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人が生み出す圧倒的なパワーと壮大な夢が指し示す希望の光 舞台『キングダム』上演中!

紀元前、春秋戦国時代。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に、たった二人の少年が史上初の中華統一を目指す様を描いた舞台『キングダム』が東京有楽町の帝国劇場で上演中だ(27日まで。のち3月12日~19日大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月2日~27日福岡・博多座、5月6日~11日札幌・札幌文化芸術劇場hitaruで上演)

『キングダム』は2006 年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まり、既刊67巻の累計発行部数が2023年1月時点で9500万部を突破する空前の大ヒット作品となったコミック。その人気はとどまるところを知らず、アニメ化、実写映画化と華麗なメディアミックスを続けている。

今回の舞台『キングダム』は、そんな作品の初舞台化で、音楽朗読劇『VOICARION』シリーズで名高い藤沢文翁の脚本。『天使にラブソングを~シスター・アクト~』『ヘアスプレー』『ラ・カージュ・オ・フォール』など、数多の名作ミュージカルで作品を手掛ける山田和也の演出。TVアニメ『キングダム』の楽曲も担当しているKOHTA YAMAMOTOの音楽等々の強力スタッフ陣と、三浦宏規、高野洸、小関裕太、牧島輝をはじめ、次代の演劇界を支えていくだろう若手ホープたちを中心に充実のキャストが集結。台詞劇を生オーケストラで上演するという贅沢なしつらえのなかで、熱く壮大な人間ドラマが展開されている。

【物語】
時は紀元前、中国・春秋戦国時代。西方にある国「秦」
戦争孤児の少年信(三浦宏規/高野洸Wキャスト)と漂(小関裕太/牧島輝Wキャスト)は下僕として働きながら、天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬に励んでいた。
そんなある日、二人の剣術の稽古を偶然見た秦国の大臣・昌文君(小西遼生)は、漂に王宮への仕官を持ちかける。自分の剣術の腕が認められたなら、同等の腕前の信も共に仕官させて欲しいと願い出る漂だったが、昌文君は聞き入れない。幸運をつかんだ漂を快く送り出そうとする信に対し、漂もまた多くを語らず「早く追いついてこい」との言葉を残して王都に向かい、残された信は一人鍛錬を続ける。
だが、時をおかずして王宮で大王の弟成蟜(鈴木大河/神里優希Wキャスト)が反乱を起こしたとの噂が流れ、漂の身を案じていた信の目の前に、血まみれの瀕死の状態で漂が戻ってくる。「いますぐここに行って欲しい」と漂は地図を信に託し、「お前が羽ばたけば、俺はそこにいる。信、俺を天下に連れていってくれ」との言葉を残して落命する。混乱したまま、漂から受け取った地図を頼りに目的の場所・黒卑村にたどりついた信は、そこで漂に瓜二つの少年に出会う。彼こそが秦国の若き王嬴政(小関裕太/牧島輝・二役)で……

歴史上はじめて中華統一を果たした始皇帝の物語は、たぶんに血塗られた歴史として語られているものが多い。だが古今東西の歴史の記述がそうであるように、それぞれの時代の定説は後世の為政者にとって都合の良い方向で脚色されていることがほとんどで、その時代が古ければ古いほど彼らがどんな人物で、どんな生涯を送ったのかの真実は誰も知らないと言って過言ではない。それが紀元前3世紀ともなれば推して知るべしだ。

そんな始皇帝・嬴政と、彼の親友で配下の名将軍・信 (李信)の少年時代からの生き様を壮大なスケールで描くこの『キングダム』は、1人の人間がもう1人の人間に遺志を託すという、ある意味で極めてシンプルな地点から立ち上がっていく。この思いを託すというテーマは、非常にわかりやすい例を引けば日本で長く愛され続けてきた『忠臣蔵』のドラマとも重なるもので、物語世界からカタルシスを生む普遍的なテーマとして極めて感情移入がしやすい。しかもそんな自然に惹きつけられる発端からスタートした物語には、恨みを晴らすという怨念に囚われているからこそ続く、不幸な戦いの連鎖を断ち切り、異なる民族同士が亡くなった者の為にも手を取りあおう。全ての国境を取り払い争う必要のない世界を作る。

