戸田恵子主演でアメリカの格差社会を笑いを交えて描く『グッドピープル』この秋、再演!
博品館劇場とNLTの制作で、戸田恵子主演の『グッドピープル』が、この秋、再演される。
本作はアメリカの格差社会をテーマに描くデヴィッド・リンゼイ=アベアーの作品。2011年にブロードウェイで初演され、日本では2019年に初演された。今回は9月15日に東京・亀戸文化センター カメリアホールでプレビュー公演を行い、ツアー公演を経て10月27日~31日、東京・博品館劇場にて上演される。
マーガレットは、マサチューセッツ州のサウスボストンに住む中年のシングルマザー。1ドルショップのレジ係として働きながら、早産により障害を持って生まれた30代の娘ジョイスを養っている。そんなある日、遅刻の多さから勤め先をクビになってしまったマーガレット。
突如収入が絶たれ、途方に暮れる彼女は、ジョイスの面倒を見てもらっているアパートの大家ドッティーと高校の同級生ジーンに相談を持ち掛ける。するとジーンから、高校生時代の恋人マイクが医師として町に戻って来ていることを知らされる。
意を決したマーガレットは、仕事を紹介してもらおうとマイクに会いに行くが…。
演出を鵜山仁が担当。マーガレット役は初演で高い評価を受けた戸田恵子が再び演じる。相手役となるマーガレットのかつての恋人で今はセレブ医師となったマイクには長谷川初範が、またマーガレットの勤め先の年下の社員スティービーを小泉駿也が、新参加して演じる。女性キャストは初演から続投、マイクの黒人エリート妻のケイトにはサヘル・ローズ、マーガレットの友人ジーンに阿知波悟美、アパートの大家ドッティーに木村有里が扮する。
同じような子供時代を送ったのに、何十年の時を経て再会した時、お互いの生活環境が全く異なっている。
何がこの隔たりを生んだのか。
アメリカの格差社会をテーマに、辛辣なドラマを、随所に笑いの要素もちりばめて描く作品だ。
【公演情報】
博品館劇場+NLTプロデュース
『グッドピープル』
作:デビッド・リンゼイ・アベアー
訳:黒田絵美子
演出:鵜山仁
出演:戸田恵子 サヘル・ローズ 木村有里 阿知波悟美 小泉駿也/長谷川初範
●9/15◎東京・亀戸文化センター カメリアホール(プレビュー公演)
〈料金〉4,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット取り扱い〉亀戸文化センター 03‐5626‐2121(9:00~21:00 第2,第4月曜は休館)
●10/27~31◎博品館劇場
〈料金〉6,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット取り扱い〉博品館1F TICKET PARK 03‐3571‐1003(11:00~20:00)
NLT 03‐5363‐6048(平日11:00~17:00)
〈お問い合わせ〉博品館劇場 03‐3571‐1003
〈公式サイト〉http://www.nlt-pro.nlt.co.jp/goodpeople2021/