劇団東京ヴォードヴィルショーが創立50周年記念公演に向けクラウドファンディング開始!
佐藤B作率いる劇団東京ヴォードヴィルショーは、1973 年の劇団創立から喜劇を中心に日本の演劇を支え、笑いを届けてきた。来年の創立50 周年記念に三谷幸喜作『その場しのぎの男たち』上演を実現するため、その運営資金をクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて募集を開始した。募集期間は 2022 年 7 月 1 日(金)から 8 月 29 日(月)で、募集金額は1000 万円を目指す。
URL:https://readyfor.jp/projects/vaudeville-show
50周年記念作品となる『その場しのぎの男たち』は三谷幸喜が劇団東京ヴォードヴィルショーのために書き下ろした作品。
30年前、最高の喜劇作家を求め続けた佐藤 B作が、求め続けたからこそ掴んだ三谷幸喜との運命の出会い。すぐに脚本を依頼し完成したのが『その場しのぎの男たち』。以来、三谷幸喜氏や劇団のファンのみならず、多くの人々の心を掴んだこの上質な喜劇は、人気作品として大切に上演され続け、劇団の30周年・40周年にも記念公演としても上演された。
しかし劇団は50周年を目前に、コロナ禍による経済的打撃を受けている。
50周年どころか劇団存続の危機ですらある今の状況だが、それでも演劇への熱を絶やさない座長の佐藤B作はこう語る。
「初めて三谷君の公演を観劇した際、何と凄い劇作家が出てきたものだと驚きました。私は笑えて心に涙する喜劇が一番だと思っています。お客様にドカーンと笑っていただくと、舞台と客席の間にある大きな河の上に、立派な橋が出来たような気になるのです。よく笑い感動すると、自分もまた頑張るぞという気持ちになれるのではないでしょうか。素敵な喜劇は、他人を励ます応援歌なのです。素晴らしい喜劇は奇跡なのです。だから私はこの作品を大切に上演していきたいのです。」
また劇団は更に先の予定として、『ごん狐』の作者である新美南吉氏を題材に新しい喜劇作品を創るため模索中。
魅力的な喜劇を追い求め、演劇界で50年近くもの間、人々に笑いを届けることを諦めなかった劇団東京ヴォードヴィルショー。これからの人々の日常に笑顔を取り戻し、共に厳しい状況を乗り越える活動に温かい支援が集まることに期待。
【クラウドファンディング概要】
プロジェクト名:「劇団東京ヴォードヴィルショー!コロナを越えて皆様と共に 50 周年を」
(https://readyfor.jp/projects/vaudeville-show)
クラウドファンディング実施期間:2022 年 7 月 1 日(金)9:00 ~ 8 月 29 日(月)23:00
目標金額:10,000,000 円
決済方式 All or Nothing 形式:目標金額に満たない場合、支援金は全額返金となります
返礼品:劇団からのお礼状、50 周年記念グッズ、稽古場見学 など
【公演情報】
劇団東京ヴォードヴィルショー創立 50 周年記念公演『その場しのぎの男たち』
作:三谷幸喜
演出:鵜山仁(文学座)
●2023/7/21~30◎紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
出演:佐藤B作、佐渡稔、石井愃一、山口良一、たかはし等、あめくみちこ / 伊東四朗(客演)、坂本あきら(客演)他
料金:前売り 7,000 円 当日 7,500 円(全席指定・税込)
前売開始:2023 年 5 月 28 日(日)
〈公式サイト〉 http://www.vaudeville-show.com/