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日本初演のコメディ・ミュージカル『ウェイトレス』メインキャスト第二弾発表!

浦嶋りんこ 宮澤エマ 高畑充希 宮野真守 LiLiCo

日生劇場で来年3月に上演されるミュージカル『ウェイトレス』(主演:高畑充希)のメインキャスト第二弾が発表された。

本作は、アメリカ映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』(2007年)をベースに製作されたブロードウェイミュージカル。2016 年3月にブロードウェイにて上演が始まると、瞬く間に記録的興行成績を上げ、全米ツアー公演、及び、ロンドン・ウェストエンド公演も大盛況となった。

グラミー賞ノミネート歴を持ち、楽曲を手掛けたサラ・バレリスを始め、脚本、作曲、演出、振付の主要クリエイティヴを全て女性クリエイターが担当したことがブロードウェイ史上初の出来事として注目を集め、そのキュートな世界観が女性の心をわしづかみにし、圧倒的な支持を得た。

主人公ジェナを演じるのは、現地に赴き何度も同作を観劇した高畑充希。NHK 連続テレビ小説や民放ドラマ、数々の映画の主演も背負ってきた高畑が、ミュージカル=“ホームグラウンド”で、20代最後の年に間違いなく新境地を開拓することだろう。その高畑演じるジェナが、予想しなかった妊娠により訪れた産婦人科で出会うポマター医師を、「声優界のプリンス」と呼ばれ歌手活動でも絶大な人気を誇り、ミュージカルでは『ウエスト・サイド・ストーリー』のトニー役での活躍が記憶に新しい宮野真守が演じる。

ジェナを温かい目で見守るウェイトレス仲間のドーン役には、さまざまなバラエティ番組に出演する他、『ジキル&ハイド』、『ウエスト・サイド・ストーリー』等で歌唱力に定評のある宮澤エマ。

同じく、ウェイトレス仲間で、姉御肌としてジェナに時に厳しくアドバイスを与えるベッキー役には、映画コメンテーター・歌手等、多方面で活躍中でミュージカルは今作が初挑戦の LiLiCo と、DREAMS COME TRUE のバックヴォーカリストで『レ・ミゼラブル』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』で音楽のみならず芝居でも圧倒的な存在感を放つ浦嶋りんこが、W キャストで演じる。

妊娠・出産・離婚・自立・養育など、一人の女性の人生の岐路を、キャッチーな楽曲に乗せ、同僚女子との仲良しトークと、レストランに集う一風変わった客との交流を通し、とびっきりキュートでポップにユーモアを交えて描き出す。

【ストーリー】
アメリカ南部の田舎町。そこにとびきりのパイを出すと評判のレストランがある。ウェイトレスのジェナ(高畑充希)はダメ男の夫・アールの束縛で辛い生活から現実逃避するかのように、自分の頭にひらめくパイを作り続ける。そんなある日、アールの子を妊娠していることに気付く。訪れた産婦人科の若いポマター医師(宮野真守)に、「妊娠は嬉しくないけど産む」と正直に身の上を打ち明ける。
ジェナのウェイトレス仲間も、それぞれ自分のことで悩む日々。ドーン(宮澤エマ)は、オタクの自分を受け入れてくれる男性がこの世にいるのかと恋愛に臆病だが、出会いを求め投稿したプロフィール欄にオギーからメッセージが届き困惑する。また、姉御肌のベッキー(W キャスト:LiLiCo/浦嶋りんこ)は、料理人のカルと毎日のように言い争っている。ベッキーは病気の夫の看病と仕事を両立しているのだった。
ある日、店のオーナーのジョーが、ジェナに「全国パイづくりコンテストに出場し、賞金を稼いだらどうか?」と提案する。その言葉をきっかけに、ジェナは優勝して賞金を獲得できたら、アールと別れようと強く決心する。
診察を受け、身の上話を語るうちに、ポマター医師に惹かれはじめるジェナ。ポマター医師もまた、ジェナへの想いを抑えられず、二人はお互いが既婚者と知りながら、一線を越えてしまうのだった。
そして、ジェナの出産の日は、刻一刻と近づいていく……。

【登場人物とキャストコメント】
●ジェナ:高畑充希(たかはた みつき)
アメリカ南部の田舎町にあるレストランのウェイトレス。美味しいパイを作ることで評判だが、夫アールの束縛により、息の詰まる生活を送っている。産婦人科医のポマター医師との出会いで人生が大きく動いていく。

