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「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」 始動! 第一弾はラブ・サスペンス音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』

関西を中心に活動する演劇集団・劇団Patchと、関西に拠点を置くカンテレがタッグを組んで、関西から全国に向けて演劇ムーブメントを発信するプロジェクト「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」が誕生。結成8周年を迎えた劇団Patch(パッチ、8ッチ)と、8チャンネルのカンテレが、本日8月8日(土)から始動! 第一弾となる公演を12月に大阪で、来年1月に東京で行う。

当初は今年3月に情報解禁の予定が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一度見送りになり、できる限りの安全性を追求し、コロナ禍でも何とか作品を届けたいと、舞台の内容をオリジナルストレートプレイから朗読劇に変更。最大限の感染防止対策を行い、観客数を半分にして上演できるよう調整し、今回の発表となった。

この「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」第一弾となる『マインド・リマインド~I am…~』は、近未来を舞台にしたラブ・サスペンス。ある特定の香りから、それにまつわる記憶が呼び起こされる‟プルースト現象“。今作では“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで衝撃の ‟事実”に辿り着く…。美しい音楽と歌声で、より一層幻想的な空間を創り出る音楽朗読劇。

脚本は古家和尚(『ハゲタカ』、『ウロボロス-この愛こそ、正義-』、『37歳で医者になった僕』、『LIAR GAME』、『任侠ヘルパー』など)、演出はカンテレの木村淳(ドラマ『幽かな彼女』、『37歳で医者になった僕』、『グッドライフ』、舞台、『それいゆ』、『はい!丸尾不動産です。』シリーズなど)が手がける。

劇団Patch

【コメント】
演出:木村淳(カンテレ)
今回、劇団Patchとのタッグについて、‟エンタメコンテンツの地産地消”。本当の意味で関西発のエンタメコンテンツの発信をしたいと思いました。関西弁を話す役者でなく、ここに生きている役者たちと組みたかったのが協働を決めた理由です。劇団Patchの魅力は、‟渇いていて、足掻いていて、ふぞろい”。しっかりとした表現力と、卓越した身体能力を有しているにもかかわらず劇団Patchは、未だ覚醒せず。逆に言えば、彼らにはまだまだ‟伸びしろ”しかない。そんな彼らのポテンシャルに惹かれて、その能力を開花させたいと思いました。

中山義紘(劇団Patchメンバー)
僕は個人的に、カンテレ製作「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語」第3回 大正駅『新しい海の出現』に出演し、民放連盟賞の優秀賞を獲りました。自分の役者人生で初めて賞を頂けたということもあり、僕の役者人生は「間違ってないよ」と背中をそっと押してもらえた気がしました。縁が深いカンテレさんと劇団Patchの8(パッチ)周年に一緒に作品作りを行えることをとても嬉しく思います!
約一年半前にプロデューサーの木村さんより、劇団Patchとのコラボ企画に関しまして熱いラブコールをいただき実現した今回の企画。いよいよ本格的に始動します。
木村さんより劇団員に、今回のコラボ企画の説明をしていただいた際に、劇団員全員の目がキラキラして心がワクワクしているのが目に見えて分かりました。コロナ禍において、動きたくても動けずに悶々と日々を過ごし、ある種今回、猛獣の様な爆発力を持っている劇団Patchを縛り付けている鎖を壊し「行っておいで」と暴れるチャンスを頂けたような感覚で心が踊ります。もうこのワクワクは誰にも止められません。
本日8月8日から、8(パッチ)の8(周年)を8(チャンネル)とコラボする。8だらけの快進撃が始まります。無限大に末広がる未来を一緒に楽しみましょう!!
劇団Patchここにあり!!

 

【公演情報】
カンテレ×劇団Patchプロジェクト
音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』
脚本:古家和尚
演出:木村淳
出演者:劇団Patch  他
●2020/12/26・27◎大阪 サンケイホールブリーゼ
●2021/1/28~31◎東京  紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
《劇団Patch公式HP》https://www.west-patch.com/about/
《カンテレイベント公式HP》https://www.ktv.jp/event/8patch/

 

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