詩森ろばが経済から日本を描く金融エンターテインメント『hedge 1-2-3』間もなく開幕!
詩森ろばのユニットserial numberが、池袋のあうるすぽっとにて、7月8日~19日、『hedge 1-2-3』(ヘッジワン・トゥー・スリー)を上演する。この作品は経済から日本を描く金融エンターテインメントで、資本主義の光と影を描くもので、2作品構成で15 人の群像劇である。
2013 年に日本初の本格的経済演劇として、企業再生ファンドであるバイアウトファンドを題材とした『hedge 』を上演。2016 年には、バイアウトファンド創設メンバーでもあるエリート社員が行ったインサイダー取引と、それを巡る査察。息詰まる攻防を描いた続編『insider-hedge2-』を上演した。
今回その2つの作品を大幅にリライトの上、2幕構成の作品へと凝縮して再構築したのが『hedge/insider』。そして、インサイダー取引で失墜した信用を取り戻すべく金融マンたちが奔走する新作『trust-hedge3-』。その2作品を、総合タイトル『hedge 1-2-3』(ヘッジワン・トゥー・スリー)として連続上演する。
経済とは切り離せない社会を生きるわたしたちに、経済の暗部と光、両方から経済を物語のかたちにして届ける意欲的連続上演である。
【上演によせて】
作・演出/詩森ろば
経済を視座として演劇を作ったのは8年前。ほとんどの演劇人にとって経済は中心ではありません。けれど、その時、世界は経済を中心に物事が決まり進んでいくことに気づきました。そしてコロナ禍のなか、それは白日の下に晒されることとなりました。中心でないものに支配される恐怖に耐え、わたしたちと経済が手を携えて進める未来はないものかと考えながら作った作品です。
【公演情報】
作・演出:詩森ろば
音楽・演奏:〈hedge+trust〉鈴木光介、〈insider+trust〉後藤浩明
CAST:
原嘉孝
岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)
浅野雅博(文学座)
加藤虎ノ介
今奈良孝行
佐野功
根津茂尚(あひるなんちゃら)
酒巻誉洋
藤尾勘太郎
池村匡紀(クロムモリブデン)
石村みか
熊坂理恵子
笹野鈴々音
辻村優子
吉田栄作
※出演予定だった井上裕朗さんは体調不良のため降板となり加藤虎ノ介さんが出演します。
●7/8~19◎あうるすぽっと
※7/9(金)、7/12(月)休演日
※AB 2作品上演。男性キャストはAB共に出演、女性キャストはBのみ出演。
A 『hedge 1-2』(hedge/insider)
B 『hedge 3』 (新作 trust)
AB の上演スケジュールは公式サイトを参照
〈料金〉前売・当日共一般 6,000 円 障害者 3,000 円 学生 4,000 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※障害者、学生は劇団のみの取扱い。当日受付にて証明書を提示。
※車いすの方は事前にお知らせ頂けますと当日のご案内がスムーズです。
〈チケット取り扱い〉 https://serialnumber.jp/hedge123.html
〈お問い合わせ〉hedge@serial number.j
〈公式サイト〉 https://serialnumber.jp/
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