○高畑充希コメント
数年前、ブロードウェイでこの『ウェイトレス』という作品に出会いました。劇場の中には、お客さんみんなの作品に対するワクワクとした気持ちと、売り子さんが売り歩く本物のパイの甘い香りが充満し、夢のような空間でした。そんな中でたっぷり味わった『ウェイトレス』。女性のパワーを存分に感じられるストーリーはもちろん、サラ・バレリスさんが手掛けられた楽曲たちが素晴らしく、終演後猛ダッシュでサントラ CD を買いに行ったのを覚えています。すっかり作品のファンになってしまった私は、その後もロンドンと NY でおかわり観劇。そして今回、ご縁があって日本版に出演させていただくことになりました。こんな時代だけれど。こんな時代だからこそ。観た後にとっても元気になれるこの作品を皆さんにお届けできる幸せを噛みしめながら、頑張りたいと思います。皆さんと、どうか健康で、劇場でお会いできますように!

●ポマター医師:宮野真守(みやの まもる)
二週間前にジェナが住む街に赴任してきた産婦人科医。妻がいるが、ジェナを診察するうちに、やがてジェナと深い仲になってしまう。

○宮野真守コメント
この度、ミュージカル『ウェイトレス』に、ポマター医師役で出演させていただくことになりました。また素敵なミュージカルに挑戦出来ること、本当に嬉しく思います。高畑充希さんをはじめ、素晴らしい出演者のみなさまと共演できて、とても幸せです。最近は、僕も年相応と言いますか、<大人な役>を担当させていただく事も多くなりました(笑)。ポマター医師を、魅力的に演じられるよう臨んでいきたいと思います。是非、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

●ドーン:宮澤エマ(みやざわ えま)
ジェナと同じレストランで働くウェイトレス。人見知りで少しオタク。秩序のある世界を愛している。ヒストリーチャンネルを長すぎるほど長い時間一人で見ている。男性と付き合った経験がない。

○宮澤エマコメント
劇場に漂う美味しそうな香りに誘われて買ったパイを頬張り、大号泣しながら観た『ウェイトレス』にこの度ドーン役として出演出来ることを大変嬉しく思っています。仕事や友情、恋愛、過ちも成長もリアルに描かれていて(ブロードウェイ史上初めて主要製作陣が全員女性、という事もあるのでしょうが)、舞台上で生々しくも、生き生きとしている女性陣の姿に私は勇気を貰いました。あのダイナーで皆さまとお会いできるのを心から楽しみにしています。

●ベッキー(W キャスト):LiLiCo(りりこ)/浦嶋りんこ(うらしま りんこ)
ジェナと同じレストランで働くウェイトレス。一番年上で不遜で怒りっぽい。さまざまな人生経験を積んできた姉御肌的な存在。夫は病気を患っている。

○LiLiCoコメント
50 歳になったらミュージカルをやりたいと数年前から、いえ、子どもの頃から思い描いていました。そして勝手に言ってました(笑)。夢が叶いました♡ベッキーをコミカルに、感情豊かに、そして堂々と演じることが何よりも楽しみです!海外では超人気作品で日本での初演に参加出来ることがとても光栄で意味のあることに感じます。映画を見たときから全ての人の背中を押してくれる物語で、ミュージカルになって楽曲が大興奮するほど素晴らしい。日本のキャストを聞いたとき脳がスパークしましたし、見に来てくれるみんなに一生忘れない時間にします!

○浦嶋りんこコメント
小さな街の小さなレストランのドラマは、人生を前向きに捉えることを恐れないで!と教えてくれます。悩みながら、支え合える人がいるって、根本の根本なのになかなかに難しい時代。原点回帰!悩んで、笑って、共に生きましょう!

【公演情報】
ミュージカル『ウェイトレス』
脚本:ジェシー・ネルソン
音楽・歌詞:サラ・バレリス
原作映画製作:エイドリアン・シェリー
オリジナルブロードウェイ振付:ロリン・ラッターロ
オリジナルブロードウェイ演出:ダイアン・パウルス
出演:高畑充希 宮野真守 宮澤エマ LiLiCo/浦嶋りんこ(Wキャスト)ほか
●2021年3月◎日生劇場
●2021年4月~5月◎地方公演
〈公式サイト〉 https://www.tohostage.com/waitress/

 

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