別世界に誘います。子供から大人まで楽しめるアートの絵本です。
[作者紹介]
絵:こがしわかおり<絵本作家>
作品には『はくさいぼうやとねずみくん』(新日本出版社)、『パンフルートになった木』(少年写真新聞社)、『料理しなんしょ』(偕成社)、その他多数。http://www.pagoda-house.net/pagoda-house/youkoso.html
文:ハンター京子<翻訳者>ティルナノーグ・ギャラリー主催。翻訳書には『パワーフレーズの英語力』、『英文レターコミュニケーション』(小学館プロダクション)など多数。

●絵本『くろねこマーリン』ハンター京子さんによる朗読会
5 月 3 日 14 時~14 時 30 分<無料イベント>

●落語家「林家きく麿・落語会」
5 月 4 日 16 時~17 時 30 分<有料イベント>

●プチマルシェ(期間中開催)
ニャンコとワンコのおやつ、新鮮野菜や山菜、熟成塩など選りすぐりの食品を販売。

●コミュニティガーデン“あいラボ”代表 安西美喜子さんのお話し会
内容:半径 1 キロ内で、生ゴミ→コンポストでコミュニティをつくる!
5 月 5 日 16 時~   <無料イベント>

●猫のアート作品や猫のブローチ(刺繍やフェルト)、猫の人形、猫のポーチなど、猫作品のオーダーメイド会

《猫のアートギャラリー&ワークショップ Studio【カフカの猫】とは…》
十数年前の、翌日に大型台風がやってくるという日。横浜のビル群の中にある小さな公園で、ガリガリに痩せている捨て猫を見つけました。台風が来たら、絶対死んでしまうというくらいの華奢なカラダ。放っておけず保護しましたが、その 1 週間後、その猫は子猫を 4 匹出産しました。なんと妊っていたのでした。それからは  1 人と 5 匹の生活。 ライフスタイルが一変しました。
猫にとって居心地の良い家に模様替えし、出張を減らし、猫が食べたい物をベースに自分の献立を考える。すべてが猫中心の生活。そして還暦を前に、これからどう生きていけばいいのかをよく考えるようになりました。何をしているときが私はいちばん楽しいんだろう、と。そう考えた時、趣味の陶芸で生きていくことができて、猫と過ごせて、猫の保護活動ができたら私はいちばん幸せだなと思うようになりました。
そうして 2021 年夏。ご縁があり、この青山の物件と出会いました。窯が置けるスペースがあり、趣味の陶芸ができる場所としてうってつけだったのです。自分で作った陶芸作品を置くだけではこのスペースはもったいない。多くの猫の作家さんに出展してもらい、猫好きが集まる場所にもしたい。もちろん保護活動もする。そうやってできたのが【カフカの猫】です。
この辺りは、一大“猫の王国”と言われているエリアです。歩いていると、必ずといっていいほど猫を見かけます。時々、玄関に猫が現れて、ギャラリーの中を興味深げに覗いています。「何ができたのかな?」と猫も思っているのかもしれません。猫だけでなく、人間の皆様にもお越しいただき、【カフカの猫】を可愛がっていただけましたら嬉しく思います。
カフカの猫オーナー   名須川ミサコ

【カフカの猫】
東京都渋谷区神宮前 3-6-19
営業:12 時~19 時  不定休
アクセス:東京メトロ表参道駅より徒歩6分

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