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新感覚パフォーマンス作品『HASHTAG 3.0』4月に上演!

ソーシャルメディア(SNS)上の人間関係を、映像・ライブパフォーマンス・観客参加の3 本の柱で構成する作品『HASHTAG 3.0』が4月に上演される。

ソーシャルメディアは、現代生活になくてはならないコミュニケーション手段です。遠隔地の人ともリアルタイムで会話ができるという便利さ・楽しさがある一方、その裏にはマイナス面も。例えば片方は親友と思っていても、相手にとっては多数のフォロワーの一人にすぎなかったりというミスコミュニケーションや、作られたイメージや偏った意見に影響されてしまう怖さ。“依存”と分かりつつも離れられない中毒性・・・などがネガティブな側面となっている。

本作『HASHTAG 3.0』は、ソーシャルメディアの持つこのような二面性を、ダンス×映像で描き、 同時にトークアプリで観客と一緒に作品を創り上げるという新感覚パフォーマンス作品。

老若男女のダンサーが参加する映像作品を製作し、映像作品とライブパフォーマンスのコラボレーションを上演。ソーシャルメディアの明暗を映像とライブの併用で描き分ける。さらに上演中は LINEを用いて会場内外の観客がリアルタイムで作品に参加することで、パフォーマーと一緒に作品を創り上げる。画期的な上演方法と鑑賞体験による唯一無二の作品を楽しむことができる。

《作品の経緯》
『HASHTAG』
初演:2018年8月8日 Riley Theatre(リーズ・英国)
監督・演出・振付:清水美紗都
撮影:Jack Butler
出演(映像): Isabella Du
出演(ライブ):Niels Van Santen,  清水美紗都
ダイジェスト動画:https://youtu.be/A_HIpkTdbMM
背景にはSNS上で見ず知らずの2人が出会う映像作品を投影。 舞台ではスマートフォンに見立てた椅子に依存する様子をパフォーマンスで表現します。上演中の様子はFacebookでライブ配信され、劇場内外の観客がコメントする様子を手前のスクリーンに投影する。

『HASHTAG 2.0』
2020年2月14日・15日 東京芸術劇場ギャラリー2
助成:文化庁委託事業 2019年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業アウトリーチProject  パフォーミング・アーツにおける野外空間的実践と地域へのコミットメント。
構想・演出・振付・出演:清水美紗都
出演・共同振付:新名カレン 松尾詩織
協力:cocozine
ダイジェスト動画:https://youtu.be/P_xm2nLlqXs
SNS上での人間関係をテーマとし、パフォーマンスはリアルタイムでFacebookとTwitter  を用いてライブ配信。会場内外の観客がコメントや絵文字でディスカッションをしながら鑑賞することを可能とした試み。壁二面にライブ配信画面を投影、中央に設置した観客席の周りでライブフォーマンスを行った。

【公演情報】
『HASHTAG 3.0』
構成・演出・振付・映像編集:清水美紗都
ライブパフォーマンス出演:藤島美乃里 清水美紗都
映像出演:飯塚友浩 池田絵理 稲葉由佳利 ほか
●4/29・30◎渋谷space EDGE (スペースエッジ)
〈料金〉前売/一般 2,800円 学生 2,000円 当日/一般・学生とも3,000円
〈チケット予約〉カルテットオンライン(当日受付現金精算)
https://www.quartet-online.net/ticket/hashtag3

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