更には自分が受けた「恩恵は全て次の者へ」という、理想のなかの理想、桃源郷を思わせる思想が次々と現れていく。これは貧富の差が広がり続け、持てる者どころか、持たざる者同士で私の方がもっと苦しんでいると主張しあい、多様性を重んじようと言い続けなければならない、つまりはその道のりは極めて遠い、誰の心からも余裕が失われていると感じるこの時代に必要な視点の全てが詰まっている。しかもそれらの大切な思いが、舞台の体感で言えば7割以上が殺陣の応酬ではないかと思える舞台で、キャストたちが声をあげ、走り、飛び、また駆け抜けてゆく爽快さのなかで描かれていく感動には、予想を遥かに超える大きなものがあった。何よりその世界観が驚くほどアナログな、ひたすらに人の力を信じた山田和也の古典的な演出で創出されたことが、舞台『キングダム』の色と魅力を決定づけている。

思えば原作漫画や、実写映画版では可能な何万、何十万の軍勢を出現させることが最も困難なのは舞台芸術の世界に他ならない。それを見切ったのだろう山田は、例えばLEDパネルを駆使した映像の力や、ワイヤーアクションなどのケレン的演出を極最小限にとどめ、あくまでも舞台上にいる人間たちの身体能力と、だからこそ生まれる鼓動、吸う息吐く息までが客席に届くことで、いまここに信が生き、漂が戦っているというリアルな熱量に舞台の全てを預けている。その熱いエネルギーがあふれるからこそ、子役同士の殺陣が大人の役者に入れ替わる演出や、舞台中央を割って奥から現れる建物、石の壁が動いて場面が変化していき、「キングダム」とタイトル文字が輝く歌舞伎的とも言える演出効果が絶大だった。その山田の求めた方向性に応えた松井るみのスケール感がありつつむしろ素朴な美術や、髙見和義の照明があいまった舞台は、心ゆさぶる興奮をもたらしてくれる。ミュージカルではない舞台で、オーケストラの生演奏にこだわったことも、そうした人の力が輝く舞台に相応しかった。

そんな人を信じる舞台作りのなかで、帝劇初主演、初出演の面々が多いキャストたちの好演が、作品のボルテージを更に高めている。

信の三浦宏規は、いま上り坂の勢いを感じさせる若手の筆頭と言える人だが、この信役に関してのみ言えば、演じているという感覚が客席からはほとんど感じられない。それほど三浦の一挙手一投足、喜怒哀楽の表現の全てが「あぁ、信がいる」としか思えず、完全に役柄と本人がシンクロしている舞台ぶりで魅了する。特に今回の舞台で描かれる時点では、たぶんに単細胞で直情傾向が強い信の、その単細胞さえもが微笑ましく映り、ごちゃごちゃ言ってないで死んだ者の為にも手を取りあおう、という趣旨の言葉をてらいなく語ったあと、嬴政に「お前にしては上出来だ」と、よく考えるとかなり非礼な褒めようをされても、どんなもんだい的に得意げになる三浦の笑顔には、釣り込まれて吹き出しかかったほど。持ち前の身体能力を十二分に発揮した殺陣やアクションの数々も見事で、帝劇初主演にして早くも代表作を手にしたと感じさせて素晴らしい。

もう1人の信の高野洸は、三浦の造形からするとひと呼吸センシティブで、一つひとつの出来事に対して反芻し、咀嚼して動いていく頭脳的な感覚が強い。と言ってももちろんスピード感が落ちることは全くなく、両者の信の間合いの違いはおそらく0.何秒という差でしかないと思うが、その一瞬が役柄を高野洸の演じる信に仕上げているのがWキャストの醍醐味につながって、興趣を深めた。シャープな風貌に野性味を絶妙ににじませてもいて、信の潜在能力を感じさせる勢いは維持しつつ、丁寧に役を構築している様が強い印象を残した。今回の舞台では長大な原作世界から「王都奪還篇」と呼ばれる1巻~5巻までが描かれていて、信の成長物語、ビルドゥングスロマンの面はここから更に深まるので、二人共に先の物語でどう変化していくのかが観たいと思えるそれぞれの信になっているのが美しい。

嬴政と漂を二役で演じる小関裕太は、回想シーンや幻想シーンが挟まれることによって、二つの役を行き来する展開もある作劇のなかで、出た瞬間にどちらなのかがわかる緻密な演技に惹きつけられた。貧しい境遇から抜け出し天下の大将軍になるという少年らしい大志を抱いていた漂が、若くして王になり弟の反乱を防げない非力を自覚しつつ、だからこそ国家間の争いをなくして中華を一つにすると誓う嬴政の理想に共鳴したことが伝わる、信に対してとは違う形の嬴政と漂の絆を感じさせる好演だった。いまは非力だと自ら認められる強さを持った嬴政の造形にも胸を打たれる。

