浅草九劇が<オンライン型演劇場>としてリニューアル
芸能の聖地・浅草に開業し4年目を迎える劇場・浅草九劇が<オンライン型演劇場>としてリニューアルする。
新型コロナウイルス感染症による影響で続々と、演劇・ライブエンタテインメントで自粛が求められる中、浅草九劇では、作品のオンライン配信が快適にできるような設備とスタッフを常設し、アーティスト、クリエイターたちの、企画と製作をサポートすることになった。
2017年に開業した浅草九劇は、レプロエンタテインメントが“人を育む劇場”というコンセプトで運営する劇場。今回のリニューアルにより、劇場にカメラやスイッチャー、ディスプレイなどの配信機材が新たに導入し、利用者はライブ配信や収録でのオンライン配信のほか、DVDやBlu-rayのパッケージ制作が可能になる。
6月からは、具体的にオンラインコンテンツの企画と製作も進め、無観客配信をはじめとした、オンラインでの公演を実施していく。
浅草九劇のプロデューサー・佐々木弘毅は、「浅草九劇は、今まで以上にクリエイターの熱意や努力に寄り添い、作品が生まれる瞬間を見守っていきたいと思います。オンライン配信を通じて『エンタテインメントの再開を心待ちにしているお客様一人ひとりと、クリエイターとが手を取り合うことのできる』、そんな劇場を改めて目指します。そして、いつかまた劇場にお客様が戻ってきてくれることを強く願っています」とコメントしている。
リニューアルのプロモーション映像が、YouTubeにて公開中。
〈公式サイト〉https://asakusa-kokono.com/news/2020/05/id-8394