歌舞伎座「二月大歌舞伎」『義経千本桜』「渡海屋・大物浦」特別ポスター公開!

「二月大歌舞伎」特別ポスター「義経千本桜」
現在歌舞伎座にて上演中の「二月大歌舞伎」。すでに公開されている『元禄忠臣蔵』、『鼠小僧次郎吉』に続き、片岡仁左衛門が一世一代で勤める『義経千本桜』の特別ポスターが完成した。
歌舞伎座「二月大歌舞伎」の第二部では、片岡仁左衛門が一世一代で渡海屋銀平実は新中納言知盛を勤める『義経千本桜』「渡海屋・大物浦」を上演中。渡海屋での颯爽とした姿から、大物浦での鬼気迫る立廻り、碇を担いで入水する知盛の最期は必見!
このたび公開されたポスターには、仁左衛門演じる気迫あふれる知盛の姿と、波を背景にその壮絶な最期を予期させる大碇を担いだ姿が。まさに目の前に迫ってくるかのような知盛の姿と強い意志を宿した眼差しが印象的な、一人の武士の生き様を感じさせる、迫力の1枚となっている。
また、第一部『元禄忠臣蔵』「御浜御殿綱豊卿」、第三部『鼠小僧次郎吉』の特別ポスターも公開中。

「二月大歌舞伎」特別ポスター「元禄忠臣蔵」
『元禄忠臣蔵』「御浜御殿綱豊卿」の特別ポスターには、作品の舞台である御浜御殿(現在の浜離宮恩賜庭園)に咲き誇る美しい桜を背景に、風格あふれる中村梅玉の徳川綱豊卿と、気骨ある尾上松緑の富森助右衛門が。緊迫感みなぎる二人のやり取りを感じさせる華やかさと迫力に満ちた1枚。

「二月大歌舞伎」特別ポスター「鼠小僧次郎」
第三部の『鼠小僧次郎吉』の特別ポスターは、尾上菊之助演じる稲葉幸蔵と尾上丑之助演じる蜆売り三吉が、雪のなかに佇む姿をおさめた1枚。六世尾上菊五郎と四世尾上丑之助(七世尾上梅幸)が幸蔵と三吉を勤めた大正14(1925)年のブロマイドと、同じ構図で撮影された二人の写真が印象的で、右下には鼠小僧姿の幸蔵が闇夜に凛々しく浮かび上がる。
3枚ともに歌舞伎座で掲出されるほか、歌舞伎座地下2階の木挽町広場や、1階お土産処「木挽町」、歌舞伎座公式インターネットショップ「かお店」などでも順次販売予定。
Tweet