一方牧島輝の嬴政と漂は、二つの役柄の台詞発声のトーンを明確に変えていて、声を発したことでいま役柄が入れ替わったとわかる形での演じ分けが非常に面白かった。同じ瓜二つの二役を演じていて、小関のそれとは立ち上がる方向性が異なり、信との組み合わせでもまた見え方が異なってくるという、リピート沼にハマる要因満載。特に嬴政が生まれながらにして王となる宿命を背負っている、現在の立場がどうであれ自らが王であるという揺るぎない自覚を感じさせる佇まいに威厳があり、眼光の鋭さも効果的だった。

山民族の末裔河了貂の川島海荷は、まず独特の装束を軽やかに着こなして、緊迫した戦いが続く作品のなかの一服の清涼剤としての役割りをよく果たし、明るい笑顔がなんとも鮮やか。それでいて厳しい境遇のなかで一人生き抜いてきた強さと、回転の速さも感じさせるのが、河了貂をただの癒しに終わらせない力になっている。

また同じく河了貂の華優希は、宝塚花組でトップ娘役を務めていた時代から、決して器用にではなく、心身の全てで役柄に体当たりしていく、可憐な容貌のなかにある逞しさが河了貂役にもよく生きている。くるくるとよく動く表情も役柄に相応しく、冒頭信たちを生きる為にカモにしようとしていた河了貂が、真実彼らの仲間になっていく変化もよく出ていた。

1幕のラストを決める大きな役柄でもある、“山界の死王”楊端和の梅澤美波は、女性である本来の顔を表した時の声の可憐さが、驚きの幅を大きく広げている。生田絵梨花、桜井玲香など、舞台で活躍する逸材を多く輩出している乃木坂46のメンバーらしく、双刀による殺陣の数々も巧みにこなし、舞台度胸の良さと潔さを併せ持つ楊端和になった。

一方、美弥るりかの楊端和は、元宝塚歌劇団男役スターの出自を生かしたシャープで切れ味鋭い“山界の死王”としてのリーダー感が際立つ役作りで、1幕ラストはまさにおおざらいの趣。2幕では双刀の殺陣がひっきりなしに続くが、身を隠していて敵の動向を察知して飛び出すなどのキメどころで見せるクールな笑顔が、山界の力を象徴していた。

昌文君の腹心の部下壁の有澤樟太郎は、職務に忠実で昌文君に、更に嬴政への忠誠心を根底に持ちながら、冷静に状況を判断できる常識人である壁の、それ故の葛藤をよく表現している。しかも葛藤のなかに可笑しみもあるのが非常に壁らしいし、だからこそ彼が漂は生きていると心から信じていたことに涙を誘われた。有澤もひとつの舞台を経る度に大きさを増している一人で、台詞のない場面でも大きな存在感を示して頼もしい。

もう1人の壁の梶裕貴は、声優として大活躍している人で殺陣やアクションの多いこの作品で舞台に立つことには大きなプレッシャーもあったと思うが、その負荷の大きな状況が壁の置かれている境遇に通じることが強みになり、異才に囲まれている壁の心境に親近感をもたらした。当然ながら台詞発声が非常にクリアなのも重要な局面を説明する壁役に適していた。

嬴政の異母弟でクーデターを起こす成蟜の鈴木大河は、今回の作劇のなかでは全体の鍵を握っている役どころを、実は意外にも多くない出番のなかで印象的に演じている。出自の良さを誇っている成蟜が、これでは人の上に立つのは難しいだろうと感じさせる器の小ささと、それを糊塗しようとして威嚇する虚しさと孤独をよく表していて、ジャニーズJr.のアイドルとしては珍しいだろう敵役を立派に務めた。

同じく成蟜の神里優希は、常の端正な二枚目ぶりを思い切って作りこんだメイクで別人のように見せたところから、役作りに懸ける思いが見えてくる。王位継承権2位の立場にいる人の自己肯定感がかなり捻じれるらしいことはいまの世にも散見されるもので、コンプレックスの裏返しで傍若無人に振る舞う成蟜の、成蟜なりの正義があることや、強がりをよく伝えていた。

また、殺陣の要素が多い舞台だからこそ、主人公たちにとっての強靭な敵が不可欠で、左慈の早乙女友貴が、そこにいるだけでとんでもない腕の刺客だと伝わる存在感はクライマックスを盛り上げ、華麗な殺陣の数々がこの作品のなかでの信の成長を照射する役割りを果たしていた。第一の刺客朱凶の元木聖也も登場した時から不吉な禍禍しさ全開で、意外な顛末で見せる策士の顔も巧み。もうひと役、楊端和にとっての信の立ち位置になるバジオウも演じていて、身体能力の高さが役柄をよく支えた。

