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太陽劇団のスペクタクルの全貌に迫る貴重映像4作品上映!

東京芸術劇場では、東京芸術祭2021 芸劇オータムセレクションとして、世界的演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン率いる太陽劇団の、スペクタクルの全貌に迫る貴重映像を4作品の特別上映会を開催する。

太陽劇団は、1964年の創立以来、斬新な演劇手法で世界的注目を集めてきた。コロナ禍で延期となった20年ぶりの来日公演に代わり、急遽、太陽劇団の全貌に迫る貴重映像を上映する。

ラインナップは、ドキュメンタリー映画『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』(2009)に加え、そのスペクタクルを余すところなく映像化した代表作 3 本をセレクト。唯一の来日舞台『堤防の上の鼓手』(2002)、アフガニスタンはじめ難民たちの証言をもとに紡いだ記憶の物語『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』(2006/日本初公開)、ジュール・ヴェルヌの小説から想を得て映画へのオマージュも込めた『フォル・エスポワール号の遭難者たち』(2013/日本初公開)。

特に太陽劇団のレパートリーを映像化した作品は、単なる舞台記録ではなく、ムヌーシュキンが監督として細部まで目を配り、太陽劇団の表現の粋を集めて再構築されたもの。これら太陽劇団の珠玉の作品を一挙に見られること、スクリーンを通してその劇的世界に浸れることは、稀有な体験となるはずだ。そして将来、太陽劇団の舞台をライブで観るという大きな夢にも繋がるにちがいない。

【アリアーヌ・ムヌーシュキンからのメッセージ】
東京芸術劇場と東京芸術祭の招きにより、新作『金夢島 L’ÎLE D’OR KANEMU-JIMA』という作品をもって、私たち太陽劇団はこの劇場に皆さんとともにいるはずでしたが、パンデミックのために、関係者の方々の懸命の努力は実りませんでした。けれど、私たちの身体はここになくとも、心はここにあります。私たちの思いは、この特別上映会に足を運ばれた皆さんとともにあります。皆さんとの出会いは延期になっただけ。新作舞台とともに来日できる日がすぐに訪れることを心から願っています。
『堤防の上の鼓手』、『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』、『フォル・エスポワール号の遭難者たち』。これらの映は太陽劇団の同名舞台作品がもとになっています。つまり、最初から映画だったわけではありませんが、製作過程では本
物の映画とするべく努めました。この映画を見て、太陽劇団をもっとよく知ってもらえたら、作品が気に入ってくれたらうれしいです。必ずここに戻ってきます。すぐにお会いできますように!  (抜粋)

【上演情報】
東京芸術祭 2021 芸劇オータムセレクション
特別上映会 太陽劇団シネマアンソロジー
●10/6~10/10◎東京芸術劇場 プレイハウス

『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』 (2002年・136分)
※フランス語上映・日本語字幕付き
『最後のキャラバンサライ(オデュッセイア)』 (2006年・290分・休憩あり) 日本初公開
※フランス語上映・日本語字幕なし/あらすじ・解説を配布
『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』 (2009年・75分)
※フランス語上映・日本語字幕付き
『フォル・エスポワール号の遭難者たち』 (2013年・190分・休憩あり)日本初公開
※フランス語上映・日本語字幕付き
※本編上映前にアリアーヌ・ムヌーシュキンのメッセージ映像あり(約10分)

〈料金〉一般 1,500 円 25 歳以下 1,000 円(整理番号付き自由席・税込・未就学児童入場不可)
1day セットチケット 2,000 円(他の割引利用とは併用できません)
※10 月 7 日(木)・9 日(土)の 1day セットチケットは、東京芸術劇場ボックスオフィス WEB での取り扱いはありません。窓口販売及び電話予約をご利用ください。
25 歳以下割引チケットは、劇場ボックスオフィスのみ取扱い。(枚数限定・要証明書)
〈チケット取扱〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く 10:00~19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP 電話からは、ご利用いただけません。
<窓口>営業時間:休館日を除く 10:00~19:00
<WEB>https://www.geigeki.jp/t/  ※24 時間受付(メンテナンスの時間を除く)

 

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