愛之助、今井翼らの出演する大阪松竹座 『日本怪談歌舞伎 貞子×皿屋敷』ビジュアル公開!
大阪松竹座では「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)」として『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』を、 10月3日(月)~25日(火)まで上演する。
腰元お菊が家宝の皿を割り、手討ちにされ井戸に投げ捨てられることに端を発する「皿屋敷伝説」は、日本の怪談のなかでも代表的なものの一つ。歌舞伎のなかでも“皿屋敷もの”として諸作品の題材として取り上げられるこの伝説が、平成3(1991)年に小説が刊行され一世を風靡し、今や誰もが知る存在となった“Jホラー”の代表作「リング」の“貞子”と、井戸という共通点を通じ、500年の時を超えて繋がる。
このたび、片岡愛之助演じる浅山鉄山、今井翼演じる室戸光、中村壱太郎演じるお菊、中村莟玉演じる船瀬三平、そして貞子の扮装写真が公開された。
二つの異質な世界観が織りなす公演、日本を代表する室町時代と現代の「怪談」が初めて交錯する話題の新作歌舞伎に注目!
《みどころ》
室町時代後期。足利幕府は機能不全に陥り、有力守護大名の細川氏と山名氏が国を二分して争い、世情は乱れに乱れていた。細川家の国家老・浅山鉄山はこの機に乗じて、天下を掌握する野望を抱き、邪魔な忠臣・船瀬三平とその許嫁・お菊を井戸に沈めて殺害する。しかし、不思議な力に引き寄せられ、鉄山自身もまた、井戸に引きずり込まれてしまう。
その500年後の現代。同じ古井戸のそばで、若者たちが謎の死を遂げる。彼らに共通していたのは、古いVHSテープに映っていた同じ映像を見ていたということ。事件の一報を受け、神官の室戸光が調査に乗り出すが…。
【公演情報】
大阪松竹座 『日本怪談歌舞伎 貞子×皿屋敷』
2022年10月3日(月)~25日(火)◎大阪松竹座
午前の部 午前11時~
午後の部 午後3時30分~(3日のみ午後2時~)
【休演】13日(木)、19日(水)
G2 脚本・構成
今井豊茂 演出
「時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)」
浅山鉄山 片岡愛之助
室戸光 今井 翼
お菊 中村壱太郎
船瀬三平 中村莟玉
山名宗全 市川男女蔵
〈料金〉1等席14,000円 2等席7,000円 3階席4,000円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹 0570-000-489(10:00-17:00)
大阪松竹座 06-6214-2211
〈公式サイト〉 https://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/play/771/
【写真提供Ⓒ松竹】
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