そして、前述したように原作の1巻~5巻までを舞台化した作品に、異彩を放ったのが第8巻に登場する少年時代の嬴政に関わる重要な役どころ紫夏のエピソードが差し挟まれていることで、手練れの藤沢文翁脚本らしい工夫が光る。これによって作品の深みがグッと増し、子役の嬴政と大人の嬴政が舞台上に共にいるなどの、これぞ舞台化の妙味を高めている。演じる朴璐美はこれまで声優としてはもちろん、『レ・ミゼラブル』や『千と千尋の神隠し』でも帝国劇場で大きな役柄を務めているが、今回の紫夏では美しさと強い意志を全身から漲らせて出色の出来。「恩恵は全て次の者へ」という、作品が描いた尊いテーマを尊いままに届けてくれた。

もう1人の紫夏の石川由依も、柔らかさのなかに芯の強さを感じさせる造形で、声優として活躍している人だけに台詞の表現に様々な意味を感じさせる。アクションの渥美博らしさ全開の大きな山場を作る動きも渾身の思いでこなし、重要な場面を盛り立てた。紫夏に思いを寄せているからこそ、その意志を果たそうとする亜門の飯作雄太郎と江彰の東野良平もふり幅の豊かな演技でドラマを支えた。

そもそもの物語が動き出すきっかけを作る秦国の大臣で、嬴政の側近昌文君の小西遼生は、飛びぬけたビジュアルと地に足の着いた演技の双方で、こうしたコミックを原作にした作品のなかの、非現実感と現実感をつなぐ役割を果たしている。これまでも感じていたことだが、小西のこうした作品での存在感には他の追随を許さないものがあって、実際に描かれている場面としては敗走しているシーンが多いなかでも、クーデター側が嬴政と昌分君を相まみえさせてはいけないと警戒する、大物ぶりを見事に表現していた。

嬴政の曽祖父で「戦神」と呼ばれた昭王と、成蟜の腹心竭氏を二役で演じる壤晴彦は、台詞発声の一つひとつにまさに聞き惚れる存在。特に昭王の存在は、この作品世界が悠久の彼方に広がっていくことを表現していて、なんとも魅力的だった。

そして秦国六代将軍の一人で、この王都奪還篇全体を高みから見下ろしている王騎の山口祐一郎は、よくぞ出演してくださいました、と拝みたいほどの気持ちになる山口にしか成しえない大きな演技で作品を彩っている。おそらくトータルの出番としては15分程度なのでは?と思われるが、「秦の怪鳥」と呼ばれる武人であり、独特の口調で謎めいた行動に出る全てに絶大なインパクトがあり、出るたびに場をさらう様が鮮やか。どこかで何百年も生きているかに錯覚させるほどで、大矛を振り回す殺陣が1人カリカチュアされていることも当然に感じさせるのに舌を巻く。それでいて昭王を亡くし、生きる目的を見失っている王騎が、嬴政に感じた可能性、希望の光を見ている表情の切ない美しさにはストレートに心を打つ力があった。それはあたかも、建て替えの決まっている帝国劇場で一時代を築いた山口が、この舞台で新たに帝劇のセンターに出てきたメンバーに寄せる思いにも通じるかのようで、思いを託し、託されるという『キングダム』全体のテーマを象徴する存在になった。

こうした人気原作を持つ舞台は注目を集めやすく、集客という意味では大きな力を持つ一方で、多くの原作ファンの厳しい視線も注がれる難しさを常にはらむが、舞台『キングダム』がそんな杞憂を払拭し、舞台だからこその生身の人間が放つ熱量、壮大なエネルギーが希望を指し示す作品に仕上がったのが嬉しい。舞台を縦横無尽に駆け回ったアンサンブルメンバー全員の大活躍と共に、再演や続編を大いに期待したい舞台になっている。

【公演情報】
舞台『キングダム』
原作◇原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
脚本:藤沢文翁
演出◇山田和也
音楽◇KOHTA YAMAMOTO
出演◇三浦宏規/高野洸 小関裕太/牧島輝 川島海荷/華優希 梅澤美波(乃木坂 46)/美弥るりか 有澤樟太郎/梶 裕貴 鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズ Jr.)/神里優希 早乙女友貴 元木聖也 朴璐美/石川由依 小西遼生 山口祐一郎 ほか
●2/5~2/27◎帝国劇場
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777
〈公式サイト〉https://www.tohostage.com/kingdom/

【全国公演】
●3/12~19◎大阪・梅田芸術劇場メインホール
●4/2~27◎福岡・博多座
●5/6~11◎札幌・札幌文化芸術劇場hitaru

 

【取材・文/橘涼香】

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