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歌舞伎座「四月大歌舞伎」演目と出演者発表!

桜姫東文章』釣鐘権助=仁左衛門(当時:孝夫)桜姫=玉三郎(ⓒ松竹)

歌舞伎座の四月公演の演目が発表された。
1月より行われている三部制での興行で、客席は一部の席で並びの席も用意されているが、前後左右を空けたちょうど50%の席数での上演となる。

第一部は猿翁十種の内『小鍛冶』と、歌舞伎十八番の内『勧進帳』。
『小鍛冶』は、平成9年(1997)12月歌舞伎座で、現猿翁(三代目猿之助)が上演して以来、実に24年ぶりとなり、猿之助にとっては初役。澤瀉屋ゆかりの作品を中車とともに演じる。
『勧進帳』はAとBの2つの配役があり、Aは白鸚の弁慶に幸四郎の富樫。Bは幸四郎の弁慶に松也の富樫。78歳での白鸚の弁慶は本興行では史上最年長。また松也の初役の富樫も見逃せない。

『勧進帳』武蔵坊弁慶=松本白鸚(ⓒ松竹)

『勧進帳』武蔵坊弁慶=松本幸四郎(ⓒ松竹)

第二部は『絵本太功記』と『団子売』
本能寺で主君を討った光秀とその一族の悲劇を描く『絵本太功記』尼ヶ崎閑居の場。武智光秀には芝翫、武智十次郎には菊之助が演じる。
『団子売』は梅玉と孝太郎が出演、団子りの夫婦がコミカルに賑やかに踊る舞踊劇。第三部
四世鶴屋南北の美しくも妖しい世界『桜姫東文章』、昭和60年(1985)3月歌舞伎座以来、実に36年振りとなる”仁左衛門&玉三郎”での上演。今回は上の巻を上演。

『桜姫東文章』釣鐘権助=仁左衛門(当時:孝夫)、桜姫=玉三郎(ⓒ松竹)

【公演情報】

歌舞伎座「四月大歌舞伎」
2021年4月3日(土)~28日(水))
※開場は開演の40分前を予定
休演/9日(金)、19日(月)◎第一部 午前11時~
木村富子 作
一、猿翁十種の内 小鍛冶(こかじ)

童子実は稲荷明神 猿之助
三條小鍛冶宗近 中車
勅使橘道成 左團次

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)

[A日程]
武蔵坊弁慶 白鸚
富樫左衛門 幸四郎
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 高麗蔵
駿河次郎 廣太郎
常陸坊海尊 錦吾
源義経 雀右衛門

[B日程]
武蔵坊弁慶 幸四郎
富樫左衛門 松也
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 高麗蔵
駿河次郎 廣太郎
常陸坊海尊 錦吾
源義経 雀右衛

A日程(3・5・7・10・12・14・16・18・21・23・25・27日)
B日程(4・6・8・11・13・15・17・20・22・24・26・28日)

◎第二部 午後2時45分~

一、絵本太功記(えほんたいこうき)
尼ヶ崎閑居の場

武智光秀 芝翫
武智十次郎 菊之助
初菊 梅枝
佐藤正清 彌十郎
真柴久吉 扇雀
皐月 東蔵
操 魁春

二、団子売(だんごうり)

杵造 梅玉
お臼 孝太郎

◎第三部 午後6時~

四世鶴屋南北 作
桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)
上の巻

清玄/釣鐘権助 仁左衛門
入間悪五郎 鴈治郎
粟津七郎 錦之助
局長浦 吉弥
役僧残月 歌六
白菊丸/桜姫 玉三郎

〈料金〉1等席15,000円 2等席11,000円 3階A席5,000円 3階B席3,000円 1階桟敷席16,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈前売〉3月14日10:00~
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹(10:00-17:00)0570-000-489
または東京は03-6745-0888、大阪は06-6530-0333
チケットWeb松竹(24時間受付)検索
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/708/

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